書体

LaTeX での,書体(のバリエーション)に関する正確な呼称等を紹介します.

(項目名を「字形」から「書体」に変更しました.以下の内容はそのまま移植しただけなので,誤りを発見したら修正してください)



属性

shape

the default shape: {\upshape text}

\textup{text}    % upright (日本では「立体」とも呼ばれる)
\textit{text}    % italic (for Roman and typewriter families)
\textsl{text}    % slanted (oblique とも呼ばれる)
\textsc{text}    % small caps

series

the default series: {\mdseries text}

\textmd{text}    % medium (medium-face)
\textbf{text}    % boldface (日本では「太字」、「太(明朝/ゴシック)体」とも呼ばれる)
???              % lightface

和文ボールド体は、標準的には「太い太字(bx)」が使われる(「細い太字(b)」ではなく)。

family

the default family: {\rmfamily text}/{\mcfamily テキスト}

\textrm{text}    % Roman        (⟷  \textmc 明朝体)
\textsf{text}    % sans serif   (⟷  \textgt ゴシック体)
\texttt{text}    % typewriter

(⟷ 和文で対応すると思われる字体を挙げている)

size

encoding

デフォルト字形

- 章節名          --  boldface
- \emph{text}    --  italic shape(和文部分はゴシック体)  使用例:[強調,書誌名(bibtex)]
- \textit{text}  --  使用例:[外国語(ラテン語等),法律的事件名,船名,...]
- \mathit{x}     --  使用例:[変数名,変関数名] (the default in mathmatical expression)

参考 → 表記の哲学

工夫

デフォルトの \emph{} を再定義し欧文・和文の見映えを整合させる試み.(\usepackage[uplatex,deluxe]{otf} の使用を前提)

- \emph{和文(と欧文)の強調}
     これを sans serif/ゴシック体化する例は
     \renewcommand{\emph}[1]{\textsf{\textgt{#1}}}
- \textsf{\textgt{日本語書誌名}} (同上)
- \textit{英語書誌名}

注意点

欧文字形

和文字形

多ウェイト化を使わない場合の注意

もしも多ウェイト化 \usepackage[uplatex,deluxe]{otf} を使わない場合には,

- \textbf{テキスト}    → 純粋なボールド体にはならない
- \textgt{テキスト}    → 純粋なゴシック体にはならない

その代わりに上記は両者ともボールドゴシック体(すなわち\textbf{\textgt{テキスト}})にされてしまう.
これらの三者の区別が無視されることを問題視する人もいる.

多ウェイト化

\usepackage[uplatex,deluxe]{otf} を使った例:

関連リンク


Last-modified: 2018-03-15 (木) 00:16:45 (463d)