Atom > LaTeX
LaTeX 環境の整備 †
パッケージのインストール †
- Ctrl+Comma で Settings タブを開きます。
- 左側の Install をクリックします。
- Install Packages の Search packages と表示されている入力欄にパッケージ名を入力してパッケージをインストールします。
- 入力欄に latex を入力して latex パッケージをインストールします。
- 入力欄に language-latex を入力して language-latex パッケージをインストールします。
- 入力欄に latex-tree を入力して latex-tree パッケージをインストールします。
- 入力欄に pdf-view を入力して pdf-view パッケージをインストールします。
日本語文書向けの設定 †
日本語をサポートしているエンジン(upLaTeX エンジンまたは LuaLaTeX エンジン)を使って日本語文書を作成する設定をします。
latex パッケージを使うには Latexmk が必要です。
Latexmk がインストールされ、パスが通っている前提で進めます。
- latex パッケージの Settings をクリックします。
- Engine のリストから日本語をサポートしているエンジンを選択します。upLaTeX を使用する場合は uplatex、LuaLaTeX を使用する場合は lualatex を選択します。
- Output Format が pdf に設定されていることを確認します。設定されていない場合はリストから pdf を選択します。
- PDF Producer が dvipdfmx に設定されていることを確認します。設定されていない場合はリストから dvipdfmx を選択します。
- ファイルを保存したときに自動的にビルドしたい場合は Build on Save を true にします。デフォルトでは false になっています。
- mendex を使用する場合は AtomのLaTeXにmendexを使わせるには? を参照して設定します。
language-latex パッケージ †
LaTeX の シンタックスハイライト(色分け)とスニペットを追加します。
スニペットの使用に関して注意点があります。
itemize 環境などは
b<Enter>it<Enter>
のように b を入力して Enter キーをタイプして it を入力して Enter キーをタイプすると
\begin{\begin{itemize}
\item
\end{itemize}}
\end{\begin{itemize}
\item
\end{itemize}}
のように出力されてしまいます。
it<Enter>
のように it を入力して Enter キーをタイプすると
\begin{itemize}
\item
\end{itemize}
のように出力されます。
latex-tree パッケージ †
Ctrl+Alt+M で Document Tree の表示/非表示の切り替えができます。
ツリービューの項目をクリックすると LaTeX ファイルの該当する項目にジャンプします。
latex パッケージと pdf-view パッケージとの連携 †
pdf-view パッケージを使用することで Atom 内で PDF プレビューができます。SyncTeX にも対応しています。
設定 †
- latex パッケージの Settings をクリックします。
- Enable SyncTeX が true に設定されていることを確認します。設定されていない場合は true にします。
- Opener のリストから pdf-view を選択します。
使い方 †
Ctrl+Alt+B をタイプするとタイプセットしたあと pdf-view で PDF が表示されます。
Ctrl+Alt+S をタイプすると PDF ファイルの該当するページを表示します。
PDF の表示画面をクリックすると TeX ファイルの該当する行にジャンプします。
latex パッケージと SumatraPDF との連携 (Windows) †
Windows で LaTeX package をインストールすると SumatraPDF で forward and inverse search が実行できます。
設定 †
- latex パッケージの Settings をクリックします。
- Enable SyncTeX が true に設定されていることを確認します。設定されていない場合は true にします。
- Opener のリストから sumatra を選択して SumatraPDF Path を設定します。
使い方 †
Ctrl+Alt+B をタイプするとタイプセットしたあと SumatraPDF で forward search が実行されます。
Ctrl+Alt+S をタイプすると SumatraPDF で forward search が実行されます。
SumatraPDF の画面をダブルクリックすると Atom の該当する TeX ファイルの行にジャンプします。
Last-modified: 2023-03-21 (火) 15:03:45 (373d)