Ghostscript は PostScript/Portable Document Format (PDF) インタプリタです. PostScript/PDF ファイルを読み込んで,画面やプリンタや色々な形式のファイルに出力できます. 詳しくは次のページをご覧ください.
Ghostscript 9.27 (2019-04-04) およびそれ以前には,アクセス制限回避の脆弱性が存在しますので,Ghostscript 9.50 (2019-10-15) 以降に更新してください.
Ghostscript 9.27 (2019-04-04) およびそれ以前には,アクセス制限回避の脆弱性が存在します。
Ghostscript 9.27 (2019-04-04) は, pdfcrop がおかしくなる問題が発生します。
Ghostscript 9.24 (2018-09-03) は,@filename スキームが使用できず,ps2pdf.bat などが一切使用できないという問題があるので,インストールしない方が無難です。 また Ghostscript 9.24 から PDF を出力する際のバージョンが PDF 1.5 から PDF 1.7 に変更されています。(pdfwrite - ensure correct ICC profile version being written out)
Ghostscript 9.23 (2018-03-21) およびそれ以前の -dSAFER オプションには、脆弱性が存在します.
Ghostscript 9.21 (2017-03-16) およびそれ以前には任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します. TeX Live 2017 (win32) に収録されている Ghostscript 9.21 (tlgs.win32) はこの脆弱性が修正されています.
Ghostscript 9.15 (2014-09-22) で XeTeX 上の PSTricks で問題が発生する場合は TeX Live 2015 以降に更新してください.
また Ghostscript 9.15 (2014-09-22) で,output device から epswrite が廃止され,Ghostscript 9.14 (2014-03-26) で追加・推奨されていた eps2write に完全に置き換わりました. eps2write/epswrite の挙動の詳細は,Ghostscript/使い方 を参照してください. 以下のようなアプリケーションは,すでに対応を完了しています.
Ghostscript 9.15 (2014-09-22) では回転したテキストを含むファイルを eps2write で処理すると BoundingBox がおかしくなるバグが報告されています.
Ghostscript 9.14 (2014-03-26) ではハイパーリンクが動作しないので,最新版の TeX Live, 最新版の Ghostscript に更新してください.
Windows, macOS, Linux
Ghostscript 9.22 (2017-10-04) 以降は日本語の縦書き PostScript ファイルがうまく表示できるようです。(gs-9.22)
Microsoft Windows では GSview, PS_View, SumatraPDF, Evince, Ghostscript.NET.Viewer, macOS では Evince, Okular, gv, Linux では Evince, Okular, zathura, qpdfview, gv などの Ghostscript のフロントエンドがあります. これらはいずれも背後で Ghostscript を動かすことにより,PostScript ファイルを表示することができます.
Ghostscript/使い方 を参照.
GNU Affero General Public License (AGPL), Artifex Commercial License
現在の Ghostscript のオープンソースライセンスは GNU Affero General Public License (AGPL) です. *1