LaTeX入門 / 最初の例 / 簡単な数式 (1) / 簡単な数式 (2) / 各種パッケージの利用 / レポート / HTML と LaTeX の比較 / 複雑な数式 / 図表 / 図表の配置 / 相互参照とリンク / 文献引用 / 索引作成 / LaTeX マクロの作成 / スライドの作り方(jsarticle 編) / 応用的な使い方 / 発展編


簡単な数式の例 (2)

数式を含むファイルの作成と LaTeX 処理

次の数式を作ってみましょう。

ex3.jpg

それには次のように書きます。

\documentclass{jsarticle}
\begin{document}

\[
  \frac{\pi}{2} =
  \left( \int_{0}^{\infty} \frac{\sin x}{\sqrt{x}} dx \right)^2 =
  \sum_{k=0}^{\infty} \frac{(2k)!}{2^{2k}(k!)^2} \frac{1}{2k+1} =
  \prod_{k=1}^{\infty} \frac{4k^2}{4k^2 - 1}
\]

\end{document}

ファイルに ex3.tex という名前をつけて保存します。 タイプセットしてできた ex3.pdf という PDF ファイルを開いてみてください。

LaTeX ソースの解説

分数 (\frac{num}{den})

\frac{分子}{分母} は分数です。

円周率 (\pi)

\pi は π です。

括弧 (\left(, \right))

\left( …… \right) は中身に応じて大きさが変わる括弧です。

積分記号 (\int, \int_{min}^{max})

\int は積分記号 ∫ です。 \int_{下限}^{上限} のようにして定積分にできます。

無限大 (\infty)

\infty は ∞ です。

三角関数 (\sin, \cos, \tan)

\sin は sin と出力します。 単に数式中で sin x と書くと 𝑠𝑖𝑛𝑥 のように全部が数式用イタリック体(傾いた文字)になってしまいます。 数式中では,変数はイタリック体にしますが,sin のような演算子はイタリック体にしません。 \sin x と書けば sin 𝑥 のようになります。 同様に \cos , \tan などが使えます。

対数 (\log)

\log は log と出力します。

平方根・立方根 (\sqrt)

\sqrt{x} は 17a6d2e4b2a8b13d32c936f85dac6121.png と出力します。 \sqrt[3]{x} と書けば立方根 (3乗根) d466b33802795a4c6e1d9cb930903866.png になります。

総和・総乗 (\sum, \prod)

\sum , \prod はそれぞれ和の記号 ∑ と積の記号 ∏ です。 \sum_{下限}^{上限} のように上限・下限が書き込めます。


Last-modified: 2019-05-04 (土) 14:56:57 (52d)