LaTeX入門 / 最初の例 / 簡単な数式 (1) / 簡単な数式 (2) / 各種パッケージの利用 / レポート / HTML と LaTeX の比較 / 複雑な数式 / 図表 / 図表の配置 / 相互参照とリンク / 文献引用 / 索引作成 / LaTeX マクロの作成 / スライドの作り方(jsarticle 編) / 応用的な使い方 / 発展編


複雑な数式

ここでは,より高度な数式を入力する方法を説明します。

より高度な数式:AMS-LaTeX パッケージ

複雑な数式は,AMS(American Mathematical Society,米国数学会)の AMS-LaTeX パッケージを使うのが便利です。 AMS-LaTeX を使うには,次のように書きます。

\documentclass{jsarticle}
\usepackage{amsmath,amssymb}
\begin{document}
  ……本文……
\end{document}

たとえば行列を書いてみます。

pmatrix.jpg
\documentclass{jsarticle}
\usepackage{amsmath,amssymb}
\begin{document}
\begin{equation*}
  A = \begin{pmatrix}
        a_{11} & \ldots & a_{1n} \\
        \vdots & \ddots & \vdots \\
        a_{m1} & \ldots & a_{mn}
      \end{pmatrix}
\end{equation*}
\end{document}

pmatrix は parenthesized matrix(丸かっこ付き行列の意味です)。

\ldots , \vdots , \ddots はそれぞれ lower(下),vertical(垂直),diagonal(対角線)に沿った点線です。

フォントを Times 系に変更:newtx パッケージ

LaTeX では,欧文や数式中の文字として標準では Computer Modern という Knuth 氏オリジナルのフォントが使われます。 また,上のように amssymb パッケージを読み込んだ場合には米国数学会の数式用フォント AMSFonts が使われます。 Times フォントに基づいた newtx フォント(新しい TX フォント)を使うには次のようにします。

\documentclass{jsarticle}
\usepackage{amsmath,newtxmath}
\begin{document}
  ……本文……
\end{document}

数式記号の一覧

複雑な数式記号の一覧を表にしたものを PDF 形式でリンクしておきます。

もっと実例が豊富な解説をリンクしておきます(ただし英語)。

また,数式中でよく用いられるギリシャ文字・ドイツ文字・花文字・筆記体の出力法が以下にまとめられています。


Last-modified: 2015-11-06 (金) 21:18:07 (1414d)