LyX > 設定
日本語の文書を作成する場合は babel を off にします.
[ツール(T)] > [設定(P)...] > [言語設定] > [言語]
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LyX: 設定 [ ? ][ 🗙 ]
操作画面用言語(I): [日本語 ▼]*1
言語パッケージ(P): [任意設定 ▼]*2 *3 ← 言語パッケージを任意設定に変更し \usepackage{babel} を削除します.
開始コマンド(T): *4 ← 開始コマンドの \selectlanguage{$$lang} を削除します.
終了コマンド(N): *5
小数点記号の既定値(S): .
長さ単位の既定値(U): [cm ▼]
☐言語を大域的に設定(G)*6 ← 言語を大域的に設定のチェックをはずします.
☑自動開始(B)*7
☑自動終了(E)*8
☐外国語をマークする(F)*9 ← 外国語をマークするのチェックをはずします.
右から左書きの言語をサポート
☑右横書きサポートを有効化(R)*10
カーソルの動き: 🔘 論理的(L) ◯ 視覚的(V)
[適用(A)] > [保存(S)] をクリックして設定を反映させます.
babel を使用して文書を作成する場合は babel を on にします.
babel のオプションを設定する場合は以下の方法があります.
を参照.
LyX で自作文書クラスなどを使用したい場合は [ヘルプ(H)] > [カスタマイズ篇(C)] の 『第5章 文書クラスを新規に導入する』 を参照してください.
jlreq を使用する場合はレイアウトファイルを作成して追加します.
レイアウトファイルは layouts フォルダーに存在する bxjsarticle.layout などを参考にして作成すれば OK です.
Format 番号は LyX のバージョンによって異なります.
使用している LyX のバージョンの Format 番号を確認して編集してください.
jlreq.layout ファイルを新規作成して以下の内容を編集します.
#% Do not delete the line below; configure depends on this # \DeclareLaTeXClass{Requirements for Japanese Text Layout (jlreq)} # \DeclareCategory{Articles} # Requirements for Japanese Text Layout textclass definition file. # This style provides japanese features Format 66 Provides japanese 1 # Input general definitions Input article.layout
Windows の場合はレイアウトファイルを
フォルダーにコピーします.
macOS の場合はレイアウトファイルを
フォルダにコピーします.
Linux の場合はレイアウトファイルを
ディレクトリにコピーします.
[ツール(T)] > [環境構成(R)] をクリックして LyX を再起動します. [文書(D)] > [設定(S)...] > [文書クラス] に
が追加されていることを確認します.
日本語の文書を作成する場合は babel を off にします.
[文書(D)] > [設定(S)...] > [言語]
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文書クラス
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ローカルのレイアウト
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PDF特性
数式オプション
フロートの配置
プログラムリスト
ブリット
派生枝
形式
LaTeXプリアンブル
日本語の文書を作成する場合は,言語を日本語に設定します. LaTeX (pLaTeX) で書き出しするときに UTF-8 で出力したい場合は文字コードは 日本語(pLaTeX) (UTF8) を選択します. 言語に日本語を選択して文字コードに言語既定値を選択した場合は文字コードは JIS (ISO-2022-JP) になります. 出力した文書が文字化けしてしまう場合は uplatex, upbibtex, upmendex で処理する文字コードと出力文字コードが一致しているかどうか確認してください.
LaTeX (pLaTeX) で書き出しすると指定した文字コードで出力されます. lyx ファイル自体は常に UTF-8 で保存されます.
LyX: 文書の設定 [ ? ][ 🗙 ]
言語(L): [日本語 ▼] ← 言語を日本語に設定します
引用様式(Q): [「外側」および『内側』(言語既定値) ▼]
☐動的引用符を使用する(Y)*11
文字コード
◯言語既定値(G)
🔘その他(R): [日本語(pLaTeX) (UTF8) ▼]
言語パッケージ(C): [任意設定 ▼]*12 *13 ← 言語パッケージを任意設定に変更し,なにも入力しません.
[適用(A)] をクリックします.
babel を使用して文書を作成する場合は babel を on にします.
LyX: 文書の設定 [ ? ][ 🗙 ]
言語(L): [日本語 ▼] ← 言語を日本語に設定します
引用様式(Q): [「外側」および『内側』(言語既定値) ▼]
☐動的引用符を使用する(Y)
文字コード
◯言語既定値(G)
🔘その他(R): [日本語(pLaTeX) (UTF8) ▼]
言語パッケージ(C): [任意設定 ▼] \usepackage[ngerman,english,japanese]{babel} ← 言語パッケージを任意設定に変更し,使用する言語オプションを指定します.
[適用(A)] をクリックします.
LuaLaTeX で文書を作成する場合は文字コードを ユニコード(XeTeX) (utf8) に設定します.
LyX: 文書の設定 [ ? ][ 🗙 ]
言語(L): [日本語 ▼]
引用様式(Q): [「外側」および『内側』(言語既定値) ▼]
☐動的引用符を使用する(Y)
文字コード
◯言語既定値(G)
🔘その他(R): [ユニコード(XeTeX) (utf8) ▼]
言語パッケージ(C): [任意設定 ▼]
[適用(A)] をクリックします.
[文書(D)] > [設定(S)...] > [フォント]
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文書で使用するフォントを設定します. 11pt で文書を作成する場合は基本寸法を 11 に変更します. 10pt, 11pt, 12pt 以外の大きさの基本寸法を使用する場合は文書クラスのクラスオプションで指定します. 設定を反映させるために [適用(A)] をクリックします. LuaLaTeX を使用して日本語文書を作成する場合は LuaTeX-ja を使用して LaTeXプリアンブルに日本語文書に使用するフォントの設定を記述してください.
LyX: 文書の設定 [ ? ][ 🗙 ]
☐ 非TeXフォントを使用(XeTeX/LuaTeX経由)(U)*14
既定のフォント族(D): [既定値 ▼]*15 基本寸法(B):[11 ▼]
LaTeXフォントエンコーディング: [既定値 ▼] *16
ローマン体(R): [既定値 ▼]*17
サンセリフ体(S): [既定値 ▼]*18 縮尺(C) (%): 100 [⇕]
タイプライタ体(T): [既定値 ▼]*19 縮尺(A) (%): 100 [⇕]
数式(M): [自動 ▼]*20
CJK: *21
☐ 真のスモールキャップ体を使う(M)*22
☐ オールドスタイル数字を使う(O)*23
☐ マイクロタイポグラフィ拡張を有効にする(O)*24
☐ Disallow line breaks after dashes*25
[文書(D)] > [設定(S)...] > [形式]
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文字コードが 日本語(pLaTeX) の場合は既定値は PDF (dvipdfm) です. 日本語の文書を作成する場合に,dvipdfmx を使用して PDF ファイルで表示を確認したい場合は,既定出力形式を PDF (dvipdfm) に変更して [適用(A)] をクリックします.
LyX: 文書の設定 [ ? ][ 🗙 ]
出力形式
既定出力形式(F): [PDF (dvipdfm) ▼]*26
文字コードが ユニコード(XeTeX) (utf8) の場合は既定値は PDF (pdflatex) です. LuaLaTeX を使用したい場合は,既定出力形式を PDF (LuaTeX) に変更して [適用(A)] をクリックします.
LyX: 文書の設定 [ ? ][ 🗙 ]
出力形式
既定出力形式(F): [PDF (LuaTeX) ▼]
[文書(D)] > [設定(S)...] > [文書クラス]
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文書クラスで Japanese Article (BXJS Class) または Requirements for Japanese Text Layout (jlreq) を選択し,クラスオプションを設定します. upLaTeX + dvipdfmx で Japanese Article (BXJS Class) を使用する場合は,グラフィックドライバに既定値を指定します. upLaTeX + dvipdfmx で Requirements for Japanese Text Layout (jlreq) を使用する場合は,クラスオプションに dvipdfmx を設定してグラフィックドライバに既定値を指定します. 設定を反映させるために [適用(A)] をクリックします.
■ Japanese Article (BXJS Class) の場合
LyX: 文書の設定 [ ? ][ 🗙 ]
文書クラス(C)
[Japanese Article (BXJS Class) ▼]
クラスオプション
☑事前定義(P): autodetect-engine, dvi=dvipdfmx, ja=standard
任意設定(T): 11pt
グラフィックドライバ(G): [既定値 ▼]
■ Requirements for Japanese Text Layout (jlreq) の場合
LyX: 文書の設定 [ ? ][ 🗙 ]
文書クラス(C)
[Requirements for Japanese Text Layout (jlreq) ▼]
クラスオプション
☑事前定義(P): [事前定義されたオプションがありません]
任意設定(T): dvipdfmx,11pt
グラフィックドライバ(G): [既定値 ▼]
文書クラスで Japanese Article (BXJS Class) または Requirements for Japanese Text Layout (jlreq) を選択し,クラスオプションを設定します. LuaLaTeX で Japanese Article (BXJS Class) を使用する場合は,グラフィックドライバに既定値を指定します. LuaLaTeX で Requirements for Japanese Text Layout (jlreq) を使用する場合は,グラフィックドライバに既定値を指定します. 設定を反映させるために [適用(A)] をクリックします.
■ Japanese Article (BXJS Class) の場合
LyX: 文書の設定 [ ? ][ 🗙 ]
文書クラス(C)
[Japanese Article (BXJS Class) ▼]
クラスオプション
☑事前定義(P): autodetect-engine, dvi=dvipdfmx, ja=standard
任意設定(T): 11pt
グラフィックドライバ(G): [既定値 ▼]
■ Requirements for Japanese Text Layout (jlreq) の場合
LyX: 文書の設定 [ ? ][ 🗙 ]
文書クラス(C)
[Requirements for Japanese Text Layout (jlreq) ▼]
クラスオプション
☑事前定義(P): [事前定義されたオプションがありません]
任意設定(T): 11pt
グラフィックドライバ(G): [既定値 ▼]
図や表を使用する場合は
[文書(D)] > [設定(S)...] > [フロートの配置] で設定可能です.
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フロートの配置
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形式
LaTeXプリアンブル
☐ 既定の配置を使用する(D) ← チェックをはずす
配置の詳細オプション
☐ ページ上部(T)
☐ ページ下部(B)
☐ フロートを独立したページに(P)
☐ 可能ならば現在位置に(H)
☑ 何としても現在位置に置く(F)
☐ LaTeXの規則を無視する(I)
プリアンブルを編集したい場合は
[文書(D)] > [設定(S)...] > [LaTeXプリアンブル] で編集可能です.
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フロートの配置
プログラムリスト
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upLaTeX + dvipdfmx あるいは LuaLaTeX で文書のプロパティのタイトル・作成者・サブタイトル・キーワードを作成したい場合は LaTeXプリアンブルで
LyX: 文書の設定 [ ? ][ 🗙 ]
\usepackage{ifpdf} \usepackage{ifluatex} \usepackage{ifxetex} \ifpdf \ifluatex \usepackage[pdfencoding=auto]{hyperref} \else \usepackage[whole,autotilde]{bxcjkjatype} \usepackage[unicode]{hyperref} \fi \else \ifxetex \usepackage{hyperref} \usepackage{zxjatype} \setjamainfont{ipaexm.ttf} \setjasansfont{ipaexg.ttf} \setjamonofont{ipaexg.ttf} \else \usepackage[dvipdfmx]{hyperref} \usepackage{pxjahyper} \fi \fi \hypersetup{% bookmarksnumbered=true,% colorlinks=true,% setpagesize=false,% pdftitle={WYSIWYMのLyXで},% pdfauthor={たのしい},% pdfsubject={LaTeXが},% pdfkeywords={ポポポポ~ン}}
のように編集すれば OK です.
LaTeXプリアンブルで hyperref パッケージを読み込んでいる場合
[挿入(I)] > [TeXコード] で
\def\LyX{\texorpdfstring{L\kern-.1667em\lower.25em\hbox{Y}\kern-.125emX\@}{LyX}} \section{\LyX{}するたびファイルがふえるね}
のように入力して [文書(D)] > [[PDF (dvipdfm)] を表示(V)] をすると自動的にしおりを作成してくれます.