OTF パッケージ

OTF パッケージは,齋藤修三郎さんによる,Adobe-Japan1-6 相当のフォントあたり最大23,058文字の和文 OpenType フォントを upLaTeX, pLaTeX で使うためのパッケージです。 ここでは OTF パッケージを Microsoft Windows と macOS で使う方法を説明します。

OTF パッケージでも文字が足りない場合は,TeX と外字を参照してください。



特徴

インストール

TeX Live や W32TeX(フルインストール)とともにインストールされるので,特に追加でインストールする必要はありません。

CMap

Adobe 提供の CMap ファイルが2009年9月、オープンソースになりました。 adobe-type-tools/cmap-resources · GitHub から "Clone or download" > "Download ZIP" をクリックすると、 Adobe-Identity-0, Adobe-Japan1-6, Adobe-GB1-5, Adobe-CNS1-7, Adobe-Korea1-2 が含まれている cmap-resources-master.zip を取得できます。

upLaTeX, pLaTeX 以外でも OTF のコマンドを使いたい場合

\CID や \UTF を使いたい場合は,次のパッケージを使います。

使い方

フォントを埋め込まず使用する

まず OpenType フォントを持っていなくても試せる方法です。 Ryimun-Light と GothicBBB-Meduim は埋め込まれていないフォントを表します。 Adobe Acrobat Reader DC は埋め込まれていない Ryumin-Light と GothicBBB-Medium を適切なフォントに代替して表示・印刷します。 Adobe Acrobat Reader DC で使えるアジア・拡張言語フォントパック

はインストール済みとします。

これで次のものをテストしてみます。

を使います。


\documentclass{jsarticle}
\usepackage[jis2004]{otf}
\begin{document}
森\UTF{9DD7}外と内田百\UTF{9592}とが\UTF{9AD9}島屋に行くところを想像した。
\CID{7652}飾区の\CID{13706}野家
\end{document}

これを “hoge.tex” という名前で UTF-8 で保存します。 Windows PowerShell またはコマンドプロンプトやターミナルエミュレータで次のようにして処理します。

出力された PDF ファイルを表示します。

start hoge.pdf
open hoge.pdf

PDF ファイルが Adobe Acrobat Reader DC に関連付けされている場合は hoge.pdf が Adobe Acrobat Reader DC で表示されると思います。

upLaTeX でも利用可能です。その場合はプリアンブルを

\documentclass[uplatex]{jsarticle}
\usepackage[uplatex,jis2004]{otf}

としてください。

 \usepackage[uplatex,jis2004]{otf}

を記述しなかった場合は dvipdfmx で

char=0x20bb7(134071)
Tried to set a nonexistent character in a virtual font

と表示されて Adobe Acrobat Reader DC で 𠮷 (U+20BB7) の字が表示されませんでした。

LuaTeX-ja では otf パッケージ自身は使えませんが,代わりに同等の機能を提供する luatexja-otf パッケージが利用かのうです。

\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage{luatexja-otf}

とします。

upLaTeX や LuaTeX-ja で使う場合は,Unicode で直接入力ができます。 例えば upLaTeX の場合は,


\documentclass[uplatex]{jsarticle}
\usepackage[uplatex,jis2004]{otf}
\begin{document}
森鷗外と内田百閒とが髙島屋に行くところを想像した。
葛飾区の𠮷野家
\end{document}

となります。

最新の Adobe-Japan1-6 の文字を表示させて見ましょう。 OTF パッケージはベータ版を使用します。

テスト用のソースは,例えば次のものを用いてみます。


% uplatex か LuaTeX かを自動判定し正しいパッケージを読み込む。
\ifdefined\kanjiskip
  \documentclass[uplatex]{jsarticle}
  \usepackage[uplatex,jis2004]{otf}
  \kcatcode`゜=18
\else
  \documentclass{ltjsarticle}
  \usepackage{luatexja-otf}
  \usepackage[noembed,jis2004]{luatexja-preset}
\fi
\begin{document}
Adobe-Japan1-5で追加された文字を使った例
\begin{itemize}
  \item 「\゜か」,「\゜き」,「\゜く」,「\゜け」,「\゜こ」,
        「\゜カ」,「\゜キ」,「\゜ク」,「\゜ケ」,「\゜コ」は鼻濁音を表す。
  \item Macintosh用キーボードの\UTF{2318}(Command key)を押す。
  \item \UTF{2672}を心がけよう。
\end{itemize}
Adobe-Japan1-6で追加された文字を使った例
\begin{itemize}
  \item ほげほげ番組\CID{20556}
  \item ほげほげフェスティバル\CID{20656}
  \item \CID{20939}(Bq: becquerel)は放射能の強さを表す単位である。
  \item フラーレン(fullerene) C$_{60}$は
        サッカーボール状(\CID{20957})の構造をしている。
  \item \UTF{9B87}とは岩魚(イワナ)のことであり,嘉魚とも書く。
\end{itemize}
\end{document}

最初の3項目に Adobe-Japan1-5 で追加された文字を,次の5項目に Adobe-Japan1-6 で追加された文字を使っています。 コマンド処理は上と同様です。

uplatex で処理する場合に \kcatcode`゜=18 を追加しています。 これを追加しない場合は uplatex でエラーが発生します。 upTeX での kcatcode の既定値が pTeX から変更されているようです。

を参考にしてください。

upLaTeX を使用すると丸附き数字(e.g. ① [U+2460])なども使用できます。

フォントを埋め込むには

上の方法で作った PDF ファイルは,和文フォントが埋め込まれていないので軽いのですが,PDF の仕様に違反しており,どんな環境でも文字化けせず読めるというわけではありません。 実際,上のファイルを upLaTeX (ptex2pdf) で処理して,SumatraPDF と Windows 版の TeXworks の公式ビルドと Windows 版の TeXstudio の公式ビルドで開いた場合に 𠮷 (U+20BB7) の字が表示されませんでした。

どのような環境でも読めるようにするには,フォントを埋め込まなければなりません。 そのためには OpenType フォントが必要です。

Microsoft Windows の場合

$TEXMF/fonts/opentype/Adobe/ に Adobe Acrobat Reader DC/Acrobat DC の KozMinPr6N-Regular.otf ・ KozGoPr6N-Medium.otf のシンボリックリンクを作成して必要があれば mktexlsr を実行します。 シンボリックリンクは管理者権限で「Windows PowerShell 」を開き,New-Item コマンドレットを実行あるいは管理者権限で「コマンド プロンプト」を開き, mklink を実行すれば作成できます。 C:/Windows/Fonts/ にある KozMinPr6N-Regular.otf 等の otf ファイルを $TEXMF/fonts/opentype/Adobe/ に直接コピーすることはライセンス上できません。

Windows PowerShell またはコマンド プロンプトで次のようにして処理します。

これで明朝体については「小塚明朝 Pr6N R」が,ゴシック体については「小塚ゴシック Pr6N M」がそれぞれ埋め込まれるので,Adobe-Japan1-6 の範囲なら誰でも読めるようになります。

なお,Adobe に問い合わせたところ,アジア・拡張言語フォントパック内の OpenType フォントの用途として,Adobe Acrobat Reader DC/Acrobat DC でのプレビュー・印刷用途を想定しているようです。 上のような dvipdfmx, lualatex, luajitlatex を利用したフォントの埋め込みはライセンス違反となりますのでご注意下さい。 TeXWiki:フォント にある Adobe-Japan1-6 に完全対応した和文フォント(有償)を購入している場合には問題ありません。

macOS の場合

$TEXMFLOCAL/fonts/opentype// ディレクトリ以下に Adobe Acrobat Reader DC の KozMinPr6N-Regular.otf ・ KozGoPr6N-Medium.otf のあるディレクトリをシンボリックリンクして mktexlsr を実行します。

次のようにして処理します。

これで明朝体については「小塚明朝 Pr6N R」が,ゴシック体については「小塚ゴシック Pr6N M」がそれぞれ埋め込まれるので Adobe-Japan1-6 の範囲なら誰でも読めるようになります。

Adobe-Japan1-6 とは

2004年6月に出た,現時点で最新の Adobe-Japan1-6 は, JIS C 6226:1978,JIS X 0213:2000,JIS X 0212:1990の規格表示体,JIS X 0213:2004 の印刷標準字体や U-PRESS 用の文字を含む 23,058 グリフの文字セットです。

小塚書体

KozMinPr6N-Regular.otf と KozGoPr6N-Medium.otf が Adobe-Japan1-6 に準拠しています。 KozMinPr6N-Regular.otf と KozGoPr6N-Medium.otf は Adobe Acrobat Reader DC 日本語版または Adobe Acrobat Reader DC に用いるアジア・拡張言語フォントパックに含まれているので Adobe Acrobat Reader DC を使用すれば豊富なフォントを利用できます。 アジア・拡張言語フォントパックには

が付属しています。

CID 番号参照用のサンプルへのリンク

游書体

Windows 10, macOS に付属している游書体フォントは Adobe-Japan1-6 に準拠しています。

ヒラギノと macOS

ヒラギノを買ったら MacBook Air がオマケに附いてきました(ウソ)。

TeX Live をインストールして

sudo kanji-config-updmap-sys -jis2004 hiragino-elcapitan-pron

を実行しました。 これで2万グリフのヒラギノが使えるようになりました。めでたしめでたし。

ヒラギノ出力例

\usepackage[uplatex,jis2004,expert]{otf} とすると, ご覧のように,縦書きと横書きで一部の字形が変わります(拙著旧版 『[改訂版]LaTeX2e 美文書作成入門』も ヒラギノですが変わらなかったのは OpenType 版ヒラギノではなかったから)。 ちなみに無指定の OTF パッケージでは \bfseries で同じウェイトのゴシックになるだけですので,上の図の例では “bold” オプションも加えて太いゴシックにしてあります。

新しいフォントメトリック

OTF パッケージを(“noreplace” オプション以外で)使うと,\UTF{...} や \CID{...} で指定した文字以外についても,新しい和文用メトリックが使われます。 これは JIS フォントメトリックとほぼ同じですが,JIS フォントメトリックが今までの min10 などのしがらみを引きずって「高さ + 深さ < 幅」であったのに対し,OTF パッケージの新 JIS メトリックは正方形(高さ + 深さ = 幅)です。 従って,1 zw = 1 zh です(公称 10 pt のフォントで 1 zw = 1 zh = 9.62216 pt)。 また,一般的な PostScript の和文フォントにならって「高さ : 深さ = 88 : 12」です。

さらに,「?」と「!」(JIS の用語では「区切り約物」)の後に, 横書きの場合も 0.5 zw のグルー(スペース)が入るようになりました (縦書きでは tmin10 などと同様 1 zw が入ります)。 このグルーを禁止するには

あっ!\inhibitglue と驚く

または

あっ!\<と驚く

と書かなければなりません。

OTF パッケージ用の map ファイル

TeX Live と W32TeX には OTF パッケージで使用する map ファイルが最初から用意されています。

TeX Live の場合

TeX Live には,(e-)(u)pTeX エンジン用の map ファイルが準備されています。 (→ updmap and kanji - TeX Live - TeX Users Group を参照。) 埋め込み制御は

$ sudo updmap-sys --setoption jaEmbed noEmbed  (埋め込まない)
$ sudo updmap-sys --setoption jaEmbed hiragino (ヒラギノ書体を埋め込む)
$ sudo updmap-sys --setoption jaEmbed ipaex    (IPAexフォントを埋め込む)
$ sudo updmap-sys --setoption jaEmbed ipa      (IPAフォントを埋め込む)
$ sudo updmap-sys --setoption jaEmbed ms       (MSフォントを埋め込む)
$ sudo updmap-sys --setoption jaEmbed yu-win10 (游書体を埋め込む)
$ sudo updmap-sys --setoption jaEmbed yu-osx   (游書体を埋め込む)
$ sudo updmap-sys --setoption jaEmbed kozuka   (小塚書体を埋め込む)
$ sudo updmap-sys --setoption jaEmbed morisawa (モリサワフォントを埋め込む)

などを実行すれば dvipdfmx/dvips/xdvi の設定がすべて切り替わります。 kanji-config-updmap を使用すれば PDF へのフォント埋め込みの指定、および埋め込み状況の確認ができます。

$ sudo kanji-config-updmap-sys <fontname>  (otf-<fontname>.map にしたがってフォントを埋め込む)
$ sudo kanji-config-updmap-sys auto        (自動的に <fontname> のいずれかを埋め込む)
$ sudo kanji-config-updmap-sys nofont      (PDF にフォントを埋め込まない)
$ sudo kanji-config-updmap-sys status      (現在の埋め込み設定を確認する)

自動的に埋め込み設定されるフォント <fontname> は次のものです。

hiragino-elcapitan, hiragino-elcapitan-pron, morisawa, morisawa-pr6n, kozuka, kozuka-pr6, kozuka-pr6n, ipaex, ipa, ms, yu-win10, yu-osx
(いずれもないときは nofont になります)

dvipdfmx の設定を一時的に変更したいだけなら,コマンドラインから

dvipdfmx -f uptex-hiragino-elcapitan-pron-04.map -f otf-up-hiragino-elcapitan-pron.map hoge.dvi

などとオプション “-f” で直接指定する方法もあります。

W32TeX の場合

W32TeX には,(e-)(u)pTeX エンジン用の map ファイルが準備されています。 埋め込み制御はすべて dvipdfmx の -f オプションを使います。 (→ OTF利用の際のフォント埋め込みの切り替えなど を参照。)

dvipdfmx dviname (デフォルト,otf は Hiragino ProN、一般漢字は ipaex)
dvipdfmx -f hiragino.map dviname (Hiragino)
dvipdfmx -f hiraginopron.map dviname (Hiragino ProN)
dvipdfmx -f hiraginopron04.map dviname (Hiragino ProN, JIS2004字形)
dvipdfmx -f ipa.map dviname (ipa)
dvipdfmx -f ipaex.map dviname (ipaex)
dvipdfmx -f kozuka.map dviname (小塚 Pro)
dvipdfmx -f kozukapr6n.map dviname (小塚 Pr6N)
dvipdfmx -f kozukapr6n04.map dviname (小塚 Pr6N, JIS2004字形)
dvipdfmx -f morisawa.map dviname (Morisawa)
dvipdfmx -f morisawapr6n.map dviname (Morisawa Pr6N)
dvipdfmx -f morisawapr6n04.map dviname (Morisawa Pr6N, JIS2004字形)
dvipdfmx -f msmingoth.map dviname (msmincho and msgothic)
dvipdfmx -f yu-win10.map dviname (游明朝・游ゴシック)
dvipdfmx -f noembed.map dviname (埋め込まない)
dvipdfmx -f noembed04.map dviname (埋め込まない, JIS2004字形)

dvips の場合は

dvips -Pdl dviname (デフォルト,otf は Hiragino ProN)
dvips -Pdl -u+hiragino-ps.map dviname (Hiragino)
dvips -Pdl -u+hiraginopron-ps.map dviname (Hiragino ProN)
dvips -Pdl -u+hiraginopron04-ps.map dviname (Hiragino ProN, JIS2004字形)
dvips -Pdl -u+kozuka-ps.map dviname (小塚 Pro)
dvips -Pdl -u+kozukapr6n-ps.map dviname (小塚 Pr6N)
dvips -Pdl -u+kozukapr6n04-ps.map dviname (小塚 Pr6N, JIS2004字形)
dvips -Pdl -u+morisawa-ps.map dviname (Morisawa)
dvips -Pdl -u+morisawapr6n-ps.map dviname (Morisawa Pr6N)
dvips -Pdl -u+morisawapr6n04-ps.map dviname (Morisawa Pr6N, JIS2004字形)
dvips -Pdl -u+standard-ps.map dviname (Ryumin-Light, GothicBBB-Medium のみ)
dvips -Pdl -u+standard04-ps.map dviname (Ryumin-Light, GothicBBB-Medium のみ, JIS2004字形)

結果の PS は Ghostscript で処理できます。

ps2otfps old.ps new.ps

によって、new.ps を作成し、この new.ps を Ghostscript で処理します。 あるいは,最新の ps2otfps はフィルタにもなるので (オプション -f)

dvips -f -Pdl ... dviname | ps2otfps -f >psname

を使うほうが便利でしょう。

For dvipdfmx

フォントを埋め込まない場合

ptex2pdf -u -l -od "-f uptex-noEmbed-04.map -f otf-up-noEmbed.map" hoge.tex
ptex2pdf -u -l -od "-f noembed04.map" hoge.tex

IPAexフォントを使う場合

ptex2pdf -u -l -od "-f uptex-ipaex.map -f otf-up-ipaex.map" hoge.tex
ptex2pdf -u -l -od "-f ipaex.map" hoge.tex

游書体フォントを使う場合

ptex2pdf -u -l -od "-f yu-win10.map" hoge.tex

MSフォントを使う場合

ptex2pdf -u -l -od "-f uptex-ms.map -f otf-up-ms.map" hoge.tex
ptex2pdf -u -l -od "-f msmingoth.map" hoge.tex

なお,Microsoft Windows に 付属している日本語フォントのウェイトに関する分類は次のようになっています。

weightserifsans serif
明朝体角ゴシック体丸ゴシック体
Ultra boldHG創英角ゴシックUB
(hgrsgu.ttc)
HeavyHG創英角ポップ体
(hgrpp1.ttc)
Extra boldHG創英プレゼンスEB
(hgrpre.ttc)
HGゴシックE
(hgrge.ttc)
HG明朝E
(hgrme.ttc)
BoldHG明朝B
(hgrmb.ttc)
HG ゴシックB Sun
(HG-GothicB-Sun.ttc)
MS ゴシック
(msgothic.ttc)
Semi bold
MediumHGゴシックM
(hgrgm.ttc)
HG丸ゴシックM-PRO
(hgrsmp.ttf)
Regular
Semi light
LightHG 明朝L Sun
(HG-MinchoL-Sun.ttc)
MS 明朝
(msmincho.ttc)
Extra light
Ultra light

ここで「MS 明朝」 「MS ゴシック」は それぞれ RYOBI IMAGIX の 「本明朝-L」 「ゴシック-B」の 字母を基に RICOH が作成したものなので, 「MS 明朝」「MS ゴシック」を それぞれ “Light”,“Bold” のウェイトに分類しています。

ヒラギノ書体を使う場合

ptex2pdf -u -l -od "-f uptex-hiragino-elcapitan-pron-04.map -f otf-up-hiragino-elcapitan-pron.map" hoge.tex
ptex2pdf -u -l -od "-f hiraginopron04.map" hoge.tex

Adobe のフォント小塚書体など)を使う場合

ptex2pdf -u -l -od "-f uptex-kozuka-pr6n-04.map -f otf-up-kozuka-pr6n.map" hoge.tex
ptex2pdf -u -l -od "-f kozukapr6n04.map" hoge.tex

Microsoft Windows から利用する場合は $TEXMF/fonts/opentype/adobe/ に KozMinPr6N-Regular.otf 等のシンボリックリンク(管理者権限で「Windows PowerShell 」を開き,New-Item コマンドレットを実行あるいは管理者権限で「コマンド プロンプト」を開き, mklink を実行します。)を作成します(C:/Windows/Fonts/ にある KozMinPr6N-Regular.otf 等の otf ファイルを $TEXMF/fonts/opentype/Adobe/ に直接コピーすることはライセンス上できません)。

モリサワフォントを使う場合

ptex2pdf -u -l -od "-f uptex-morisawa-pr6n-04.map -f otf-up-morisawa-pr6n.map" hoge.tex
ptex2pdf -u -l -od "-f morisawapr6n04.map" hoge.tex

Microsoft Windows から利用する場合は $TEXMF/fonts/opentype/morisawa/ に C:/Windows/Fonts/ にある A-OTF-RyuminPr6N-Light.otf 等のシンボリックリンク(管理者権限で「Windows PowerShell 」を開き,New-Item コマンドレットを実行あるいは管理者権限で「コマンド プロンプト」を開き, mklink を実行します。)を作成します(C:/Windows/Fonts/ にある A-OTF-RyuminPr6N-Light.otf 等の otf ファイルを $TEXMF/fonts/opentype/morisawa/ に直接コピーすることはライセンス上はおろか,プロテクトがかかっているため技術的にもできません)。

For dvips

$TEXMF/dvips/config/config.ps に OTF パッケージ用の map ファイル (例えば $TEXMFLOCAL/fonts/map/dvips/local/psfonts-local.map)のファイル名を

p  +psfonts-local.map

のように追記した上で, 次のような OTF パッケージ用の map ファイル (ここでは $TEXMFLOCAL/fonts/map/dvips/local/psfonts-local.map)を $TEXMFLOCAL/fonts/map/dvips// 以下に作成します。


rml                  Ryumin-Light-H
rmlv                 Ryumin-Light-V
gbm              GothicBBB-Medium-H
gbmv             GothicBBB-Medium-V
%%% OTF package
hminr-h              Ryumin-Light-H
hminr-v              Ryumin-Light-V
otf-ujmr-h           Ryumin-Light-UniJIS-UTF16-H
otf-ujmr-v           Ryumin-Light-UniJIS-UTF16-V
otf-cjmr-h           Ryumin-Light-Identity-H
otf-cjmr-v           Ryumin-Light-Identity-V
hgothr-h         GothicBBB-Medium-H
hgothr-v         GothicBBB-Medium-V
otf-ujgr-h       GothicBBB-Medium-UniJIS-UTF16-H
otf-ujgr-v       GothicBBB-Medium-UniJIS-UTF16-V
otf-cjgr-h       GothicBBB-Medium-Identity-H
otf-cjgr-v       GothicBBB-Medium-Identity-V
hminb-h          FutoMinA101-Bold-H
hminb-v          FutoMinA101-Bold-V
otf-ujmb-h       FutoMinA101-Bold-UniJIS-UTF16-H
otf-ujmb-v       FutoMinA101-Bold-UniJIS-UTF16-V
otf-cjmb-h       FutoMinA101-Bold-Identity-H
otf-cjmb-v       FutoMinA101-Bold-Identity-V
hgothb-h          FutoGoB101-Bold-H
hgothb-v          FutoGoB101-Bold-V
otf-ujgb-h        FutoGoB101-Bold-UniJIS-UTF16-H
otf-ujgb-v        FutoGoB101-Bold-UniJIS-UTF16-V
otf-cjgb-h        FutoGoB101-Bold-Identity-H
otf-cjgb-v        FutoGoB101-Bold-Identity-V
hmgothr-h            MidashiGo-MB31-H
hmgothr-v            MidashiGo-MB31-V
otf-ujmgr-h          MidashiGo-MB31-UniJIS-UTF16-H
otf-ujmgr-v          MidashiGo-MB31-UniJIS-UTF16-V
otf-cjmgr-h          MidashiGo-MB31-Identity-H
otf-cjmgr-v          MidashiGo-MB31-Identity-V
hminl-h            HiraMinStdN-W2-H
hminl-v            HiraMinStdN-W2-V
otf-ujml-h         HiraMinStdN-W2-UniJIS-UTF16-H
otf-ujml-v         HiraMinStdN-W2-UniJIS-UTF16-V
otf-cjml-h         HiraMinStdN-W2-Identity-H
otf-cjml-v         HiraMinStdN-W2-Identity-V
otf-ucmr-h           STSong-Light-UniGB-UTF16-H
otf-ucmr-v           STSong-Light-UniGB-UTF16-V
otf-ccmr-h           STSong-Light-Identity-H
otf-ccmr-v           STSong-Light-Identity-V
otf-ucgr-h        STHeiti-Regular-UniGB-UTF16-H
otf-ucgr-v        STHeiti-Regular-UniGB-UTF16-V
otf-ccgr-h        STHeiti-Regular-Identity-H
otf-ccgr-v        STHeiti-Regular-Identity-V
otf-utmr-h            MSung-Light-UniCNS-UTF16-H
otf-utmr-v            MSung-Light-UniCNS-UTF16-V
otf-ctmr-h            MSung-Light-Identity-H
otf-ctmr-v            MSung-Light-Identity-V
otf-utgr-h            MHei-Medium-UniCNS-UTF16-H
otf-utgr-v            MHei-Medium-UniCNS-UTF16-V
otf-ctgr-h            MHei-Medium-Identity-H
otf-ctgr-v            MHei-Medium-Identity-V
otf-ukmr-h     HYSMyeongJo-Medium-UniKS-UTF16-H
otf-ukmr-v     HYSMyeongJo-Medium-UniKS-UTF16-V
otf-ckmr-h     HYSMyeongJo-Medium-Identity-H
otf-ckmr-v     HYSMyeongJo-Medium-Identity-V
otf-ukgr-h        HYGoThic-Medium-UniKS-UTF16-H
otf-ukgr-v        HYGoThic-Medium-UniKS-UTF16-V
otf-ckgr-h        HYGoThic-Medium-Identity-H
otf-ckgr-v        HYGoThic-Medium-Identity-V
hiramin-w3-h       HiraMinProN-W3-Identity-H
hiramin-w3-v       HiraMinProN-W3-Identity-V
hiramin-w6-h       HiraMinProN-W6-Identity-H
hiramin-w6-v       HiraMinProN-W6-Identity-V
hirakaku-w3-h     HiraKakuProN-W3-Identity-H
hirakaku-w3-v     HiraKakuProN-W3-Identity-V
hirakaku-w6-h     HiraKakuProN-W6-Identity-H
hirakaku-w6-v     HiraKakuProN-W6-Identity-V
hiramaru-w4-h     HiraMaruProN-W4-Identity-H
hiramaru-w4-v     HiraMaruProN-W4-Identity-V

関連リンク

ChangeLog

japanese-otf-uptex

japanese-otf


*1 「Adobe Creative Suite 5」に同梱ではないものはAdobe-CNS1-5 対応。

Last-modified: 2017-08-17 (木) 00:40:27 (185d)