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設定

アップデートを確認

設定を行う前に TeXShop が最新版であるかどうか,メニューの「TeXShop」-「アップデートを確認...」を選択して確認してください。 アップデートが失敗する場合は TeXShop の公式サイトから最新版の TeXShop をダウンロードし,アプリケーションフォルダ内の TeXShop.app を置き換えてください。(参考:TeXShop の Update error の原因が不明)

基本的な設定(ptex2pdf の使用)

日本語の組版で一般的に使用される platex や uplatex を使用する場合は,環境設定を適切に行う必要があります。

基本的には,環境設定ウィンドウ左下の「設定プロファイル」というポップアップから選択すれば完了です。 はじめての場合は TeX Live に付属の ptex2pdf というスクリプトを設定しておけば十分でしょう。 これは設定プロファイルの「pTeX (ptex2pdf)」または「upTeX (ptex2pdf)」に該当します。 この2つの違いについては,LaTeX入門/発展編で簡単に説明しています。

以下に,「pTeX (ptex2pdf)」または「upTeX (ptex2pdf)」を選択した場合の標準的な設定の例を示します。 環境設定パネルでこのように設定していれば,TeXShop を快適に利用できると思います。

  1. [書類]で,設定プロファイルを「pTeX (ptex2pdf)」または「upTeX (ptex2pdf)」と選択します。エンコーディングは Unicode (UTF-8) にしておきましょう。
  2. [タイプセット]で,デフォルトのコマンドが「LaTeX」,デフォルトのスクリプトが「TeX + DVI」になっていることを確認します。
  3. [内部設定]は以下のように設定します:
TeX + dvipdfmx / TeX + dvips + distiller
TeX
ptex2pdf -e -ot "-synctex=1 -file-line-error"
LaTeX
ptex2pdf -l -ot "-synctex=1 -file-line-error"
BibTeX エンジン
pbibtex
TeX + dvipdfmx / TeX + dvips + distiller
TeX
ptex2pdf -u -e -ot "-synctex=1 -file-line-error"
LaTeX
ptex2pdf -u -l -ot "-synctex=1 -file-line-error"
BibTeX エンジン
upbibtex

以上の基本的な設定で,LaTeX 入門には事足ります。 デフォルトでは -file-line-error が入っていないのですが,これを加えておくとエラー時に該当する行にジャンプできて便利です。

設定のカスタマイズ

ここからは,設定方法をより詳しく説明します。

TeXShop では,

といったさまざまなプログラム(の組み合わせ)を実行できます。 これらのプログラムのうちどれを使用するのかによって,設定は異なります。

大きく分けて,以下の3つの設定方法があります。

  1. ptex2pdf(TeX Live に付属の Lua スクリプト)を使用する方法
  2. latexmk(TeX Live に付属の Perl スクリプト)を使用する方法
  3. シェルスクリプト(TeXShop に付属のシェルスクリプト)を使用する方法

latexmk を使用する

TeX + dvipdfmx / TeX + dvips + distiller
TeX
latexmk -e "$latex=q/euptex %O -synctex=1 -file-line-error %S/" -e "$bibtex=q/upbibtex %O %B/" -e "$biber=q/biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B/" -e "$makeindex=q/upmendex %O -o %D %S/" -e "$dvipdf=q/dvipdfmx %O -o %D %S/" -norc -gg -pdfdvi
LaTeX
latexmk -e "$latex=q/uplatex %O -synctex=1 -file-line-error %S/" -e "$bibtex=q/upbibtex %O %B/" -e "$biber=q/biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B/" -e "$makeindex=q/upmendex %O -o %D %S/" -e "$dvipdf=q/dvipdfmx %O -o %D %S/" -norc -gg -pdfdvi
TeX + dvipdfmx / TeX + dvips + distiller
TeX
latexmk -e "$lualatex=q/luatex %O -synctex=1 -file-line-error %S/" -e "$bibtex=q/upbibtex %O %B/" -e "$biber=q/biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B/" -e "$makeindex=q/upmendex %O -o %D %S/" -norc -gg -pdflua
LaTeX
latexmk -e "$lualatex=q/lualatex %O -synctex=1 -file-line-error %S/" -e "$bibtex=q/upbibtex %O %B/" -e "$biber=q/biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B/" -e "$makeindex=q/upmendex %O -o %D %S/" -norc -gg -pdflua

シェルスクリプトを使用する

TeXShop には「pdfeuptex/pdfuplatex」「pdfeuptex2/pdfuplatex2」「euptex2pdf-utf8/uplatex2pdf-utf8」の3組のシェルスクリプトが付属しています。 これらの具体的な内容についてはスクリプトを参照してください。 「TeX/LateX」それぞれに設定するためのシェルスクリプトを作成し,実行権限を割り当ててから「内部設定」で指定します。

TeX + dvipdfmx / TeX + dvips + distiller
TeX
~/Library/TeXShop/bin/pdfeuptex
LaTeX
~/Library/TeXShop/bin/pdfuplatex
TeX + dvipdfmx / TeX + dvips + distiller
TeX
~/Library/TeXShop/bin/pdfeuptex2
LaTeX
~/Library/TeXShop/bin/pdfuplatex2

パーソナルスクリプトについて

環境設定の[詳細]でパーソナルスクリプトを指定すると,「pdfTeX」「TeX+DVI」と切り替えてタイプセットできます。 通常使う「TeX+dvipdfmx / TeX+dvips+distiller」で指定しているスクリプトをコピーし,適切なオプションを加えて記述します。 たとえば --shell-escape を有効にしたスクリプトを準備しておけば,必要に応じて TeXShop からでも --shell-escape を用いることができます。 なお,設定プロファイルで一括設定をすると「パーソナルスクリプト」は初期化されます。

設定がうまくいかないときは

TeXShop FAQ にも情報があります。


Last-modified: 2018-10-06 (土) 02:55:00 (10d)