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使い方

タイプセット

エディタのウィンドウ左上にある緑の ボタン(TeXworks 0.6.2 以前を使用している場合は丸い緑の ボタン*1) で表示されているタイプセットのアイコンをクリック,または Ctrl+T (Mac では ⌘T (command+T)) を入力すると TeX ファイルがコンパイルされ,エラーがなければ PDF ファイルが表示されます. エラーが発生した場合は,間違っている箇所を修正してもう一度タイプセットをしてください.

ボタンの右にあるコンボボックスからタイプセットに使う エンジンの指定ができます.例えば “upLaTeX (ptex2pdf)” を選択すれば uplatex + dvipdfmx で タイプセットされます. よくある質問として “! LaTeX Error: This file needs format `pLaTeX2e' but this is `LaTeX2e'.” というエラーが出るというものがありますが, 原因はこのエンジンの指定が正しくないためです. pdflatex などしか見つからない場合は,TeXworks/設定を参照のうえ, 自分で日本語を扱えるエンジンの設定を追加する必要があります.

エラー箇所にジャンプ

エラーが発生した場合に e を入力して Enter キーを入力するとエラー箇所にジャンプします.

注意: macOS の TeXworks は現時点 (TeXworks 0.6.2) では,エラー箇所にジャンプする機能はサポートされていません.

補完

TeXworks にはコマンドの補完機能があります.一部を入力して Tab キーを押すと候補が表示されます.

bite と入力した後 Tab キーを入力すると

\begin{itemize}
\item
\end{itemize}•

と補完されます. \end{itemize}• のように "•" (placeholder) が表示され,Ctrl+Tab (Mac では ⌥Tab (option+Tab)) を入力すると "•" にジャンプします. このデフォルトの補完の仕方が気に入らない場合は TeXworks の completion フォルダーの tw-latex.txt の

bite:=\begin{itemize}#RET#\item#RET##INS##RET#\end{itemize}•

を例えば

bite:=\begin{itemize}#RET#  \item #INS##RET#\end{itemize}•

に修正します.

W32TeX では補完対象となるコマンドのリストは

$INSTALLDIR\share\texworks\twdata\completion

の中にテキストファイルで保存されています. このファイルを編集してカスタマイズすることが可能です.

も参照してください.

forward and inverse search

TeXworks は SyncTeX をサポートしています.

[ウィンドウ] > [マウスフォーカスを追従する] を ON にすると,エディタ上をクリックしたときに PDF ビューアを自動的に forward search します.

構文の色付け

[フォーマット] > [構文の色付け] > [LaTeX] を選択します.

自動インデント

[フォーマット] > [自動インデント] から

のうちのどれかを選択します.

スペルチェック

スペルが間違っていると思われる単語の下に赤い点線が表示されます. 日本語の文章を作成するときなど,この機能を無効にしたい場合は [編集] > [スペルチェック] > [なし] を選択します.

スペルチェックが働かない場合は,辞書が設定されていない可能性があります. TeXworks/設定#スペルチェックの辞書の設定を参照してください.

ルートドキュメント

例えばファイルの先頭に

% !TEX root = main.tex

を記述すると main.tex をルートドキュメントに設定してタイプセットの対象ファイルにしてくれます.

Defining a root file も参照してください.

TeX エンジンの選択

例えばファイルの先頭に

% !TEX program = LuaLaTeX

を記述すると LuaLaTeX でタイプセットしてくれます.

指定したエンコーディングで再読み込み

TeXworks のエディタの画面の一番下にあるステータスバーのエンコーディングが表示されている部分をクリックすると,エンコーディングのリストが表示されます. 一番上の 『選択した文字コードで再読み込みする』 をクリックすると,指定したエンコーディングで再読み込みを行います.

目次・PDFの情報・フォントの表示

TeXworks の PDF ビューアの [ウィンドウ] > [表示] から目次・PDFの情報・フォントを表示することができます.

TeXworks を PDF ファイルプレビューアとして使用する

TeXworks はコマンドラインで PDF ファイルを指定すると PDF ビューアが起動します.

texworks "hoge.pdf"

この機能を使うと PDF ファイルプレビューアとしても利用できます. 自動更新もしてくれます.

SyncTeX を使用して forward search をすることも可能です. 例えば,TeX ファイルの 30 行目に対応する PDF ファイルの該当するページにジャンプしたい場合は

synctex view -i "30:0:hoge.tex" -o "hoge.pdf" -x "texworks --position=%{page+1} '%{output}'"

のように実行します. --position= オプションで指定された値は,コマンドラインオプションで TeX ファイルが指定された場合は行番号,PDF ファイルが指定された場合はページ番号になるようです.


*1 新しいバージョンではタイプセットのアイコンが変更されています --> new run icon conforming with tango icon style

Last-modified: 2017-07-29 (土) 14:47:33 (326d)