WinShell は Windows 向けに開発された TeX 用の統合環境です。 しかし,WinShell には
などの問題があり,とりわけ日本語文書を作成する際に致命的な問題が発生します。 現在では UTF-8 に対応した LyX, TeXstudio, TeXworks などの統合環境を使用することが推奨されています(古い情報も参考に)。
WinShell は,多言語に対応した LaTeX と TeX のための統合環境 (IDE) です。
奥村晴彦,黒木裕介 著 『[改訂第9版]LaTeX美文書作成入門』 では,おすすめの統合環境が TeXworks になりました。
Windows
WinShell には
などの機能があります。
new3kinnnn さんが WinShell 日本語言語ファイルを公開されています。 WinShell に付属の日本語言語ファイルは,一部翻訳されていない部分があるので,気になる方はこれも合わせてダウンロードしてください。 ダウンロードしたファイルは WinShell の Translations フォルダーに置いてください。
などのオープンソースの統合環境では,「ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8 を使用」が OFF でエンコーディングが UTF-8 でも問題が発生しません。
Adobe Acrobat Reader は SumatraPDF のメニューの [☰]-[ファイル(F)]-[Adobe Reader で開く(A)] から起動できます。 Adobe Acrobat Reader でないと確認できない PDF ファイルを作成する場合は以下の記述を参照してください。
WinShell 3.3.2.6 は Adobe Acrobat Reader, Adobe Acrobat, SumatraPDF の DDE に対応しています。 *2 これらのソフトウェアを PDFView に設定すると,WinShell は PDF ファイルの表示に DDE を使用します。 ただし,Adobe Acrobat Reader で DDE を使用して PDF ファイルを表示しようとすると,レジストリの HKEY_CLASSES_ROOT\acrobat\shell\open\ddeexec\application の (既定) の値によっては
Cannot start AcrobatReader or open the document.
という警告メッセージが表示され,PDF ファイルが表示できない場合があります。
この問題は,Adobe Acrobat Reader を最新版にアップデートして上記のレジストリの (既定) の値のデータを
AcroViewA23
に修正することで解消できます。 *3
DDE を使用する場合は PDFView を以下のように設定します。
DDE を使用しない場合は PDFView を以下のように設定します。
WinShell は主なTeXプログラムの設定に使用するコマンドラインの引数のパースの仕方に問題があります。 WinShell の場合は例えば LaTeX のコマンドラインの設定で %s を2回以上使用すると WinShell がクラッシュします。 Ruby や Windows PowerShell の変数を使用して %s を一度だけ使用するように設定を記述すれば OK です。 Ruby, Windows PowerShell の他に バッチファイルを使用しても OK です。
エンコーディングが ShiftJIS の場合,対応する括弧の強調表示時に日本語が文字化けする不具合があります。 例えば
\chapter{日本語文字
と入力してから “}” を付けると,括弧が緑色に表示され,文字入力カーソルを “本” の後ろに移動させると文字化けします。
エンコーディングが ShiftJIS の場合,特定の文字を{}の中で使用し,文字入力カーソルを特定の文字の後ろに移動させると文字化けします。 「ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8 を使用」を有効にして UTF-8 を使用すれば文字化けと Runtime Error! を回避できます。 ShiftJIS を使用してなおかつ文字化けを回避したければ,対応する括弧の強調表示のチェックを外すほかありません。 「オプション」から「強調表示」を選択し,対応する括弧の強調表示(M) のチェックをはずしてください。
関連内容:TeX フォーラム内の質問「WinShellにてカーソルを合わせると消える文字について」 forum:156
LaTeX などのメッセージ出力欄においても,日本語が出力される場合文字化けします。
プロジェクトの [目次] において,\section に日本語を指定した場合に文字が表示されない不具合があります。
{}の中で使用するとエンコーディングが ShiftJIS の場合に不具合が起こる文字を以下の通りにまとめます。
2-byte 目 文字 エンコーディングが ShiftJIS の場合に不具合が起こる文字 0x7b { + ボ к 閲 顎 宮 鶏 砿 施 旬 須 捜 畜 怒 倍 府 本 養 几 嘴 學 悳 掉 桀 毬 炮 痣 窖 縵 艝 蛔 諚 轆 閔 驅 黠 垬 葈 0x7d } マ м 厭 笠 急 迎 閤 枝 殉 図 挿 筑 党 媒 扶 凡 抑 凩 嘲 孺 怡 掵 栲 毳 烋 痾 竈 繃 艟 蛩 諳 轗 閘 驀 黨 埇 蕓
1行目の文字群は 2-byte 目が 0x7b ( { ) になっており,2行目の文字群は 2-byte 目が 0x7d ( } ) となっているため,エラーが発生します。 これらの文字群を使用すると WinShell の BibTeX のフロントエンド編集での読み込みもできません。 また,プロジェクトウィンドウを利用している場合は,参考文献一覧も上記文字群が含まれている場合は正常に表示できません。
対策として,上記文字群が含まれている BibTeX 項目を,別の bib ファイルに隔離して2つの bib ファイルを使い分けると少し使い勝手が向上します。 その際,隔離した bib が _Unknown にまとめて表示されれば,WinShell が本来意図して付けた BibTeX の機能を使用できるかと思います。
【参考】
WinShell のポータブル版は WinShell.exe と同じフォルダーの Settings フォルダーに設定ファイルが作成されます。
WinShell
Choose Language
[Japanese ᐯ] ← Japanese (日本語) で [ OK ]
[ OK ]
メニューから [オプション(O)] → [全般(G)...] をクリックします。
デフォルトではバックアップファイルを作成しません。
重要な文書を作成する場合は,バックアップ(.bak)ファイル作成(C) にチェックを入れておきましょう。
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
言語 ファイル形式
WinShell: 🔘 Windows
[Japanese ᐯ] ◯ Unix
スペルチェック:
[en_US ᐯ]
☑ バックアップ(.bak)ファイル作成(C)
☐ 終了時に自動保存(S)
☑ エラー行に自動ジャンプ(J)
☑ BibTeXのエディタ表示を利用する
☑ 起動時に開いているファイルを再読込(R)
初回起動時に言語選択で Japanese を選択した場合は, デフォルトで『スクリプト』が「日本語」,『エンコーディング』が「ShiftJIS」に設定されます。
上述のように,ShiftJIS では文字化けが発生しますので,これを回避する場合は『エンコーディング』の「ShiftJIS」を「UTF-8」に変更して「ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8 を使用」を ON にします。
フォントは確認の上ご自分の用途に応じたものを選んでください。
フォント名として「@MS ゴシック」のような “@” から始まる名前のフォントを選択するとテキストエディタの和文文字が横倒しに表示されてしまいますので,そのような設定は避けましょう。
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
[文書 ᐯ] [ 既定値(D) ]
フォント: サイズ: スクリプト:
[ Meiryo UI ᐯ] [10 ᐯ] [日本語 ᐯ]
例: エンコーディング:
[UTF-8 ᐯ]
AaBbAaAa
☐ Bold Font
デフォルトでは自動スペルチェックが有効になっています。
自動スペルチェックが必要ない場合は [オプション(O)] → [自動スペルチェック(A)] をオフにします。
「ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8 を使用」が OFF でエンコーディングが UTF-8 の場合に [PDFLaTeX], [LaTeX] を実行すると Runtime Error! が発生します。
Runtime Error! を回避するには,[主なTeXプログラムの設定] のプログラムの
の exeファイル名の値を削除するほかはありません。
こうすれば,間違って LaTeX, PDFLaTeX を使用しても警告メッセージが表示されるだけになり,Runtime Error! を回避できます。
WinShell [ 🗙 ]
実行(.exe)ファイルがありません。
! オプションの指定を確認してください。
それから
の LaTeXを先に実行 と PDFLaTeXを先に実行 と DVIPSを先に実行 のチェックをはずします。
LaTeX と PDFLaTeX 以外のプログラムは Runtime Error! が発生しないので,LaTeX と PDFLaTeX のプログラムを使用しなければ,エラーにならずに使用できます。
exeファイル名の値を削除します。
コマンドラインの値は削除してもしなくてもかまいません。
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
プログラム名 LaTeX
プログラム:
LaTeX
BibTeX
DVIView
exeファイル名 ← exeファイル名の値を削除する
[ 参照(B)... ] ☑ DOS
DVI -> PS
GSView
PDFLaTeX
PDFView
コマンドライン
サフィックスも追加してください!
☐ LaTeXを先に実行
☐ PDFLaTeXを先に実行
☐ DVIPSを先に実行
実行キー: 引数:
F5 %s<.tex><.dvi><.ps><.pdf>
exeファイル名の値を削除します。
コマンドラインの値は削除してもしなくてもかまいません。
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
プログラム名 PDFLaTeX
プログラム:
LaTeX
BibTeX
DVIView
exeファイル名 ← exeファイル名の値を削除する
[ 参照(B)... ] ☑ DOS
DVI -> PS
GSView
PDFLaTeX
PDFView
コマンドライン
サフィックスも追加してください!
☐ LaTeXを先に実行
☐ PDFLaTeXを先に実行
☐ DVIPSを先に実行
実行キー: 引数:
F10 %s<.tex><.dvi><.ps><.pdf>
LaTeXを先に実行 と PDFLaTeXを先に実行 のチェックを外します。
以下の設定は Ruby を使用しているので Ruby の処理系が必要です。
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
プログラム名 BibTeX
プログラム:
LaTeX
BibTeX
DVIView
exeファイル名 rundll32.exe
[ 参照(B)... ] ☑ DOS
DVI -> PS
GSView
PDFLaTeX
PDFView
コマンドライン shell32,ShellExec_RunDLL cmd /c ruby -e "cmd='latexmk -e '+0x22.chr+'$latex=q/uplatex '+0x25.chr+'O'+' -kanji=utf8 -no-guess-input-enc -synctex=1 '+0x25.chr+'S'+'/'+0x22.chr+' -e '+0x22.chr+'$bibtex=q/bibtexu '+0x25.chr+'O'+' '+0x25.chr+'B'+'/'+0x22.chr+' -e '+0x22.chr+'$biber=q/biber '+0x25.chr+'O'+' --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars '+0x25.chr+'B'+'/'+0x22.chr+' -e '+0x22.chr+'$makeindex=q/upmendex '+0x25.chr+'O'+' -o '+0x25.chr+'D'+' '+0x25.chr+'S'+'/'+0x22.chr+' -e '+0x22.chr+'$dvipdf=q/dvipdfmx '+0x25.chr+'O'+' -o '+0x25.chr+'D'+' '+0x25.chr+'S'+'/'+0x22.chr+' -norc -gg -pdfdvi '+'%s.tex';system(cmd)"
サフィックスも追加してください!
☐ LaTeXを先に実行
☐ PDFLaTeXを先に実行
☐ DVIPSを先に実行
実行キー: 引数:
F6 %s<.tex><.dvi><.ps><.pdf>
LaTeXを先に実行 のチェックを外します。
■ SumatraPDF を前面に表示したい場合
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
プログラム名 DVIView
プログラム:
LaTeX
BibTeX
DVIView
exeファイル名 "C:\Program Files\SumatraPDF\SumatraPDF.exe"
[ 参照(B)... ] ☐ DOS
DVI -> PS
GSView
PDFLaTeX
PDFView
コマンドライン -reuse-instance "%s.pdf" -forward-search "%c.tex" %l
サフィックスも追加してください!
☐ LaTeXを先に実行
☐ PDFLaTeXを先に実行
☐ DVIPSを先に実行
実行キー: 引数:
F7 %s<.tex><.dvi><.ps><.pdf>
■ SumatraPDF を前面に表示したくない場合
SumatraPDF/fwdsumatrapdf の fwdsumatrapdf.exe を使用します。
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
プログラム名 DVIView
プログラム:
LaTeX
BibTeX
DVIView
exeファイル名 fwdsumatrapdf.exe
[ 参照(B)... ] ☐ DOS
DVI -> PS
GSView
PDFLaTeX
PDFView
コマンドライン "%s.pdf" "%c.tex" %l
サフィックスも追加してください!
☐ LaTeXを先に実行
☐ PDFLaTeXを先に実行
☐ DVIPSを先に実行
実行キー: 引数:
F7 %s<.tex><.dvi><.ps><.pdf>
LaTeXを先に実行 のチェックを外します。
以下の設定は Ruby を使用しているので Ruby の処理系が必要です。
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
プログラム名 DVI -> PS
プログラム:
LaTeX
BibTeX
DVIView
exeファイル名 rundll32.exe
[ 参照(B)... ] ☑ DOS
DVI -> PS
GSView
PDFLaTeX
PDFView
コマンドライン shell32,ShellExec_RunDLL cmd /c ruby -e "cmd='latexmk -e '+0x22.chr+'$latex=q/uplatex '+0x25.chr+'O'+' -kanji=utf8 -no-guess-input-enc -synctex=1 '+0x25.chr+'S'+'/'+0x22.chr+' -e '+0x22.chr+'$bibtex=q/bibtexu '+0x25.chr+'O'+' '+0x25.chr+'B'+'/'+0x22.chr+' -e '+0x22.chr+'$biber=q/biber '+0x25.chr+'O'+' --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars '+0x25.chr+'B'+'/'+0x22.chr+' -e '+0x22.chr+'$makeindex=q/upmendex '+0x25.chr+'O'+' -o '+0x25.chr+'D'+' '+0x25.chr+'S'+'/'+0x22.chr+' -e '+0x22.chr+'$dvips=q/dvips '+0x25.chr+'O'+' -z -f '+0x25.chr+'S'+' '+0x7c.chr+' convbkmk -u '+0x3e.chr+' '+0x25.chr+'D'+'/'+0x22.chr+' -e '+0x22.chr+'$ps2pdf=q/ps2pdf.exe '+0x25.chr+'O'+' '+0x25.chr+'S'+' '+0x25.chr+'D'+'/'+0x22.chr+' -norc -gg -pdfps '+'%s.tex';system(cmd)"
サフィックスも追加してください!
☐ LaTeXを先に実行
☐ PDFLaTeXを先に実行
☐ DVIPSを先に実行
実行キー: 引数:
F8 %s<.tex><.dvi><.ps><.pdf>
LaTeXを先に実行 と DVIPSを先に実行 のチェックを外します。
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
プログラム名 GSView
プログラム:
LaTeX
BibTeX
DVIView
exeファイル名 "C:\Program Files\SumatraPDF\SumatraPDF.exe"
[ 参照(B)... ] ☐ DOS
DVI -> PS
GSView
PDFLaTeX
PDFView
コマンドライン -reuse-instance "%s.pdf"
サフィックスも追加してください!
☐ LaTeXを先に実行
☐ PDFLaTeXを先に実行
☐ DVIPSを先に実行
実行キー: 引数:
F9 %s<.tex><.dvi><.ps><.pdf>
PDFLaTeXを先に実行 のチェックを外します。
Windows 版の Adobe Acrobat Reader は PDF ファイルをロックしてしまうので,PDF ファイルのプレビューには向いていません。
PDF ファイルのプレビューには SumatraPDF を使用して,最終確認や印刷をする場合に Adobe Acrobat Reader を使用することをおすすめします。
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
プログラム名 PDFView
プログラム:
LaTeX
BibTeX
DVIView
exeファイル名 "C:\Program Files\SumatraPDF\SumatraPDF.exe"
[ 参照(B)... ] ☐ DOS
DVI -> PS
GSView
PDFLaTeX
PDFView
コマンドライン -reuse-instance -inverse-search "\"C:\Program Files (x86)\WinShell\WinShell.exe\" -c \"%f\" -l %l" "%s.pdf" (64-bit 版 Windows の場合) -reuse-instance -inverse-search "\"C:\Program Files\WinShell\WinShell.exe\" -c \"%f\" -l %l" "%s.pdf" (32-bit 版 Windows の場合)
サフィックスも追加してください!
☐ LaTeXを先に実行
☐ PDFLaTeXを先に実行
☐ DVIPSを先に実行
実行キー: 引数:
F11 %s<.tex><.dvi><.ps><.pdf>
[ユーザ指定プログラム] は“DOS”のチェックの ON, OFF を指定できます。
“DOS”のチェック (☑) は,exe ファイルが DOS (コンソール) アプリケーションで,出力先をコンソールではなく WinShell の Output Window に変更することを意味しています。
チェックを付けていないと,コマンド プロンプトが出るのは正しい動作です。
従って
は“DOS”のチェックをはずしてください。
LaTeXを先に実行 と PDFLaTeXを先に実行 と DVIPSを先に実行 のチェックを外します。
PDFView を SumatraPDF に変更します。
WinShell は PDFView に SumatraPDF を指定すれば inverse search の設定を自動的に行い forward search の設定をしなくても PDFView を実行すれば自動的に forward search をしてくれます。
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
プログラム名 PDFView
プログラム:
LaTeX
BibTeX
DVIView
exeファイル名 "C:\Program Files\SumatraPDF\SumatraPDF.exe"
[ 参照(B)... ] ☐ DOS
DVI -> PS
GSView
PDFLaTeX
PDFView
コマンドライン -reuse-instance -inverse-search "\"C:\Program Files (x86)\WinShell\WinShell.exe\" -c \"%f\" -l %l" "%s.pdf" (64-bit 版 Windows の場合) -reuse-instance -inverse-search "\"C:\Program Files\WinShell\WinShell.exe\" -c \"%f\" -l %l" "%s.pdf" (32-bit 版 Windows の場合)
サフィックスも追加してください!
☐ LaTeXを先に実行
☐ PDFLaTeXを先に実行
☐ DVIPSを先に実行
実行キー: 引数:
F11 %s<.tex><.dvi><.ps><.pdf>
DVIView を SumatraPDF に変更します。
コマンドラインに
-reuse-instance "%s.pdf" -forward-search "%c.tex" %l
を設定します。
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
プログラム名 DVIView
プログラム:
LaTeX
BibTeX
DVIView
exeファイル名 "C:\Program Files\SumatraPDF\SumatraPDF.exe"
[ 参照(B)... ] ☐ DOS
DVI -> PS
GSView
PDFLaTeX
PDFView
コマンドライン -reuse-instance "%s.pdf" -forward-search "%c.tex" %l
サフィックスも追加してください!
☐ LaTeXを先に実行
☐ PDFLaTeXを先に実行
☐ DVIPSを先に実行
実行キー: 引数:
F7 %s<.tex><.dvi><.ps><.pdf>
SumatraPDF/fwdsumatrapdf の fwdsumatrapdf.exe を使用します。
オプション [ 🗙 ]
[ 一般 ][ 主なTeXプログラムの設定 ][ ユーザ指定プログラム ][ マクロ ][ フォント ][ 構文の強調表示 ][ ◀ ][ ▶ ]
プログラム名 DVIView
プログラム:
LaTeX
BibTeX
DVIView
exeファイル名 fwdsumatrapdf.exe
[ 参照(B)... ] ☐ DOS
DVI -> PS
GSView
PDFLaTeX
PDFView
コマンドライン "%s.pdf" "%c.tex" %l
サフィックスも追加してください!
☐ LaTeXを先に実行
☐ PDFLaTeXを先に実行
☐ DVIPSを先に実行
実行キー: 引数:
F7 %s<.tex><.dvi><.ps><.pdf>
inverse search は SumatraPDF の [☰]-[設定(S)]-[オプション(O)...] の逆順検索コマンドラインの設定に以下のように設定します。
"C:\Program Files (x86)\WinShell\WinShell.exe" -c "%f" -l %l
"C:\Program Files\WinShell\WinShell.exe" -c "%f" -l %l
ダブルクリックで対応する TeX 文書の該当箇所にジャンプします。
すでに TeX ファイルがあれば WinShell にドラッグ & ドロップしてファイルを開きます。
TeX ファイルが無ければメニューの [ファイル(F)]-[新規]-[TeX文書] で新規作成できます。
ツールバーの [新規TeX文書] をクリックして作成することもできます。
プロジェクトウィンドウの右側にエディタウィンドウが開きます。
このエディタウィンドウに LaTeX の文書を打ち込みます。
打ち込み終わったら,[保存]ボタンをクリックします。
新規作成した文書の場合はファイル名を聞いてきますので,適当に答えます(例えば “test.tex”)。
[主なTeXプログラムの設定] の [BibTeX] と [DVI -> PS] の項目に PDF ファイルを出力するための設定をします。
設定は以下を参照して設定します。
[BibTeX] に設定したプログラム (Latexmk-upLaTeX) を実行する場合は [BibTeX] ボタンをクリックまたは F6 キーをタイプします。
[DVI -> PS] に設定したプログラム (Latexmk-upLaTeX-pdfps) を実行する場合は [DVI -> PS] ボタンをクリックまたは F8 キーをタイプします。
コマンド プロンプトに処理状況が表示されます。
エラーがなければ PDF ファイルが出力されます。
PDF ファイルを表示したい場合は [主なTeXプログラムの設定] の [DVIView] と [GSView] と [PDFView] の項目に PDF ファイルを表示するための設定をします。
設定は以下を参照して設定します。
[DVIView] に設定したプログラム (SumatraPDF) を実行する場合は [DVIView] ボタンをクリックまたは F7 キーをタイプします。
[GSView] に設定したプログラム (SumatraPDF) を実行する場合は [GSView] ボタンをクリックまたは F9 キーをタイプします。
[PDFView] に設定したプログラム (SumatraPDF) を実行する場合は [PDFView] ボタンをクリックまたは F11 キーをタイプします。
エラーがなければ PDF ファイルが表示されます。
PDF ファイルを印刷する場合は Adobe Acrobat Reader から PDF ファイルを開いて印刷します。
Adobe Acrobat Reader は SumatraPDF のメニューの [☰]-[ファイル(F)]-[Adobe Reader で開く(A)] から起動できます。
Ctrl + Space でキーワードの補完ができます。
範囲選択後 [編集] → [注釈による無効化/無効化の解除] (言語が English なら
[Edit] → [Un/Comment])と選ぶと,選択した範囲の行頭に “%” が付けられたり
外されたりします。
ショートカットキー Ctrl + K で同様のことができます。
WinShell にはプロジェクト機能があります。長めの TeX 文書を書く場合に
非常に役立つと思いますのでやり方を紹介しておきます。
まず,TeX ファイルはあらかじめコンパイルしておきます。
メニューバーより [プロジェクト] → [新規プロジェクト] で
プロジェクトファイルを作ります。
そして,[プロジェクト] → [追加] → [中心となるTeX文書] で
現在編集中のファイルを追加します。
複数の TeX ファイルに分けている場合には
先ほどの [追加] から [TeX文書] を,bib ファイルを
作っている場合には [BibTeX文書] を選びます。
あとは,左に現れたプロジェクト名を右クリックしてアクティブに
し,[目次] などの項目を右クリックして[再読み込み]します。
再読み込みすると[目次] には
\section などへのリンクが,[図] や [表],[参考文献] には
それぞれの \label へのリンクが追加されます。
それぞれのラベルへのリンクをダブルクリックすることで,そこにジャンプすることができます。
WinShell には アップデート機能があります。
WinShell を起動し,メニューから [ヘルプ(H)] → [アップデートの確認(C)...] をクリックします。
「WinShellの更新」 が表示され,WinShell の使用中のバージョン・最新のリリースバージョン・最新のベータバージョンが表示されます。
WinShellの更新 [🗙]
使用中のバージョン: 3.3.2.5
最新のリリースバージョン: 3.3.2.6 [ 更新を適応 ]
最新のベータバージョン: none [ 更新を適応 ]
[ ]
残り時間:
転送状況:
☑アップデートを自動的に確認 [ 中止 ]