*jsclasses [#m850c7de]
*[[jsclasses:https://github.com/texjporg/jsclasses]] [#m850c7de]

-[[pLaTeX2e 新ドキュメントクラス:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/jsclasses/]]
-http://www.ctan.org/pkg/jsclasses
jsclasses は Japanese TeX Development Community による upLaTeX, pLaTeX 用ドキュメントクラスです．
従来の jarticle や jbook といったドキュメントクラスは
JIS フォントメトリックに従っていませんでしたが，今では日本語文書の行組版方法に即した
jsclasses が標準になっています．

**ChangeLog [#v6b070f7]
派生版として，pLaTeX2e 依存部分を取り除いて
uplatex, platex 以外のエンジンでも利用可能にした [[BXjscls]] があります．

-http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/jsclasses/#new
----
#contents
----


**インストール [#h846e833]

[[TeX Live]] には jsclasses パッケージが最初からインストールされています．

**使い方 [#q5891f40]

[[LaTeX入門]] を参照．


**jsclasses による縦組み [#i93cafcb]

古い jclasses には tarticle, tbook などといった縦組み用文書クラスがありますが，これらには問題点があります。
jsclasses には標準で縦組み対応のクラスファイルがありませんが，工夫次第で縦組みも可能なようです。
// 開発者も手が回らないようです。どなたか開発してみませんか？
// https://twitter.com/h_okumura/status/591454252431642625

% [TODO] ほかの例も集めましょう。

-[[upLaTeX + Source Han Sans（源ノ角ゴシック）による縦書き実験:http://doratex.hatenablog.jp/entry/20140803/1407072636]]，[[ソース例:https://gist.github.com/doraTeX/63e6b3e8637fc8e9bdc4]]
-質問：[[tarticle, tbook で行頭括弧が揃わない:http://tex.stackexchange.com/questions/233736/uplatex-and-line-indentation-tbook]]，回答例 [[jsarticle を縦書きで使う:https://www.overleaf.com/read/qkvrbgzqrmrv]]
-[[LaTeX で「部分的な縦書き」:http://qiita.com/zr_tex8r/items/6f0b88c5838c42241457]]
-[[行頭で括弧が揃わないって:http://d.hatena.ne.jp/zrbabbler/20120514/1336952639]]，[[行頭で括弧が揃うようにする:http://d.hatena.ne.jp/zrbabbler/20120524/1337880639]]，[[行頭括弧を揃えるパッケージ（bxjaprnind パッケージ）(1):http://d.hatena.ne.jp/zrbabbler/20120525/1337966128]]，[[(2):http://d.hatena.ne.jp/zrbabbler/20120526]]


**関連リンク [#h5eda15f]

***開発版リポジトリ [#tb311a71]

-https://github.com/texjporg/jsclasses

***ChangeLog [#v6b070f7]
-https://github.com/texjporg/jsclasses/commits/master
-[[[texlive] Index of /trunk/Master/texmf-dist/tex/platex/jsclasses:http://www.tug.org/svn/texlive/trunk/Master/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/]]
--[[log:http://www.tug.org/svn/texlive/trunk/Master/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/?view=log]]
-[[[texlive] Index of /trunk/Master/texmf-dist/source/platex/jsclasses:http://www.tug.org/svn/texlive/trunk/Master/texmf-dist/source/platex/jsclasses/]]
--[[log:http://www.tug.org/svn/texlive/trunk/Master/texmf-dist/source/platex/jsclasses/?view=log]]

**インストール [#h846e833]
***CTAN 配布サイト [#q7ee37eb]

***TeX Live [#w5dcc154]
-https://ctan.org/pkg/jsclasses

TeX Live には jsclasses パッケージが最初からインストールされています．~
***pLaTeX2e 新ドキュメントクラス [#k48ec8db]

***W32TeX [#g87352e2]
-[[pLaTeX2e 新ドキュメントクラス:https://web.archive.org/web/20230119032705/https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/jsclasses/]]

W32TeX の
（&ref(ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/text/TeX/ptex-win32/current/uptex-w32.tar.xz);）
をインストールすれば新ドキュメントクラスもインストールされます。~
手動でインストールする場合は jsclasses パッケージを $TEXMFLOCAL/tex/platex/
（例えば C:\w32tex\share\texmf-local\tex\platex\）
に展開すれば OK です。

もしファイル名のデータベース $TEXMF/ls-R
（例えば C:\w32tex\share\texmf\ls-R）が
存在するのなら，mktexlsr コマンド (または texhash コマンド) でデータベースを更新しないと，
新しくインストールしたファイルが認識されません。~
しかしこれは忘れやすいので，
初心者のかたは mktexlsr コマンドを打ち込まないほうがいいでしょう。

W32TeX を使用していて間違って mktexlsr コマンドを打ち込んでしまった場合は deltexlsr コマンドを打ち込んでください。~
$TEXMF/ls-R ファイルが削除されます。