たとえば文中では Sato (2000) argued that ...... や 
This phenomenon has been repeatedly discussed in several researches (Yoshida, 1998; Yamamoto, 2001). といったように著者と出版年によって
引用文献を示し,文献リストでも著者と出版年を最初に持ってくるようなスタイルを
求められる分野が,社会科学系のジャーナルで主に見受けられます。
たとえば文中では Sato (2000) argued that ...… や
This phenomenon has been repeatedly discussed in several researches (Yoshida, 1998; Yamamoto, 2001).
といったように著者と出版年によって引用文献を示し,文献リストでも著者と出版年を最初に持ってくるようなスタイルを求められる分野が,社会科学系のジャーナルで主に見受けられます。
自然科学系のジャーナルでも一部ではこのスタイルを用いているようです。

これを実現する方法は以下のようにさまざまあります。

(以下,補足できる方説明お願いいたします)

*natbibを使う [#v5afdca5]
[[CTAN:macros/latex/contrib/natbib/]]から入手できます。[[熊澤吉起さんのページ:http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/natbib.html]]に詳しい使い方が載っています。
**natbibを使う [#v5afdca5]

*jpolisciを使う [#z301cb04]
[[飯田修さんのページ:http://www.bol.ucla.edu/~oiida/jpolisci/]]から入手できます。
英語論文の場合は、harvard.styとnatbib.styがあります。
harvard.styを指定されているのでなければ、メンテナンスが継続されているnatbibを使う方がよいでしょう。
[[CTAN:macros/latex/contrib/natbib/]] から入手できます。
[[熊澤吉起さんのページ:http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/natbib.html]]に詳しい使い方が載っています。

*apaciteを使う [#b3150731]
[[APA(American Psychological Association)スタイル:http://www.apastyle.org/]]に
準拠した文献引用,および引用文献リストの出力を行うためのものです。[[CTAN:macros/latex/contrib/apacite/]]から入手できます。
**jecon.bst, nissya_bib などを使う [#z301cb04]

約物やEd.,Trans.などの決まり文句はすべてマクロで定義されているので,
これらを再定義すれば他のスタイルでも使えます。
//[[飯田修さんのページ [Internet Archive]:https://web.archive.org/web/20040608204530/http://www.bol.ucla.edu/~oiida/jpolisci/]]から入手できます。

ただし,"last" nameをラベルにする,という形になっているため,
[[apacite>CTAN:macros/latex/contrib/apacite/]]で日本語の文献をそのまま処理すると
名前(given name)の方がラベルになってしまいます。
[[jpolisci:https://web.archive.org/web/20040608204530/http://www.bol.ucla.edu/~oiida/jpolisci/]]
を元に以下のスタイルファイルが開発・公開されています。
-[[経済学用BibTeXスタイルファイル「jecon.bst」:http://shirotakeda.org/ja/tex-ja/jecon-ja.html]](武田史郎さん)
-[[『社会学評論』用BibTeXスタイルファイル(非公式)「nissya_bib」:https://github.com/ko-ichi-h/nissya_bib]](樋口耕一さん)

*「著者-出版年」型引用を使うスタイルについてのリンク [#nc35d440]
LaTeX用のスタイルの有無は問いません。
**海外 [#b73f7b61]
**apaciteを使う [#b3150731]

[[APA(American Psychological Association)スタイル:http://www.apastyle.org/]]に準拠した文献引用,および引用文献リストの出力を行うためのものです。
[[CTAN:macros/latex/contrib/apacite/]] から入手できます。

約物や Ed.,Trans. などの決まり文句はすべてマクロで定義されているので,これらを再定義すれば他のスタイルでも使えます。

ただし,BibTeX で処理する場合
"last" name をラベルにする,という形になっているため,[[apacite>CTAN:macros/latex/contrib/apacite/]]
で日本語の文献をそのまま処理すると名前 (given name) の方がラベルになってしまいます。

日本語文献の処理については,服部雅史さんの[[NatAPA, NatJPA:http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~hat/tools/index-j.html]]で対応されているようです。


**「著者-出版年」型引用を使うスタイルについてのリンク [#nc35d440]

LaTeX 用のスタイルの有無は問いません。

***海外 [#b73f7b61]
-[[Chicago style:http://www.chicagomanualofstyle.org/]]
--[[CTAN:biblio/bibtex/contrib/chicago.bst]]
--[[CTAN:biblio/bibtex/contrib/chicagoa.bst]](Chicago style with annotations)
--[[CTAN:biblio/bibtex/contrib/chicago.sty]]
-[[APA style:http://www.apastyle.org/]]
--[[CTAN:macros/latex/contrib/apa/]](LaTeX class file for APA style,要[[apacite>CTAN:macros/latex/contrib/apacite/]])
-[[MLA style:http://www.mla.org/style]]
--[[CTAN:macros/latex/contrib/mla-paper/]]
--[[CTAN:biblio/bibtex/contrib/mla/]]

**国内 [#c7aaeb40]
-[[日本心理学会(日心,JPA)執筆・投稿の手びき:http://rabbit.shudo-u.ac.jp/~matsuda/tebiki.html]]
***国内 [#c7aaeb40]
-[[日本心理学会(日心,JPA)「執筆・投稿の手びき」について:http://www.psych.or.jp/publication/inst.html]]
-[[『心理学研究』誌に準じた出力を得るためのBibTeXスタイルファイル:http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~hat/tools/index-j.html]]