* よくある質問 [#f7a28a02]

// [[ArchiveQandA]] という項目名がわかりにくいので,ページ名を変更したようです.

このページでは,[[TeX Forum:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/]] や [[TeX Q & A>qa:index]] で話題になった,あるいは頻繁に尋ねられる事柄をまとめます.

// FAQ らしく,いい感じにまとめたい.

''目次''
#contents


*「美文書作成入門」付録の DVD/CD からの TeX システムのインストールについて [#z7fae5b3]
インストールが失敗するなどの問題が起こる場合は,''まずサポートページを見ましょう''.

-[[改訂第6版:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/bibun6/]]
-[[改訂第5版:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/bibun5/]]
-[[改訂第4版:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/bibun4/]]
-[[改訂第3版:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/bibun3/]]
-[[改訂版:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/bibun2e.html]]

最新の第6版については,Windows でのインストールで「インストーラーの初期化に失敗しました」というメッセージが出て止まってしまう問題があります.
この場合は,[[サポートページの「緊急のご注意(第1刷)」:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/bibun6/#1st_printing]]を読んで下さい.

Mac でのインストールについては,OS X Yosemite 用インストーラが[[サポートページの「Mac:OS X Yosemiteでインストールする際に必ずお読みください」:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/bibun6/#yosemite]]で配布されています.

*[[TeXworks]] などの統合環境でタイプセットをすると,“! LaTeX Error: This file needs format `pLaTeX2e' but this is `LaTeX2e'.” となって日本語が出ない [#cb7a8a28]

これは jsarticle などの pLaTeX 専用のクラスファイルで作成したソースを (u)platex 以外で処理しようとすると出るエラーです.
大抵の場合,お使いの統合環境のデフォルト設定で pdflatex (日本語非対応)を使うようになっていることが原因です.
(u)platex を使う設定を追加する必要があります.

例えば,TeXworks での設定方法は [[TeXworks/設定]]にあります.
なお,[[W32TeX]] や「[[[改定第6版] LaTeX2e 美文書作成入門:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/bibun6/]]」の付録DVDに収録されている TeXworks ではこの設定は既になされているので,「タイプセットの方法」として「pLaTeX」が選択されていれば正しく動くはずです.


*ヘルプドキュメントの探し方 [#bdcc8e5a]
([[qa:53707]], [[qa:53708]], [[qa:55521]] など)
- 検索サイトで,パッケージ名やコマンド名で検索する
- マクロやパッケージ関わることであれば,[[CTAN]] ([[CTAN search>http://www.ctan.org/search.html]]) でパッケージ名をキーに探す
- TeX Live または W32TeX であれば texdoc -l -s <パッケージ名> と打つ~
(例) texdoc -l -s hyperref
-- TeX Live には [[texdoctk:http://www.ctan.org/pkg/texdoctk]] というPerl/Tkを用いたGUIのドキュメント検索ソフトがあります.
- MiKTeX であれば texdoc -l <パッケージ名> と打つ~
(例) texdoc -l hyperref
- TeXworks など由来のはっきりしているソフトウェアに関するヘルプは,それぞれのソフトウェアのヘルプをまず見る.


*TeX, LaTeX のエラーメッセージ [#s54a975c]
//-''! TeX capacity exceeded, sorry ...''([[qa:32844]], [[qa:32596]]など)
// Q&A で良く出るものはここに書いたほうが良い?

TeX のエンジンレベルのエラーについては [[TeX のエラーメッセージ]]にまとめてあります.

LaTeX のエラー・警告については

-[[LaTeX のエラーメッセージ]]
-[[LaTeX の警告メッセージ]]

の各々にまとめてあります.エラーや警告は生じないが,深刻な問題があるものについては

-[[LaTeX コマンドの誤用例]]

が参考になります.


*TeXworks のエラーメッセージ [#g1eb4223]

エラーが発生した場合は,エラーメッセージをよく読んで対処してください.よく分からない場合は [[TeX Forum:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/]] や [[TeXworks#TeX ► QA ► フォーラム ► 一般フォーラム ►>TeXworks#m9d42515]] に同様の事例がないか探してみてください.


*dviout や xdvi でのトラブル [#k7a3f154]

[[dviout]] や [[xdvi]] で画像が表示されないなどの問題が発生する場合は ''dviout や xdvi を使用せず,PDF ファイルで出力して dviout のかわりに [[SumatraPDF]], [[TeXworks]], [[TeXstudio]],xdvi の代わりに [[Evince]], [[Okular]], [[zathura]], [[qpdfview]], [[TeXworks]], [[TeXstudio]] でプレビューする''方法があります.[[ptex2pdf]] を使用すれば TeX ファイルから直接 PDF ファイルを出力できます.


* TeX Live の upLaTeX + dvipdfmx で画像が取り込めない [#aa7220cc]

まず,プリアンブルの graphicx のパッケージ読み込みで
 \usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
と dvipdfmx オプションがついていることを確認して下さい.この状態で画像を取り込もうとしても,
 runpopen command not allowed: extractbb

 ! LaTeX Error: Cannot run pipe command. Try --shell-escape
 (--enable-pipes in MikTeX) option.
と出てうまくいかないことがあります.これは画像に対応する「枠」(Bounding Box) の情報を取得・出力するためのコマンド extractbb が実行できないからです.texmf.cnf に
 shell_escape_commands = \
 bibtex,bibtex8,bibtexu,upbibtex,biber,\
 kpsewhich,\
 makeindex,mendex,texindy,xindy,\
 mpost,upmpost,\
 repstopdf,epspdf,extractbb
と記述すると,extractbb が自動で実行され,画像が取り込めるようになります.


* 複数ページの PDF ファイルの任意のページを取り込みたい [#g4eeb4af]

PDFTeX や LuaTeX のような PDF ファイルを直接扱えるエンジンでは,単に
 \includegraphics[page=3]{sample.pdf}
のように page オプションでどのページを取り込むかを指定すればよいです.
upLaTeX + dvipdfmx の場合には,TeX Live 2014 以前では extractbb によるバウンディングボックスの取得が,取り込み対象の PDF の2ページ目以降には対応していないという問題がありました.
-[[TeX Forum - PDFファイルの任意のページの画像を使いたい:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/mod/forum/discuss.php?d=641]]

この問題は,TeX Live 2015 以降や W32TeX では解決されており,上記のように page オプションで指定するだけで取り込めるようになっています.
詳細は次のページを参照して下さい.

-[[dvipdfmx で複数ページPDF/AIファイルを \includegraphics する - TeX Alchemist Online:http://doratex.hatenablog.jp/entry/20141203/1417555607]]
-[[【改訂版】dvipdfmx で複数ページPDF/AIファイルを \includegraphics する - TeX Alchemist Online:http://doratex.hatenablog.jp/entry/20141204/1417625159]]


*Qt 5 版の TeXstudio で日本語入力するとカーソルが文字の位置から右にずれる [#lad912ba]

高度なオプションの表示を ON にして,詳細なエディタ設定からハック/回避策の最適なディスプレイオプションの自動選択を OFF にして,描画モードを QCE(推奨) から Qt に変更してください.

Qt 4 版の TeXstudio では日本語入力するとカーソルが文字の位置から右にずれる現象は発生しませんでした.


*Texmaker でかな漢字変換をする際に,文字と背景が黒く表示され,読めなくなる [#m9b1883b]

Dark theme を選択してください.Dark theme を選択しても読めない場合は Texmaker 修正版または派生版の [[TeXstudio]] を使用してください.


*細かい表記に関すること [#l951f950]

[[表記の哲学]]にまとめてあります.

// -[[TeX と「TeX 以外」]]


*Tips [#de167df2]
-自分自身のファイル名の取得
--\jobname ([[qa:32943]], [[qa:17412]], [[qa:11872]]).
-余白に行番号
--[[CTAN:macros/latex/contrib/lineno/]] ([[qa:33113]], ...)
-通しノンブルを振る・最後のページ番号を取得する
--通しノンブルを振る (印刷所持込用?) ([[qa:9645]], [[qa:9677]], [[qa:10561]]).
--章ごとのページ/章の総ページ数 ([[qa:45859]], [[qa:45860]], [[qa:45870]]).
--lastpage.sty のカスタマイズは hyperref.sty と共存しにくい ([[qa:46490]])
//([[qa:46483]], [[qa:46486]], [[qa:46488]], [[qa:46489]], [[qa:46490]],
//[[qa:46494]], [[qa:46495]], [[qa:46502]], [[qa:46508]], [[qa:46510]]).
////// 原題: hyperref.sty と lastpage.sty は競合する
// // その件は,hyperref,lastpage の両パッケージが競合しているというよりも
// // むしろ,“hyperref 自身が lastpage と共存できるように細工しているがゆえに,
// // lastpage の内部処理に手を入れるようなユーザ自身によるカスタマイズが
// // hyperref 使用時にはうまくいかない”という話のようです.
////// 詳しい解説をありがとうございます.内容は理解しているつもりでしたが,
////// 正しく 1 行紹介するのがむずかしいのと,
////// トラブルに陥った人が後から検索するのにどういうタイトルがいいか,
////// という兼ね合いがうまくなかったでしょうか.ちょっと変えてみました.
////// 細かいことを気にすると,断定形で書きにくくなるのがくせものです・・・.
-\label{}, \ref{} を目に見えるように張る
--[[CTAN:macros/latex/required/tools/showkeys.dtx]] ([[qa:19427]], ...)
-ハイフネーションの禁止
--\hyphenpenalty=10000 \exhyphenpenalty=10000 と設定
--\lefthyphenmin=100 \righthyphenmin=100 と設定
// ほかにもありますが,この 2 通りが手軽でしょう.
-二段組にしたときに最終ページの左右カラムを揃える
--[[balance.sty:http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/balance.html]],[[CTAN:macros/latex/contrib/preprint/]]内 ([[qa:32276]]...)
-[[TeXが苦手とする処理]]%%(下線,飾り枠など)%%
-行列の転置の書き方
--[[qa:2476]]からのスレッド:[[qa:2478]], [[qa:2479]], [[qa:2480]], [[qa:2490]], [[qa:2496]], [[qa:2498]], [[qa:2502]], [[qa:2503]], [[qa:2568]], [[qa:2569]], [[qa:2571]], [[qa:2572]], [[qa:2573]], [[qa:2579]], [[qa:2583]], [[qa:2584]], [[qa:2585]]
--上のスレッドで出てきたマクロの使い方の例:[[qa:12045]]
--大型演算子以外に使う \sideset:[[qa:2511]]
--[[qa:43655]] に対する回答:[[qa:43656]], [[qa:43657]], [[qa:43658]], [[qa:43667]], [[qa:43668]]
-「アンバランスな括弧」[[qa:44132]],[[qa:49364]](およびそれらの元質問)
// // もっとも,「仕事なのでやむをえない」というのでもなければ,適宜
// // 斜線を用いて書き直すのが妥当.下記のサンプル文書を検討のこと.
// \documentclass{article}
// \usepackage{amsmath}
//
// \makeatletter
// \def\addshiftedparentheses{\addshifteddelimiters()}
// \def\addshiftedbraces{\addshifteddelimiters\{\}}
// \def\addshiftedbrackets{\addshifteddelimiters[]}
// \def\addshifteddelimiters#1#2#3{%
//    \@ifnextchar^%
//       {\@addshifteddelimiters@u{{#1}{#2}{#3}}}%
//       {\@addshifteddelimiters@n{{#1}{#2}{#3}}}}
// \def\@addshifteddelimiters@u#1^#2{%
//    \@ifnextchar_%
//       {\@addshifteddelimiters@ul{#1{#2}}}%
//       {\@@addshifteddelimiters{#1{#2}{}}}}
// \def\@addshifteddelimiters@ul#1_#2{\@@addshifteddelimiters{#1{#2}}}
// \def\@addshifteddelimiters@n#1{%
//    \@ifnextchar_%
//       {\@addshifteddelimiters@l{#1}}%
//       {\@@addshifteddelimiters{#1{}{}}}}
// \def\@addshifteddelimiters@l#1_#2{%
//    \@ifnextchar^%
//       {\@addshifteddelimiters@lu{#1}{#2}}%
//       {\@@addshifteddelimiters{#1{}{#2}}}}
// \def\@addshifteddelimiters@lu#1#2^#3{\@@addshifteddelimiters{#1{#3}{#2}}}
// \def\@@addshifteddelimiters{\mathpalette\@@@addshifteddelimiters}
// \def\@@@addshifteddelimiters#1#2{\@@@@addshifteddelimiters#1#2}
// \def\@@@@addshifteddelimiters#1#2#3#4#5#6{%
//   \mathinner{%
//      \setbox\z@\hbox{%
//         \m@th
//         $%
//         \setbox\z@\hbox{$#1#4$}%
//         \dimen@\ht\z@
//         \setbox\z@\hbox{$\vcenter{\box\z@}$}%
//         \advance\dimen@-\ht\z@
//         \left#2 \box\z@ \right#3%
//         \expandafter$\expandafter}\expandafter\dimen@\the\dimen@\relax
//      \def\@tempa{#5}\def\@tempb{#6}%
//      \ifx\@tempa\@empty
//         \ifx\@tempb\@empty \let\@tempa\@empty
//         \else              \def\@tempa{_{#6}}%
//         \fi
//      \else
//         \ifx\@tempb\@empty \def\@tempa{^{#5}}%
//         \else              \def\@tempa{_{#6}^{#5}}%
//         \fi
//      \fi
//      \raise\dimen@\box\z@\@tempa}}
// \makeatother
//
// \begin{document}
// Though it is possible to produce a formula like
// \[
//     1
//   + \addshiftedparentheses{\frac{x}{x - \dfrac{1}{2}}}
//   + \addshiftedparentheses{\frac{x - \dfrac{1}{2}}{x}},
// \]
// it would be better to choose ``traditional'' expressions such as
// \[
//     1
//   + \left( \frac{x}{x - 1/2} \right)
//   + \left( \frac{x - 1/2}{x} \right),
// \]
// or
// \[
//     1
//   + \left( \frac{x}{x - \frac{1}{2}} \right)
//   + \left( \frac{x - \frac{1}{2}}{x} \right).
// \]
// \end{document}

//*コメント [#adc20c89]
//-インストール先がCドライブとは限らないので(インストールディレクトリ)\dvioutとしたのですが…。 -- 若雲 &new{2004-12-05 (日) 17:35:30};
//-↑修正してみました。 -- トニイ &new{2005-03-18 (金) 07:20:18};
//- ebbをPDF 1.4に対応させるには -- tacro &new{2006-03-04 (土) 20:26:14};
//- ↑間違いです。すみません。 -- tacro &new{2006-03-04 (土) 20:27:24};
//- Wikiなので編集も削除も可能です。前の書き込みは間違いだったそうなので,コメントを付けて表示から消しました。 -- トニイ &new{2006-03-06 (月) 17:39:05};
//
//#comment