- book (書籍) -- book については,オリジナルの 1st, 2nd,... edition を文献として扱う。 ---これに対して,reprint や,revised edition, corrected printing,... 等は文献として扱わない。 ---増補版 (enlarged edition) は文献として扱ってよいでしょうか? ---翻訳本の場合には,翻訳本(の出版情報)を文献として扱う。 -- book の出版情報を調べる方法 ---出版情報: 著者,編者,題名,出版年,版数,出版地(市),出版社,(ISBN,)等 ---原書を直接見に行く(もしくは Amazon 提供等のスキャンイメージを見る) ---NACSIS Webcat ([[http://webcat.nii.ac.jp/:http://webcat.nii.ac.jp/]]) ---大学の OPAC (例: https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/basic-query?mode=2) - 出版地(市) --世界には同名の市があります。英和辞典等で調べて,同名の市がある場合には国名(ただし米国の場合には州名,英国の場合には “England” 等の国名)を付記する必要があります。 --- 例えば,“Reading, MA” 以外にも “Reading, PA” や “Reading, England” があるようです。 --- 一覧は,(DC, AL, AK, AZ, AR, CA, CO, CT, DE, FL, GA, HI, ID, IL, IN, IA, KS, KY, LA, ME, MD, MA, MI, MN, MS, MO, MT, NE, NV, NH, NJ, NM, NY, NC, ND, OH, OK, OR, PA, RI, SC, SD, TN, TX, UT, VT, VA, WA, WV, WI, WY, AS, GU, PR, VI) (England, Scotland, Wales, Northern Ireland) - proceedings (会議録) -- 開催年月日と開催地(市,国,年月日)を文献情報とする。 例: \emph{Proc. IUGG/IAG 22th General Assembly}, Birmingham, England, July 19--30, 1999 --- 会議録の場合には開催市に加えて国名を必ず付記する。 -- しかし,会議録の出版年と出版社が明らかな場合には,それを文献情報とする。 例: \emph{Geodesy beyond 2000: The Challenges of the First Decade, (Proc. IUGG/IAG 22th General Assembly)}, ser.~International Association of Geodesy Symposia, vol.~21, Berlin: Springer, 2000 -- 両者を併記すると良いのかもしれませんが,冗長のようです。 *コメント [#mlcomeiz] #comment