**英語文の基本的な体裁について [#h6253c9c] - パラグラフ(段落)の先頭行は, それがセクション内の最初のパラグラフでなければ,インデント(字下げ)を施します。 - パンクチュエーション(ピリオド,コロン等)は単語の直後に(空白は挿入せずに)置き, パンクチュエーションの直後は空白を一文字入れる(単語間と同様)。 開きカッコの直前・閉じカッコの直後には空白を入れ, 開きカッコの直後・閉じカッコの直前には空白を入れない。 // 開きカッコ・起こしの引用符の直前あるいは閉じカッコ・閉じの引用符の直後には空白を入れ, // 開きカッコ・起こしの引用符の直後あるいは閉じカッコ・閉じの引用符の直前には空白を入れない // (後者を優先,つまり“...)''”の場合なら右パーレンと右引用符の間には空白は入れない)。 // // とでもすると,下の行の追記内容も含みませんか? -- left quotation mark や left parenthesis と次に続く単語との間には空白を入れない。 - 数式(ディスプレイ/インライン)も文と見なすので,末尾にコンマやピリオドを打つ。 -- 例: x1 = y1 = z1, x2 = y2 = z2, and x3 = y3 = z3. // (X)HTML の <sub>foo</sub> に対応するような PukiWiki のプラグイン // (例えば,&sub(foo); )を作ることはできないのでしょうか? -- 上記例でディスプレイ数式の場合, --- コンマ毎に改行した場合には,“and” は除去して下さい。 --- 数式番号を表記する場合には,コンマやピリオドに対して右位置に置いて下さい。 // ↑これは,数式番号を「個々の式の右側に」表記する場合ですね?(念のため) // “leqno” の場合にはそうなりませんので。 - 左側用と右側用の double/single quotation marks は異なる記号を使い分けします。 -- e.g. --- 「``」と「''」,「`」と「'」 (TeX のソースや US-ASCII のテキストの場合) --- 「“」と「”」,「‘」と「’」 (Unicode [ISO/IEC 10646] や JIS X 0208 [e.g. EUC-JP/ISO-2022-JP/Shift_JIS/Windows-31J],windows-1252 などのテキストの場合) - 〜 (~ U+7E tilde) について -- “approximate to” や “approximately” の意味として英米人は解釈します。 // 「数値等の範囲の記述には “–” (en dash) を用いる」という点を補足しますか? - 一文のスタイル -- sentence スタイル: 文頭単語の第一文字を大文字にする。 -- book title スタイル: 文末単語の第一文字も大文字にし,文中の単語(ただし冠詞,接続詞,前置詞を除く)の第一文字も大文字にする。 より詳しくは The Chicago Manual of Style, 15th edition の 8.167 節を参照。 --- 前置詞なのか分詞(= 動詞)なのか迷いやすいので辞書等に当たってください。 -- 全大文字スタイル: 全て大文字を使う。(建築物の入り口に彫り込まれた建物名等で見かけるようですが,他にもあるのでしょう。) - 固有名詞の先頭大文字 -- 例えば “Global Positioning System”(一般名詞ではありません)。 --- なお acronym にする際には通常は一般名詞も大文字化されるので見分けがつかないですが,固有名詞or一般名詞の区別は重要です。例: “GPS” **参考文献等 [#d42ff334] - マーガレット・シャーサー 著,松本安弘,松本アイリン 共訳注『書くための英文法』 (北星堂書店,1988年,[[ISBN 978-4-590-00803-5:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:Booksources/9784590008035]]) -- Margaret Shertzer, '''The Elements of Grammar''', 1996, [[ISBN 978-0028-61449-6:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:Booksources/9780028614496]] -- Margaret Shertzer, '''The Elements of Grammar''', 1986, [[ISBN 978-0020-15440-2:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:Booksources/9780020154402]] // Italic にならないので,赤字で代用。'''foo''' を赤字にすること自体は賛成だが, // Italic/Oblique を使いたい場合もあるので, // (X)HTML の <em>foo</em> に PukiWiki の '''foo''' が対応するように, // (X)HTML の <i>bar</i> に対応するような PukiWiki のプラグイン // (例えば,&italic(bar); )を作ることはできないのでしょうか? - The Chicago Manual of Style, 15th ed., http://www.press.uchicago.edu/ - The Oxford Guide to Style ([[ISBN 978-0198-69175-4:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:Booksources/9780198691754]]) *Comments [#mlcomeiz] #comment