[[Atom]] > LaTeX ---- #contents ---- *LaTeX 環境の整備 [#z8c19e98] **パッケージのインストール [#i20a9a37] +Ctrl+Comma で Settings タブを開きます。 +左側の Install をクリックします。 +Install Packages の Search packages と表示されている入力欄にパッケージ名を入力してパッケージをインストールします。 ++入力欄に latex を入力して [[latex:https://atom.io/packages/latex]] パッケージをインストールします。 ++入力欄に language-latex を入力して [[language-latex:https://atom.io/packages/language-latex]] パッケージをインストールします。 ++入力欄に latex-tree を入力して [[latex-tree:https://atom.io/packages/latex-tree]] パッケージをインストールします。 ++入力欄に pdf-view を入力して [[pdf-view:https://atom.io/packages/pdf-view]] パッケージをインストールします。 **日本語文書向けの設定 [#ca64206f] 日本語をサポートしているエンジン(upLaTeX エンジンまたは LuaLaTeX エンジン)を使って日本語文書を作成する設定をします。 latex パッケージを使うには [[Latexmk]] か texify が必要です。 [[DiCy:https://yitzchak.github.io/dicy/]] を使うこともできます。 Latexmk がインストールされ、パスが通っている前提で進めます。 +latex パッケージの Settings をクリックします。 +Engine のリストから日本語をサポートしているエンジンを選択します。upLaTeX を使用する場合は uplatex、LuaLaTeX を使用する場合は lualatex を選択します。 +Output Format が pdf に設定されていることを確認します。設定されていない場合はリストから pdf を選択します。 +PDF Producer が dvipdfmx に設定されていることを確認します。設定されていない場合はリストから dvipdfmx を選択します。 +ファイルを保存したときに自動的にビルドしたい場合は Build on Save を true にします。デフォルトでは false になっています。 **language-latex パッケージ [#q2b63e16] LaTeX の シンタックスハイライト(色分け)とスニペットを追加します。 スニペットの使用に関して注意点があります。 itemize 環境などは b<Enter>it<Enter> のように b を入力して Enter キーをタイプしてit を入力して Enter キーをタイプすると \begin{\begin{itemize}&br; \item &br; \end{itemize}}&br; &br; \end{\begin{itemize}&br; \item &br; \end{itemize}}&br; のように出力されてしまいます。 it<Enter> のように it を入力して Enter キーをタイプすると \begin{itemize}&br; \item &br; \end{itemize}&br; のように出力されます。 **latex-tree パッケージ [#w9a117b7] Ctrl+Alt+M で Document Tree の表示/非表示の切り替えができます。 ツリービューの項目をクリックすると LaTeX ファイルの該当する項目にジャンプします。 **latex パッケージと pdf-view パッケージとの連携 [#l8d4ce3a] pdf-view パッケージを使用することで Atom 内で PDF プレビューができます。SyncTeX にも対応しています。 ***設定 [#e1f3ae0a] +Enable SyncTeX が true に設定されていることを確認します。設定されていない場合は true にします。 +Opener のリストから pdf-view を選択します。 ***使い方 [#x26304ba] Ctrl+Alt+B をタイプするとタイプセットしたあと pdf-view で PDF が表示されます。 Ctrl+Alt+S をタイプすると PDF ファイルの該当するページを表示します。 PDF の表示画面をクリックすると TeX ファイルの該当する行にジャンプします。 **latex パッケージと SumatraPDF との連携 (Windows) [#xd2a02e0] Windows で LaTeX package をインストールすると SumatraPDF で forward and inverse search が実行できます。 ***設定 [#wa284717] +Enable SyncTeX が true に設定されていることを確認します。設定されていない場合は true にします。 +Opener のリストから sumatra を選択して SumatraPDF Path を設定します。 ***使い方 [#f1b15dfc] Ctrl+Alt+B をタイプするとタイプセットしたあと SumatraPDF で forward search が実行されます。 Ctrl+Alt+S をタイプすると SumatraPDF で forward search が実行されます。 SumatraPDF の画面をダブルクリックすると Atom の該当する TeX ファイルの行にジャンプします。