// -+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+---
* TeX が苦手とする処理 [#c889781f]

[[TeX Forum:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/]] や [[TeX Q & A>qa:index]] などでしばしば話題になる処理のうち,TeX 本体では
提供されず,ときとして TeX 自身は不得手とする処理について挙げます。~
既製品があるものについては既製品も紹介していますが,
それらを用いた場合の出力結果に不満がある場合には,
ユーザ自身で対処することになります。~
[[TeX Forum:https://okumuralab.org/tex/]] や [[TeX Q & A>qa:index]] などでしばしば話題になる処理のうち,TeX 本体では提供されず,ときとして TeX 自身は不得手とする処理について挙げます。
既製品があるものについては既製品も紹介していますが,それらを用いた場合の出力結果に不満がある場合には,ユーザ自身で対処することになります。

ここに挙げる処理を行うのが単なる「書き手の趣味」である場合には,
無理をせずに書き手自身の腕で無難にできる範囲の
処理で済ませる(か,画像にしてしまう)方が賢明である場合もあることでしょう。
ここに挙げる処理を行うのが単なる「書き手の趣味」である場合には,無理をせずに書き手自身の腕で無難にできる範囲の処理で済ませるか,画像にしてしまう方が賢明である場合もあることでしょう。

----
#contents
----

** 丸附き数字 [#s7930698]
まず,丸附き数字(e.g.
① [U+2460], ② [U+2461], ③ [U+2462])の類は Unicode を使用せずに従来の
Shift_JIS, ISO-2022-JP, EUC-JP などの文字符号化方式を用いて記述する限り
機種依存文字であることに注意してください (See [[qa:45781]])。

対処法は,大別すると次の3通りになります。
+ [[LuaTeX]], [[LuaJITTeX]], [[XeTeX]], [[upTeX>upTeX,upLaTeX]]など、Unicode 化された TeX 族を利用する。
+ 丸附き数字などの字形をもったフォントを利用:
-- ITC Zapf Dingbats フォント(“{\usefont{U}{pzd}{m}{n} \symbol{"AC}}” など)
-- pifont パッケージ(“\ding{"AC}”,“\Pisymbol{pzd}{"AC}” など)
---【注意】 “"” は十六進表記の識別子であり,“'” にすれば八進表記,
何も付けなければ十進表記でも書けます。例えば
>
"AC = '254 = 172
<
です。こういったコードは
[[testfont]] をタイプセットして一覧を作ると確認できます。
-- go.sty パッケージの囲碁用フォント [[CTAN:fonts/go/]] (
ただし「39」が「29」と表示されるバグあり →[[修正を行ったもの:http://tony.cocolog-nifty.com/misc/2006/02/_gosty_5257.html]])
-- [[OTF パッケージ>OTF]](“\ajMaru{1}”,“\UTF{2460}” [=
&#x2460; {U+2460}]など)
+ 丸の中身と丸を合成:
-- \textcircled マクロ(LaTeX 自身が提供)
-- \MARU マクロ(okumacro パッケージが提供するほか,
同種のものがあちこちで定義されています。[See [[qa:29584]]])

** 複数行にわたる下線(あるいは波線・破線など) [#t65559ac]
まず,[[qa:32045]] でコメントされている現実があることを認識してください。~
その上で既製品に
あたると,[[大石氏のサイト:http://www17.plala.or.jp/ohishi-masaru/]]に
下線類を作成するマクロについての比較を行った文書
「&ref(http://www17.plala.or.jp/ohishi-masaru/tex/library/underline.pdf,下線に関するマクロ比較);」
(ただし,未完成)があり,その中でいくつかの既製品が紹介されています。~
現在
まず,[[qa:32045]] でコメントされている現実があることを認識してください。
その上で既製品にあたると,[[大石氏のサイト:http://www9.oninet.ne.jp/ohishi/]]に下線類を作成するマクロについての比較を行った文書「&ref(http://www9.oninet.ne.jp/ohishi/tex/library/underline.pdf,下線に関するマクロ比較);」(ただし,未完成)があり,その中でいくつかの既製品が紹介されています。

現在入手可能なもののうち,和文テキストを取り扱うことを念頭に置いたもので,かつ比較的完成度の高いものを挙げます。
//(特定のコミュニティのメンバーでなくとも)
// おそらく@niftyを指していると思いますが,TeXに関するフォーラムは無くなったので
// 言及しなくとも良いでしょう。 -- tony 2006/11/06
// // いまどきはむしろ mixi のようなところが問題になるのでは?
// mixi には今のところ @nifty にあったようなライブラリのような機能はありませんし,
// サイトの成り立ちを考えると今後も設置されるとは思えないです。-- tony 2006/11/06
入手可能なもののうち,和文テキストを取り扱うことを念頭に置いたもので,
かつ比較的完成度の高いものを挙げます。~
- [[jumoline パッケージ:http://www.para.media.kyoto-u.ac.jp/latex/]]: 中島 浩氏。
下線 (\''U''nderline),打ち消し線 (\''M''idline),上線 (\''O''verline) を提供
- [[udline パッケージ:http://homepage2.nifty.com/domae/tex.html]]: みなも氏。
実線・破線・点線・波線などによる下線・打ち消し線・上線を提供
- [[uline-- パッケージ:http://www.h4.dion.ne.jp/~latexcat/macros/macro-index.html]]: 吉永徹美氏。
実線・波線による下線・打ち消し線・上線を提供(縦組み対応)

なお,欧文のみで
よければ,[[ulem パッケージ>CTAN:macros/latex/contrib/misc/ulem.sty]]が
下線・二重下線・打ち消し線・波線などを提供しています。
-[[jumoline パッケージ:http://www.para.media.kyoto-u.ac.jp/latex/]]:中島 浩氏。下線 (\''U''nderline),打ち消し線 (\''M''idline),上線 (\''O''verline) を提供
-[[udline パッケージ:http://minamo.my.coocan.jp/tex/udline.html]]:みなも氏。実線・破線・点線・波線などによる下線・打ち消し線・上線を提供
-uline-- パッケージ(リンク切れ → [[Wayback Machine:http://web.archive.org/web/20170720074429/http://www.h4.dion.ne.jp/~latexcat/macros/macro-index.html]]):吉永徹美氏。実線・波線による下線・打ち消し線・上線を提供(縦組み対応)
-- LuaTeX(-ja) には非対応(禁則処理に不具合が生じるといった問題あり).LuaTeX ユーザは Lua-UL パッケージの利用を検討するとよいかもしれない.
-[[breakfbox パッケージ:http://doratex.hatenablog.jp/entry/20171219/1513609345]]:doraTeX氏。同梱されたuline--.sty パーケージをベースに,行分割可能な四角囲み(\fboxと同等)を提供

なお,欧文のみでよければ,[[ulem パッケージ:https://ctan.org/pkg/ulem]]が下線・二重下線・打ち消し線・波線などを提供しています。


** 飾り枠(ときとしてページ分割可能なもの) [#t43fb31c]
TeX は「お絵描き」ソフトではない以上,そのような飾り枠の類は苦手とします。
それゆえ,凝った枠が要る場合には画像にするなり
[[TikZ]], [[PSTricks]] などの「描画用」パッケージを用いるなりするのが簡単でしょう。

[[目的別パッケージ簡易リファレンス>目的別パッケージ簡易リファレンス#w5826b14]] も参照。
-[[LaTeX2e で定理などを枠を囲む方法:http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/labo/tex/how-to-waku/how-to-waku.html]]

TeX は「お絵描き」ソフトではない以上,飾り枠の類は苦手とします。
それゆえ,凝った枠が要る場合には以下の方法を用いるのが簡単でしょう。
-画像にする
-[[TikZ]] などの「描画用」パッケージを用いる
--[[tcolorbox パッケージ:https://ctan.org/pkg/tcolorbox]]: [[TikZ]] を内部で読み込み,綺麗な枠を作る(ページまたぎ可)
---[[tcolorbox.sty を使ってみた. - 天地有情:http://konoyonohana.blog.fc2.com/blog-entry-61.html]]
---[[LaTeX におけるページをまたいだ囲み記事スタイルのまとめ:http://note.golden-lucky.net/2009/07/latex.html]]
---[[TeXユーザの集い2015 発表スライド:tcolorbox による装飾表現:http://texmedicine.hatenadiary.jp/entry/2015/11/08/122447]],[[TeXユーザの集い2015:http://texmedicine.hatenadiary.jp/entry/2015/11/08/113310]]
---[[tcolorbox の基本:http://texmedicine.hatenadiary.jp/entry/2015/12/17/000339]]
---[[tcolorbox で遊んでみた:http://hikaru515.hatenablog.com/entry/2015/11/08/175348]]


*** ひとつのページに収まる枠 [#zac9bf00]
枠の途中でのページ分割の必要がなければ,比較的単純な形状の枠については
ascmac パッケージが提供する itembox 環境といったものが存在します
(さらに,枠の四隅の形状を変更した例が [[qa:45183]] にみられます)。
また,[[niceframe パッケージ>CTAN:macros/latex/contrib/niceframe/]]は
「飾り文字を並べて作成した枠(ページ分割は不可)」を
作成するマクロを提供しています
(niceframe パッケージを用いる場合には,このパッケージで使用するフォントの
Type 1 版を [[CTAN:fonts/niceframe/]] から入手しておくとよいでしょう)。

枠の途中でのページ分割の必要がなければ,比較的単純な形状の枠については ascmac パッケージが提供する itembox 環境といったものが存在します。
さらに,枠の四隅の形状を変更した例が [[qa:45183]] にみられます。
ascmac を pict2e パッケージと共存させると \oval が衝突するので,ZR さんの [[bxascmac パッケージ:http://zrbabbler.sp.land.to/bxptool.html]]を代わりに使いましょう ([[qa:57384]], [[qa:57396]])。

また,[[niceframe パッケージ>CTAN:macros/latex/contrib/niceframe/]]は「飾り文字を並べて作成した枠(ページ分割は不可)」を作成するマクロを提供しています。
niceframe パッケージを用いる場合には,このパッケージで使用するフォントの Type 1 版を [[CTAN:fonts/niceframe/]] から入手しておくとよいでしょう。

// // 枠の四隅を四分円にする例(PSTricks 使用):
// // 枠線上に見出し文字列を乗せるにはもう少し細工が必要です。
// // また,(2007/02/04 の時点では)dvipdfmx を用いる場合には
// // このサンプルは利用できません。dvipdfmx などの PostScript を解さない
// // DVIware を用いる場合,枠の四隅にはフォント lcircle10 に収められている
// // 文字を利用するなり,tpic specials を用いるなりしてください(pict2e
// // パッケージで拡張した picture 環境でもよいかもしれません)。
//
// %%% -*- mode: yatex; Coding: utf-8; Encoding: UTF-8 -*-
// \documentclass{ujarticle}
// \usepackage{pstricks,pstcol}
// 
// \usepackage{keyval}
// %%% keyval パッケージは graphicx パッケージの中でも読み込まれているので,
// %%% graphicx パッケージ使用時には keyval パッケージを明示的に
// %%% 読み込む必要はありません。
// 
// \makeatletter
// \define@key{SCREEN}{bgcolor}{\def\@SCREEN@bgcolor{#1}}
// \define@key{SCREEN}{linestyle}{\edef\@SCREEN@linestyle{#1}}
// \define@key{SCREEN}{linewidth}{\edef\@SCREEN@linewidth{#1}}
// \define@key{SCREEN}{linecolor}{\edef\@SCREEN@linecolor{#1}}
// \define@key{SCREEN}{radius}{\edef\@SCREEN@radius{#1}}
// \define@key{SCREEN}{dashlength}{\edef\@SCREEN@dashlength{#1}}
// \define@key{SCREEN}{dashgap}{\edef\@SCREEN@dashgap{#1}}
// \define@key{SCREEN}{framesep}{\edef\@SCREEN@framesep{#1}}
// \@ifundefined{scb@x}{\newbox\scb@x}\relax
// \def\SCREEN{\@testopt\@SCREEN{}}
// \def\@SCREEN[#1]{%
//    \if@noskipsec \leavevmode \fi
//    \ifhmode \par \fi
//    \medskip
//    \noindent
//    \let\@SCREEN@bgcolor\@empty
//    \let\@SCREEN@linestyle\@empty
//    \def\@SCREEN@linewidth{\fboxrule}%
//    \let\@SCREEN@linecolor\@empty
//    \let\@SCREEN@radius\@empty
//    \def\@SCREEN@dashlength{10pt}%
//    \def\@SCREEN@dashgap{3pt}%
//    \def\@SCREEN@framesep{\fboxsep}%
//    \setkeys{SCREEN}{#1}%
//    \@tempdima\@SCREEN@linewidth\relax
//    \ifdim\@tempdima<\z@ \@tempdima.4\p@ \fi
//    \edef\@SCREEN@setting{linewidth=\the\@tempdima}%
//    \ifx\@SCREEN@bgcolor\@empty\else
//       \edef\@SCREEN@setting{\@SCREEN@setting,%
//          fillstyle=solid,fillcolor=\@SCREEN@bgcolor}%
//    \fi
//    \ifx\@SCREEN@linestyle\@empty\else
//       \def\@tempa{dashed}%
//       \edef\@SCREEN@setting{\@SCREEN@setting,%
//          linestyle=\@SCREEN@linestyle
//          \ifx\@SCREEN@linestyle\@tempa
//             ,dash=\@SCREEN@dashlength\space\@SCREEN@dashgap
//          \fi}%
//    \fi
//    \ifx\@SCREEN@linecolor\@empty\else
//       \edef\@SCREEN@setting{\@SCREEN@setting,linecolor=\@SCREEN@linecolor}%
//    \fi
//    \ifx\@SCREEN@radius\@empty\else
//       \edef\@SCREEN@setting{\@SCREEN@setting,%
//          linearc=\@SCREEN@radius,cornersize=absolute}%
//    \fi
//    \@tempdimb\@SCREEN@framesep\relax
//    \ifdim\@tempdimb<\z@ \@tempdimb\fboxsep \fi
//    \edef\@SCREEN@setting{\@SCREEN@setting,framesep=\the\@tempdimb}%
//    \edef\@SCREEN@setting{[\@SCREEN@setting]}%
//    \advance\@tempdimb\@tempdima
//    \@tempdima\linewidth \advance\@tempdima-\tw@\@tempdimb
//    \setbox\scb@x\color@vbox
//        \normalcolor
//        \vtop\bgroup
//          \hsize\@tempdima
//          \@parboxrestore}
// \def\endSCREEN{%
//          \ifvmode \vskip-\lastskip \fi
//       \egroup
//    \color@endbox
//    \expandafter\psframebox\@SCREEN@setting{\box\scb@x}%
//    \par
//    \medskip}
// \makeatother
// 
// \begin{document}
// \def\TEXT{%
//    これは,意味のないサンプルテキストです。
//    これは,意味のないサンプルテキストです。
//    これは,意味のないサンプルテキストです。
//    これは,意味のないサンプルテキストです。
//    これは,意味のないサンプルテキストです。}
// 
// \begin{SCREEN}
//   \TEXT
// \end{SCREEN}
// 
// \begin{SCREEN}[bgcolor=lightgray,linecolor=blue,framesep=1zw]
//   \TEXT
// \end{SCREEN}
// 
// \begin{SCREEN}[bgcolor=lightgray,linewidth=1pt,radius=3mm]
//   \TEXT
// \end{SCREEN}
// 
// \begin{itemize}
// \item
// \begin{SCREEN}[linestyle=dashed,dashlength=5mm,dashgap=2mm,radius=5mm]
//   \TEXT
// \end{SCREEN}
// \end{itemize}
// \end{document}

*** 複数ページにわたる枠 (1) [枠自体を分割する場合] [#b3d25e0d]
「テキストに枠をつけたものを分割する」という形でのページ分割の必要がある場合,
長方形の枠については
[[eclbkbox パッケージ:http://mechanics.civil.tohoku.ac.jp/~bear/bear-collections/style-files/eclbkbox.lzh]]が
提供する breakbox 環境が利用できます。
なお,ページ分割可能な枠の四隅を四分円にしたり
斜めに切り落とした(八角形状の)枠にしたものは
(著名な)既製品では提供されていないようですので,
ユーザ自身で作成することになります。
要は,eclbkbox パッケージによる breakbox 環境などの処理をふまえつつ
「枠の四隅」のところだけ書き換えればよいということになります
(やるべきことは [[qa:45183]] の例と同様です)。
さらに,ページ分割可能な破線の枠を作成するとなると,もはや自動化は諦めて
「手動で枠を分割しつつ,枠の断片を pstricks あたりで描画する」
という方針をとるのが現実的かもしれません
(一応,長方形の枠についてマクロレベルの処理で済ませた例が
[[qa:17408]] にあります)。

「テキストに枠をつけたものを分割する」という形でのページ分割の必要がある場合,長方形の枠については [[boites パッケージ:https://ctan.org/pkg/boites]]が提供する breakbox 環境が利用できます。
なお,ページ分割可能な枠の四隅を四分円にしたり斜めに切り落とした(八角形状の)枠にしたものは(著名な)既製品では提供されていないようですので,ユーザ自身で作成することになります。
要は,boites パッケージによる breakbox 環境などの処理をふまえつつ
「枠の四隅」のところだけ書き換えればよいということになります。

やるべきことは [[qa:45183]] の例と同様です。
さらに,ページ分割可能な破線の枠を作成するとなると,もはや自動化は諦めて「手動で枠を分割しつつ,枠の断片を [[TikZ]] あたりで描画する」という方針をとるのが現実的かもしれません。
一応,長方形の枠についてマクロレベルの処理で済ませた例が [[qa:17408]] にあります。

*** 複数ページにわたる枠 (2) [複数の枠を作成する場合] [#s982eb3b]
「枠をつけるテキストが複数ページにまたがる場合,個々のページに収まる部分ごとに
枠をつける」という処理を行うには,framed パッケージが
提供する framed 環境,shaded 環境
(あるいは shaded 環境の定義に準じてカスタマイズしたもの)が使えます。

「枠をつけるテキストが複数ページにまたがる場合,個々のページに収まる部分ごとに枠をつける」という処理を行うには,framed パッケージが提供する framed 環境,shaded 環境(あるいは shaded 環境の定義に準じてカスタマイズしたもの)が使えます。
// framed 環境と breakbox 環境との違いは,
// 例えば枠が3ページ以上にわたる場合の出力が次のようになる,
// という点にあります。
// framed 環境:
//    \fbox{最初の断片}, \fbox{2番目の断片},..., \fbox{最後の断片}
// breakbox 環境:
//    最初の断片の上部と左右のみ罫線で囲んだもの,
//    2番目の断片の左右にのみ罫線がついたもの,
//    ...,
//    最後の断片の下部と左右のみ罫線で囲んだもの

** 原稿用紙 [#i5d966d4]

枠は必須でなくとも
「20文字&times;20行」のような体裁を要求されることがあります。
- http://www.foxking.org/oldsite/pc/genkoyoshi-on-tex.html
- http://www.fugenji.org/~thomas/diary/index.php?mode=res_view&no=819 (上のインストール解説)
//- http://home.hiroshima-u.ac.jp/mnishida/linux/genkou01.html // URL切れ
- http://www.sapmed.ac.jp/satui/std/doc/genkou.sty.news (LaTeX 2.09 用)
- http://www.sapmed.ac.jp/satui/std/doc/genkou.sty.patch1 (上のパッチ)
-http://www.foxking.org/oldsite/pc/genkoyoshi-on-tex.html
-http://www.fugenji.org/~thomas/diary/index.php?mode=res_view&no=819 (上のインストール解説)

**環境依存文字(謂ゆる機種依存文字) [#p625d750]
***どの環境でも気を付けるべき環境依存文字 [#y42d0186]

-【注意】 Mac OS,Microsoft Windows 以外の環境では,
次の表内の環境依存文字を正しく表示できない可能性があります。
**苦手とする数式 [#u35e5d4c]

|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|LEFT:|CENTER:|c
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|Shift_JIS, ISO-2022-JP, EUC-JP に&br;おける環境依存文字|>|>|>|代替処置の例|h
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~|>|テキスト|>|LaTeX や OTF/ums package の命令|h
|&#x2460;|&#x2461;|&#x2462;|&#x2463;|&#x2464;|&#x2465;|&#x2466;|&#x2467;|&#x2468;|&#x2469;|(1)|(10)|\ding{"AC}, \ding{"C0}, \ajMaru{1}|LEFT:\UTF{}&br;&br;\CID{}&br;&br;\UMS{}|
|&#x246a;|&#x246b;|&#x246c;|&#x246d;|&#x246e;|&#x246f;|&#x2470;|&#x2471;|&#x2472;|&#x2473;|(11)|(20)|\ajMaru{11}|~|
|&#x2160;|&#x2161;|&#x2162;|&#x2163;|&#x2164;|&#x2165;|&#x2166;|&#x2167;|&#x2168;|&#x2169;|VII|IX|\ajRoman{7}|~|
|&#x3349;|&#x3314;|&#x3322;|&#x334d;|&#x3318;|&#x3327;|&#x3303;|&#x3336;|&#x3351;|&#x3357;|ミリ|キロ|\ajLig{ミリ}|~|
|&#x330d;|&#x3326;|&#x3323;|&#x332b;|&#x334a;|&#x333b;|>|>|>||ドル|ページ|\ajLig{ドル}|~|
|&#x339c;|&#x339d;|&#x339e;|&#x338e;|&#x338f;|&#x33c4;|>|>|>||mm|kg|\ajLig{mm}|~|
|&#x33a1;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|m^2|m$^2$, m\texttwosuperior, \ajLig{m2}|~|
|&#x301d;|&#x301f;|>|>|>|>|>|>|>||「|」|\UTF{301D}, \UTF{301F}|~|
|&#x2116;|>|>|>|>|>|>|>|>||No.|No|\textnumero, \ajLig{No.}, \ajLig{No}|~|
|&#x33cd;|>|>|>|>|>|>|>|>||K.K.|KK|\ajLig{K.K.}, \ajLig{KK}, \ajLig{KK.}|~|
|&#x2121;|>|>|>|>|>|>|>|>||TEL|Tel|\textsc{Tel}, \ajLig{TEL}, \ajLig{Tel}, \ajLig{tel}|~|
|&#x32a4;|&#x32a5;|&#x32a6;|&#x32a7;|&#x32a8;|>|>|>|>||(上)|(中)|\○上, \ajLig{○上}|~|
|&#x3231;|&#x3232;|&#x3239;|>|>|>|>|>|>||(株)|(代)|\(株), \ajLig{(株)}|~|
|&#x337e;|&#x337d;|&#x337c;|&#x337b;|>|>|>|>|>||昭和|平成|\ajLig{平成}|~|
|&#x222e;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&int;|$\oint$|~|
|&#x221f;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&ang;|\UTF{221F}|~|
|&#x22bf;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&Delta;|$\mathnormal{\Delta}$, $\varDelta$|~|
|&#x2170;|&#x2171;|&#x2172;|&#x2173;|&#x2174;|&#x2175;|&#x2176;|&#x2177;|&#x2178;|&#x2179;|vii|ix|\ajroman{7}|~|
***文字の上線 [#ab3fec88]

***Microsoft Windows 環境で特に気を付けるべき環境依存文字 [#h9bb4c4e]

// Windows-31J …… Microsoft による Shift_JIS の拡張。
// x-CP50220 …… Microsoft による ISO-2022-JP の拡張。IANA 非登録なので,MIME では “x-” または “X-” で始まる非標準の名称として用いる必要がある。
// x-CP51932 …… Microsoft による EUC-JP の拡張。IANA 非登録なので,MIME では “x-” または “X-” で始まる非標準の名称として用いる必要がある。

-【注意】 Microsoft Windows 以外の環境では,
次の表内の環境依存文字を正しく表示できない可能性があります。

|CENTER:|CENTER:|LEFT:|CENTER:|c
|Shift_JIS,&br;ISO-2022-JP,&br;EUC-JP&br;における&br;環境依存文字|>|>|代替処置の例|h
|~|テキスト|>|LaTeX や OTF/ums package の命令|h
|&sum;|&Sigma;|$\sum$, \Pisymbol{psy}{"E5}|LEFT:\UTF{}&br;&br;\CID{}&br;&br;\UMS{}|
|&#xffe4;|&#x7c;|\textbrokenbar|~|
|&#xff07;|'|\UTF{FF07}|~|
|&#xff02;|"|\UTF{FF02}|~|
|&#x9ad9;|高|\ajHashigoTaka|~|
|&#xfa11;|崎|\ajTatsuSaki|~|
|&#x6ff5;|濱|\ajMayuHama|~|
|~|浜|~|~|

#br

|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|>||>|>|>|>|Shift_JIS,&br;ISO-2022-JP,&br;EUC-JP&br;における&br;環境依存文字|>|>|>|>|>|代替処置の例|h
|>|~|>|>|>|>|~|>|>|>|>|テキスト|OTF&br;ums|h
|~人&br;名&br;用&br;漢&br;字|~旧&br;字&br;体|&#x9ed1;|&#x85b0;|&#xfa19;|&#xfa1b;|&#xfa1a;|黒|薫|神|福|祥|LEFT:\UTF{}&br;&br;\CID{}&br;&br;\UMS{}|
|~|~|&#xfa26;|&#xfa22;|&#x7dd6;|&#xfa16;|&#x6a6b;|都|諸|緒|猪|横|~|
|~|~|&#x7da0;|&#x589e;|&#x5fb7;|&#xf929;|&#x90de;|緑|増|徳|朗|郎|~|
|~|~|&#x8cf4;|&#x7028;|&#x5bec;|>||頼|瀬|寛|>||~|
|>|~旧字体|&#x9751;|&#xfa12;|&#x6df8;|&#xfa1d;|&#xfa1c;|青|晴|清|精|靖|~|
|>|~|&#x654e;|&#xfa1e;|&#x9592;|&#xfa17;|&#x9115;|教|羽|間|益|郷|~|
|>|~|&#xfa2c;|&#xfa2a;|&#xfa2b;|&#xfa10;|&#x7501;|館|飯|飼|塚|瓶|~|
|>|~|&#xf9dc;|&#x6085;|>|>||隆|悦|>|>||~|
|~異&br;体&br;字|~本字|&#x88f5;|>|>|>||裴|>|>|>||~|
|~|~古字|&#x51ec;|&#xfa18;|&#x52db;|&#x8d12;||風|禮|勳|賢||~|
|~|~|~|~|~|~|~|~|礼|勲|~|~|~|
|~|~同字|&#x5db9;|&#x96af;|&#x5586;|&#x66fa;|&#xfa15;|島|島|哲|曹|煕|~|
|~|~|~|~|~|~|~|嶋|陦|~|~|熙|~|
|~|~|&#x6998;|&#x5d53;|&#x710f;|&#x6198;||矩|嵒|亟|憙||~|
|~|~俗字|&#x9ad9;|&#x66fb;|&#x519d;|&#xfa11;|&#x6852;|高|昇|宜|崎|桑|~|
|~|~|&#x6801;|&#x6ff5;|&#x663b;|&#xfa2d;|&#xfa1f;|柳|濱|昂|鶴|臘|~|
|~|~|~|~|~|~|~|~|浜|~|~|臈|~|
|~|~|&#x514a;|&#xfa14;|&#x6120;|>||兌|欅|慍|>||~|
|>|~異体字|&#xfa25;|>|>|>||逸|>|>|>||~|
// 「逸」の旧字体は U+FA67 (二点之繞 + 兔)です。
|>|~表外漢字|&#x4e28;|&#x9127;|&#x5f34;|&#x5f45;|&#x71c1;||||||~|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|他,多数|~|

-【注意】異体字の(本字,古字,同字[別体字,或体],俗字[略字や誤字を含む]
という)種類分けについては文献によって解釈が異なるので,
ある文献による種類分けと上の表の種類分けとが一致しないことがあります。

***Mac OS 環境で特に気を付けるべき環境依存文字 [#w0cac168]

// x-Mac-Japanese …… Apple による Shift_JIS の拡張。IANA 非登録なので,MIME では “x-” または “X-” で始まる非標準の名称として用いる必要がある。

-【注意】 Mac OS 以外の環境では,
次の表内の環境依存文字を正しく表示できない可能性があります。

|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|LEFT:|LEFT:|CENTER:|c
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|Shift_JIS, ISO-2022-JP, EUC-JP に&br;おける環境依存文字|>|>|>|>|代替処置の例|h
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~|>|テキスト|>|>|LaTeX や OTF package の命令|h
|&copy;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|(c)|\copyright, \Pisymbol{psy}{"D3}, \Pisymbol{psy}{"E3}|\UTF{}|LEFT:\CID{}|
|&trade;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|TM|\texttrademark, \Pisymbol{psy}{"D4}, \Pisymbol{psy}{"E4}, \ajLig{tm}|~|~|
|>|&hellip;&#xf87f;|>|>|>|>|>|>|>| |>|...||||
|&#x2474;|&#x2475;|&#x2476;|&#x2477;|&#x2478;|&#x2479;|&#x247a;|&#x247b;|&#x247c;|&#x247d;|(1)|(10)|\ajKakko{1}|\UTF{}|\CID{}|
|&#x247e;|&#x247f;|&#x2480;|&#x2481;|&#x2482;|&#x2483;|&#x2484;|&#x2485;|&#x2486;|&#x2487;|(11)|(20)|\ajKakko{11}|~|~|
|&#x2776;|&#x2777;|&#x2778;|&#x2779;|&#x277a;|&#x277b;|&#x277c;|&#x277d;|&#x277e;||(1)|(9)|\ding{"B6}, \ding{"CA}, \ajKuroMaru{1}|~|~|
|>|>|&#xf860;0.|>|>|>|>|>|>||>|0.|\ajPeriod{0}||~|
|&#x2488;|&#x2489;|&#x248a;|&#x248b;|&#x248c;|&#x248d;|&#x248e;|&#x248f;|&#x2490;||1.|9.|\ajPeriod{1}|\UTF{}|~|
|&#x216a;|&#x216b;|>|>|>|>|>|>|>||XI|XII|\ajRoman{11}|~|~|
|>|>|>|>|&#xf862;XIII|>|>|>|>||>|XIII|\ajRoman{13}||~|
|>|>|>|&#xf861;XIV|>|>|>|>|>||>|XIV|\ajRoman{14}||~|
|>|>|&#xf860;XV|>|>|>|>|>|>||>|XV|\ajRoman{15}||~|
|&#x217a;|&#x217b;|>|>|>|>|>|>|>||xi|xii|\ajroman{11}|\UTF{}|~|
|>|>|>|>|&#xf862;xiii|>|>|>|>||>|xiii|\ajroman{13}||~|
|>|>|>|&#xf861;xiv|>|>|>|>|>||>|xiv|\ajroman{14}||~|
|>|>|&#xf860;xv|>|>|>|>|>|>||>|xv|\ajroman{15}||~|
|&#x249c;|&#x249d;|&#x249e;|&#x249f;|&#x24a0;|&#x24a1;|&#x24a2;|&#x24a3;|&#x24a4;|&#x24a5;|(a)|(j)|\ajKakkoalph{10}, \(j)|\UTF{}|~|
|&#x24a6;|&#x24a7;|&#x24a8;|&#x24a9;|&#x24aa;|&#x24ab;|&#x24ac;|&#x24ad;|&#x24ae;|&#x24af;|(k)|(t)|\ajKakkoalph{20}, \(t)|~|~|
|&#x24b0;|&#x24b1;|&#x24b2;|&#x24b3;|&#x24b4;|&#x24b5;|>|>|>||(u)|(z)|\ajKakkoalph{26}, \(z)|~|~|
|&#x339f;|&#x33a0;|&#x33a2;|>|>|>|>|>|>||mm^2|cm^2|mm$^2$, mm\texttwosuperior, \ajLig{mm2}|~|~|
|&#x33a4;|&#x33a5;|>|>|>|>|>|>|>||cm^3|m^3|m$^3$, m\textthreesuperior, \ajLig{m3}|~|~|
|&#x217f;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|m|\ajLig{m}|~|~|
|&#x210a;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|g|\ajLig{g}|~|~|
|&#x3396;|&#x3397;|&#x3398;|>|>|>|>|>|>||ml|dl|m$\ell$, \ajLig{ml}|~|~|
|&#x2113;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|l|$\ell$, \ajLig{l}|~|~|
|&#x33b3;|&#x33b1;|&#x33b0;|>|>|>|>|>|>||ms|ns|\ajLig{ms}|~|~|
|&#x33b2;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&mu;s|\textmu s, \Pisymbol{psy}{"6D}s, $\mu$s, \ajLig{micros}|~|~|
|&#x2109;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&deg;F|\textdegree F, {}$^\circ$F|~|~|
|&#x33d4;|&#x33cb;|&#x3390;|&#x3385;|&#x3386;|&#x3387;|>|>|>||mb|HP|\ajLig{HP}|~|~|
|>|>|&#xf860;TB|>|>|>|>|>|>||>|TB|\ajLig{TB}||~|
|&#x213b;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|FAX|\ajLig{FAX}|\UTF{}|~|
|&#x2664;|>|>|>|>|>|>|>|>||>||\ajvarSpade|~|~|
|&#x2667;|>|>|>|>|>|>|>|>||>||\ajvarClub|~|~|
|&#x2661;|>|>|>|>|>|>|>|>||>||$\heartsuit$, \ajHeart|~|~|
|&#x2662;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|◇|$\diamondsuit$, \ajDiamond|~|~|
|&spades;|>|>|>|>|>|>|>|>||>||\ding{"AB}, \Pisymbol{psy}{"AA}, $\spadesuit$, \ajSpade|~|~|
|&clubs;|>|>|>|>|>|>|>|>||>||\ding{"A8}, \Pisymbol{psy}{"A7}, $\clubsuit$, \ajClub|~|~|
|&hearts;|>|>|>|>|>|>|>|>||>||\ding{"AA}, \Pisymbol{psy}{"A9}, \ajvarHeart|~|~|
|&diams;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|◆|\ding{"A9}, \Pisymbol{psy}{"A8}, \ajvarDiamond|~|~|
|&#x3020;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|〒|\ajPostal|~|~|
|&#x260e;|>|>|>|>|>|>|>|>||>||\ajPhone|~|~|
|&#x3004;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|(JIS)|\ajJIS|~|~|
|&#x261e;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&rarr;|\ding{"2B}, \ajRightHand|~|~|
|&#x261c;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&larr;|\ajLeftHand|~|~|
|&#x261d;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&uarr;|\ajUpHand|~|~|
|&#x261f;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&darr;|\ajDownHand|~|~|
|&#x21c6;|>|>|>|>|>|>|>|>||>||$\leftrightarrows$|~|~|
|&#x21c4;|>|>|>|>|>|>|>|>||>||$\rightleftarrows$|~|~|
|&#x21c5;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&uarr;&darr;|$\mathord{\uparrow\downarrow}$, \Pisymbol{psy}{"AD}\Pisymbol{psy}{"AF}|~|~|
|>|>|&#xf860;&darr;&uarr;|>|>|>|>|>|>||>|&darr;&uarr;|$\mathord{\downarrow\uparrow}$, \Pisymbol{psy}{"AF}\Pisymbol{psy}{"AD}, \CID{8312}||~|
|&#x21e8;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&rarr;|\ajRightWArrow|\UTF{}|~|
|&#x21e6;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&larr;|\ajLeftWArrow|~|~|
|&#x21e7;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&uarr;|\ajUpWArrow|~|~|
|&#x21e9;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&darr;|\ajDownWArrow|~|~|
|&#x27a1;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&rarr;|\ding{"E1}, \ajRightBArrow|~|~|
|&#x2b05;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&larr;|\ajLeftBArrow|~|~|
|&#x2b06;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&uarr;|\ajUpBArrow|~|~|
|&#x2b07;|>|>|>|>|>|>|>|>||>|&darr;|\ajDownBArrow|~|~|
|&#x3230;|&#x322a;|&#x322b;|&#x322c;|&#x322d;|&#x322e;|&#x322f;|>|>||(日)|(土)|\(土), \ajKakkoYobi{7}|~|~|
|&#x3240;|&#x3237;|&#x3242;|&#x3243;|&#x323a;|>|>|>|>||(祝)|(呼)|\(祝), \ajLig{(祝)}|~|~|
|&#x323e;|&#x3234;|&#x323b;|&#x3236;|&#x3233;|&#x3235;|&#x323c;|&#x323d;|&#x323f;|&#x3238;|(資)|(財)|\(財), \ajLig{(財)}|~|~|
|>|大&#x20dd;|>|>|>|>|>|>|>||>|(大)|\○大, \ajLig{○大}||~|
|>|小&#x20dd;|>|>|>|>|>|>|>||>|(小)|\○小, \ajLig{○小}||~|
|>|控&#x20dd;|>|>|>|>|>|>|>||>|(控)|\○控, \ajLig{○控}||~|
|&#x32a9;|&#x3296;|&#x329d;|&#x3298;|&#x329e;|&#x3299;|>|>|>||(印)|(秘)|\○印, \ajLig{○印}|\UTF{}|~|
|&#x3316;|&#x3305;|&#x3333;|&#x334e;|&#x3315;|&#x3339;|&#x3342;|>|>||インチ|ヘルツ|\ajLig{インチ}|~|~|
|&#x3300;|&#x331e;|&#x332a;|&#x3331;|&#x3347;|&#x337f;|>|>|>||コーポ|ビル|\ajLig{コーポ}|~|~|
|>|>|>|>|&#xf862;有限会社|>|>|>|>||>|有限会社|\ajLig{有限会社}||~|
|>|>|>|>|&#xf862;財団法人|>|>|>|>||>|財団法人|\ajLig{財団法人}||~|
|&#x3094;|&#x30f7;|&#x30f8;|&#x30f9;|&#x30fa;|>|>|>|>||う゛|ワ゛|\゛う, \ajLig{う゛}|\UTF{}|~|
|&#xfe11;|&#xfe12;|&#xfe19;|>|>|>|>|>|>||||\CID{7887}, \CID{7888}, \CID{7897}||~|
|&#xfe33;|&#xfe31;|&#xfe32;|&#xfe30;|>|>|>|>|>||||\UTF{FE33}|\UTF{}|~|
|&#xfe35;|&#xfe36;|&#xfe39;|&#xfe3a;|&#xfe47;|&#xfe48;|&#xfe37;|&#xfe38;|&#xfe3f;|&#xfe40;|||\UTF{FE35}|~|~|
|&#xfe3d;|&#xfe3e;|&#xfe41;|&#xfe42;|&#xfe43;|&#xfe44;|&#xfe3b;|&#xfe3c;|>||||\UTF{FE3D}|~|~|

*苦手とする数式 [#u35e5d4c]

**文字の上線 [#ab3fec88]

-例 $\sqrt{5} \overline{D}$:  少し長過ぎる上線.平方根にくっついてしまう
-例 $\sqrt{5} \overline{D}$:  少し長過ぎる上線。平方根にくっついてしまう
-例 $\sqrt{5} \bar{D}$: 少し短すぎる上線
-工夫の情報:[[widebar -- 綺麗な上線:http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/widebar.html]]

**ボールド体 [#a45a0ccb]
*** $\bm{\phi}$ [#t82cb506]
使われるフォントをボールド体と見てくれない人が多くて困る.
***ボールド体 [#a45a0ccb]

-$\bm{\phi}$ :使われるフォントをボールド体と見てくれない人が多くて困る.
// 「充分に満足な出力が得られる,標準配布(に近い)既製品が存在する」処理は
// この項にはなるべく載せないほうがよいと思いますが.
// そういうものはもはや「苦手」な処理とは言えないでしょうし,それ以前に
// 「何らかのパッケージを持ちだすような処理を手当たりしだいに載せ」ていたのでは
// 収拾がつかないと思います.

 \documentclass[12pt]{article}
 \usepackage{bm} 
 \begin{document}
 $\bm{\phi}=\left(\phi_1,\,\phi_2\right)$
 \end{document}

**単位 [#p7453c09]
***単位 [#p7453c09]

普通は下記例のように書く必要があり苦しい.
普通は下記例のように書く必要があり,苦しい。
 1\,\textmu /s$^2$
本当(?)は下記例のように書けるようになるのが理想かも.
本当(?)は下記例のように書けるようになるのが理想かも。
 1\unit{\mu / s^2}
>sistyle パッケージを用いると,大体そのような形で記述可能.
// 単純なものでよければ,次のサンプル程度のマクロを自作してもいい.
[[siunitx]] パッケージを用いると,大体そのような形で記述可能です。
// 単純なものでよければ,次のサンプル程度のマクロを自作してもいい。
// \documentclass{ujarticle}
// \makeatletter
// \def\unitprespace{\,}
// \DeclareRobustCommand*\unit{\@ifstar{\@unit\relax}{\@unit\unitprespace}}
// \def\@unit#1{%
//    \ifmmode\else
//       \ifvmode \leavevmode \fi
//       \unskip
//    \fi
//    #1%
//    \ifmmode \expandafter\@math@unit
//    \else    \expandafter\@text@unit
//    \fi}
// \def\@text@unit{\@@unit\f@size}
// \def\@math@unit#1{%
//     \mathchoice{\@@unit\tf@size{#1}}{\@@unit\tf@size{#1}}%
//                {\@@unit\sf@size{#1}}{\@@unit\ssf@size{#1}}}
// \def\@@unit#1#2{%
//    \hbox{\fontsize#1\f@baselineskip\upshape
//       \expandafter\let\csname unit \endcsname\mbox
//       \def\@tempa{\mu}%
//       \ifx\@@micro\@tempa\else \let\mu\@@micro \fi
//       \@tfor\@tempa:=%
//          {\@@b\b}{\@@c\c}{\@@d\d}{\@@t\t}{\@@H\H}%
//          {\'\acute}{\'\grave}{\.\dot}{\"\ddot}{\^\hat}%
//          {\v\check}{\u\breve}{\~\tilde}{\=\bar}%
//          {\r\mathring}%%% 実際には,おそらく,この場合のみ処理するだけでも充分
//          {\b\b@in@unit}{\c\c@in@unit}{\d\d@in@unit}{\t\t@in@unit}{\H\H@in@unit}%
//          \do{\expandafter\let\@tempa}%
//       \medmuskip=2mu
//       \edef\@tempa{\f@series}\edef\@tempa{\expandafter\@car\@tempa\@empty\@nil}%
//       \if \@tempa b\relax \mathversion{bold}\fi
//       $\mathrm{#2}$}}
// \def\b@in@unit#1{\hbox{\@@b{#1}}}
// \def\c@in@unit#1{\hbox{\@@c{#1}}}
// \def\d@in@unit#1{\hbox{\@@d{#1}}}
// \def\t@in@unit#1{\hbox{\@@t{#1}}}
// \def\H@in@unit#1{\hbox{\@@H{#1}}}
// \DeclareRobustCommand*\micro{\@@micro}
// \AtBeginDocument{%
//    \@ifundefined{textmu}%
//       {\@ifundefined{muup}%
//          {\def\@@micro{\mu}}%
//          {\def\@@micro{\muup}}}%
//       {\def\@@micro{\mbox{\textmu}}}}
// \makeatother
// 
// \usepackage{txfonts}%%% \muup を提供
// 
// \begin{document}
// 10 \unit{m \cdot s^{-1}} and 12\unit{\micro g/l}
// 
// $v = 10 \unit{m/s}$ and $c = 12\unit{\mu g/l}$
// $X = \sup_{v \geq 10\unit{m/s}} f(v)$
// 
// 10\,[\unit*{m/s}]%%% このような場合には \unit* とする.
// 10\,[\unit*{m/s}]%%% このような場合には \unit* とする。
// \end{document}


**Comments [#ada1c094]


*Comments [#ada1c094]
- 少なくとも丸数字の1-99くらいまでは、pkフォントがあると重宝すると思うのですが、そういうものはMFソースの形で公開れていないものでしょうか? -- 通りすがり &new{2007-09-04 (火) 03:01:40};
// 少なくとも,囲碁の棋譜用のフォントにそのようなものがあるということは
// 知られています(CTAN/fonts/go).
- 私の存在自体がお気に召さない人間が存在するようですので,私が本質的な部分を作成した箇所については撤去します. -- しっぽ愛好家 &new{2007-09-06 (木) 21:25:53};
- 何があったのかわかりませんが,しっぽ愛好家さんのファンは多いはずです。 -- 奥村 &new{2007-09-06 (木) 21:40:48};
- 私が何か言うたびに某インストーラ作者に当人の日記で絡まれていまして耐えられませんので,引退することにし,それに伴いごみ掃除をいたしました(以前にも質問者を過剰に擁護する人々に絡まれてはきましたが,件の人物の場合は継続的かつ執拗ですので(こういうことを言うと件の人物が凱歌をあげるだけですけれども)).ああいうものが必要なら,あべのり氏をはじめとする「初心者の味方」気取りの皆様に改めて書かせるとよいかと存じます(私などが書いたものよりもっと「初心者に優しい」ものを書いてくださるでしょうから). -- しっぽ愛好家 &new{2007-09-06 (木) 22:10:34};
- お気にされすぎだと思いますけれど。 -- 奥村 &new{2007-09-06 (木) 22:25:34};
- 完全ではありませんが、勝手ながら復活させていただきました。私もどんなことがあったのかわかりませんが、お気にされすぎなのではと思います。また、まとめて頂いた本当にすばらしい資料を、ご自身で否定される必要はないと思います。 -- 中丸 &new{2007-09-07 (金) 03:30:25};

#comment

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