''現在では主流ではありません。使っている人も少ないので、サポートも得にくいです。''~
''WinShell ではなく [[TeXstudio]], [[Texmaker]], [[TeXworks]], [[LyX]] などの統合環境をおすすめします.''~

[[WinShell]] > 使い方

&color(White,#5F2F2F){  ''◆目次◆''  };&br;

#contents

*使い方 [#hcb86f38]

**TeX ファイルの作成 [#n92b6cac]
すでに TeX ファイルがあれば WinShell にドラッグ & ドロップしてファイルを開きます.~
TeX ファイルが無ければメニューの [ファイル(F)]-[新規]-[TeX文書] で新規作成できます.~
ツールバーの [新規TeX文書] をクリックして作成することもできます.~
プロジェクトウィンドウの右側にエディタウィンドウが開きます.~
このエディタウィンドウに LaTeX の文書を打ち込みます.~

打ち込み終わったら,[保存]ボタンをクリックします.~
新規作成した文書の場合はファイル名を聞いてきますので,適当に答えます(例えば “test.tex”).~

**PDF ファイルの出力・表示・印刷 [#ndd7120c]
[主なTeXプログラムの設定] の [BibTeX] と [DVI -> PS] の項目に PDF ファイルを出力するための設定をします.~
設定は以下を参照して設定します.~
-[[WinShell/設定#BibTeX#Latexmk-pdfupLaTeX の場合>WinShell/設定#kf0c5dfa]]
-[[WinShell/設定#DVI -> PS#upLaTeX (ptex2pdf) の場合>WinShell/設定#c693c76d]] または [[WinShell/設定#DVI -> PS#upLaTeX (dvips + ps2pdf) の場合>WinShell/設定#d6ba176a]]

[BibTeX] に設定したプログラムを実行する場合は [BibTeX] ボタンをクリックまたは F6 キーをタイプします.~
[DVI -> PS] に設定したプログラムを実行する場合は [DVI -> PS] ボタンをクリックまたは F8 キーをタイプします.~
//コマンド プロンプトまたは下の出力ウィンドウに処理状況が表示されます.~
コマンド プロンプトに処理状況が表示されます.~

//>もしユーザ自身が作成したファイルとは異なるファイルが処理されているようなら,
//ユーザの意図しない「プロジェクト」が用いられていないかどうかを
//調べてみてください(「プロジェクト」機能については
//後述の「プロジェクト機能を使おう」を参照してください)。~
//WinShell のインストール直後などではデモ用のプロジェクトが用意されていることがあるので,
//必要ならそれを解除してください (See [[qa:48695]])。~

エラーがなければ PDF ファイルが出力されます.~

PDF ファイルを表示したい場合は [主なTeXプログラムの設定] の [DVIView] と [GSView] と [PDFView] の項目に PDF ファイルを表示するための設定をします.~
設定は以下を参照して設定します.~
-[[WinShell/設定#DVIView#SumatraPDF の場合>WinShell/設定#tbcf6fd8]]
-[[WinShell/設定#GSView#SumatraPDF の場合>WinShell/設定#ea77c809]]
-[[WinShell/設定#PDFView#SumatraPDF の場合>WinShell/設定#a003ae3e]]

[DVIView] に設定したプログラムを実行する場合は [DVIView] ボタンをクリックまたは F7 キーをタイプします.~
[GSView] に設定したプログラムを実行する場合は [GSView] ボタンをクリックまたは F9 キーをタイプします.~
[PDFView] に設定したプログラムを実行する場合は [PDFView] ボタンをクリックまたは F11 キーをタイプします.~

エラーがなければ PDF ファイルが表示されます.~

PDF ファイルを印刷する場合は [[Adobe Reader]] から PDF ファイルを開いて印刷します.~
Adobe Reader は SumatraPDF のメニューの [ファイル(F)]-[Adobe Reader で開く(A)] から起動できます.~


**補完機能 [#c8bc5b6d]

Ctrl + Space でキーワードの補完ができます.~

-[[Winshell 補完して!:http://infotech776.blog.fc2.com/blog-entry-24.html]]
-[[winshellの補完機能について:http://diondaikun.hatenablog.com/entry/20121226/1356452475]]

**コメントイン・コメントアウト機能 [#w8b8733a]

範囲選択後 [編集] → [注釈による無効化/無効化の解除] (言語が English なら
[Edit] → [Un/Comment])と選ぶと,選択した範囲の行頭に “%” が付けられたり
外されたりします。~
ショートカットキー Ctrl + K で同様のことができます。


**プロジェクト機能を使おう [#p6a2f200]

WinShell にはプロジェクト機能があります。長めの TeX 文書を書く場合に
非常に役立つと思いますのでやり方を紹介しておきます。~

まず,TeX ファイルはあらかじめコンパイルしておきます。~
メニューバーより [プロジェクト] → [新規プロジェクト] で
プロジェクトファイルを作ります。~
そして,[プロジェクト] → [追加] → [中心となるTeX文書] で
現在編集中のファイルを追加します。~
複数の TeX ファイルに分けている場合には
先ほどの [追加] から [TeX文書] を,bib ファイルを
作っている場合には [BibTeX文書] を選びます。~

あとは,左に現れたプロジェクト名を右クリックしてアクティブに
し,[目次] などの項目を右クリックして[再読み込み]します。~
再読み込みすると[目次] には
\section などへのリンクが,[図] や [表],[参考文献] には
それぞれの \label へのリンクが追加されます。~
それぞれのラベルへのリンクをダブルクリックすることで,そこにジャンプすることができます。~


**「WinShell Update」機能 [#n1ccef71]

WinShell には アップデート機能があります.~

***WinShell の更新 [#x8afdcfc]

WinShell を起動し,メニューから [ヘルプ(H)] → [アップデートの確認(C)...] をクリックします.

「WinShellの更新」 が表示され,WinShell の使用中のバージョン・最新のリリースバージョン・最新のベータバージョンが表示されます.

----
&color(#ACDEFE,#ACDEFE){%%%             &color(Black){''WinShellの更新''};             &color(#DD4444,#DD4444){%%%[&color(White){''×''};]%%%};%%%};&br;
 使用中のバージョン:     3.3.2.5&br;
 最新のリリースバージョン: 3.3.2.6     &color(Black,#DAEAFF){[ 更新を適応 ]};&br;
 最新のベータバージョン:  none      &color(#888888,#EEEEEE){[ 更新を適応 ]};&br;
 &color(Black,#E8E8E8){[                                  ]};&br;
 残り時間:&br;
 転送状況:&br;
 ☑アップデートを自動的に確認       &color(Black,#DAEAFF){[   中止   ]};
----