dvipng で問題が発生する場合は ''dvipng を使用せず PDF ファイルで出力して [[MuPDF]] の mudraw または [[Poppler]] の pdftocairo を使用する''方法があります。~

*[[dvipng:http://www.nongnu.org/dvipng/]] → 問題が発生する場合は PDF ファイルで出力して [[MuPDF]] の mudraw または [[Poppler]] の pdftocairo を使用する [#i1384369]

&color(White,#5F2F2F){　　''◆CONTENTS◆''　　};&br;

#contents

*dvipngとは？ [#wd523196]
dvipng は dvi ファイルから png 形式の画像を生成するコマンドです。~
[[preview-latex プロジェクト:http://www.gnu.org/software/auctex/preview-latex.html]]の成果物として公開されています。~
Version 1.9 から サブフォントに対応しているので、サブフォント機構
を使って作成した dvi の場合には日本語も png 化できます。~
mimeTeX 同様、数式をウェブ用の画像に変換するのに役立ちそうです。~

-http://www.nongnu.org/dvipng/
-http://savannah.nongnu.org/projects/dvipng/
-http://sourceforge.net/projects/dvipng/
-http://www.gnu.org/software/auctex/preview-latex

**License [#s323d9c3]

[[LGPLv3:http://cvs.savannah.gnu.org/viewvc/dvipng/COPYING.LESSER?root=dvipng&view=markup]]

**ChangeLog [#b9b69757]

-[[[texlive] Index of /trunk/Build/source/texk/dvipng:http://www.tug.org/svn/texlive/trunk/Build/source/texk/dvipng/]]
--[[log:http://www.tug.org/svn/texlive/trunk/Build/source/texk/dvipng/?view=log]]
--[[ChangeLog:http://www.tug.org/svn/texlive/trunk/Build/source/texk/dvipng/ChangeLog?view=markup]]

*使い方 [#ic72a209]

**DVI -> PNG [#wff0573c]
[[CJK package>LaTeX-CJK]] を使用すれば dvipng でも日本語が使用できます．~
[[CJK-LaTeX/BXcjkjatype>LaTeX-CJK]] を使用すれば dvipng でも日本語が使用できます．~

DVI ファイルを PNG ファイルに変換する場合は

 $ dvipng hoge.dvi

**DVI -> PDF -> MuPDF (mudraw) -> PNG [#vf3c0c13]

(e-)(u)pTeX で日本語を使用したい場合は DVI ファイルを PDF ファイルに変換して [[MuPDF]] の mudraw を使えば簡単に PNG ファイルに変換できます．~
PDF ファイルの余白を削除する場合は pdfcrop を使用してください．~

 $ mudraw -o hoge.png hoge.pdf

**DVI -> PDF -> Poppler (pdftocairo) -> PNG [#a65b7c7c]

(e-)(u)pTeX で日本語を使用したい場合は DVI ファイルを PDF ファイルに変換して [[Poppler]] の pdftocairo を使えば簡単に PNG ファイルに変換できます．~
PDF ファイルの余白を削除する場合は pdfcrop を使用してください．~

 $ pdftocairo -png hoge.pdf

*関連リンク [#d403df71]
-[[PXtosb パッケージ [電脳世界の奥底にて]:http://zrbabbler.sp.land.to/pxtosb.html]]
-[[dvipng - [物理のかぎしっぽ]:http://hooktail.org/computer/index.php?dvipng]]
-[[qa:17730]]
-[[qa:51671]]からの議論で、dvi2dviを通してサブフォント化した日本語dviファイルが変換できるようになりました