* 情報処理学会スタイルで jis フォントメトリックを使うには [#v57694e7]

現在の情報処理学会スタイル ipsj.cls は jis フォントメトリックに対応しています.
// というわけなので,このページの項目名はいまとなっては不適切です.
// 後日修正予定…
ただし,uplatex には対応できていないようです.
-[[ipsj.cls で uplatex → NG:http://uep.ipe.media.kyoto-u.ac.jp/ipsj-cls-%E3%81%A7-uplatex-ng/]]

% Fix Me! 以下は情報が古そうなので,どなたか修正お願いします!

// ここは ipsj が jis フォントメトリックに対応した時点で不要なので,コメントアウトします.
// ----
// \documentclass{ipsjpapers}
// の前に
//  \DeclareFontShape{JY1}{mc}{m}{n}{<-> jis}{}
//  \DeclareFontShape{JY1}{gt}{m}{n}{<-> jisg}{}
//  \DeclareFontShape{JT1}{mc}{m}{n}{<-> tmin10}{}
//  \DeclareFontShape{JT1}{gt}{m}{n}{<-> tgoth10}{}
// を入れる.
// ----

** 注意 [#q68d87fb]

(情報処理学会論文誌の投稿に関する)『LaTeX による論文作成のガイド』(第 7.1 版)の 4.1 項には
>
例えば,\textheight などのいわゆる style parameter を変更するのは当然やめていただきたい.
<
とあります.
「文書のデフォルトのフォントに関する設定」もまたそういったパラメータと同じく文書の体裁に影響を与えるものである以上,少なくとも「(情報処理学会論文誌への)投稿用原稿作成時には」上記のようなフォント関連の変更は慎んでください.
// たとえ出版時に「閉じ括弧類と句読点が連続する箇所」などの調整が行われるにしても,
// 「著者自身でのデフォルトのフォントの変更」というのは(ジャーナル類の)出版の一連のワークフローにおいては
// 著者側の「越権行為」です.

新しいスタイルは A4 横置きになったので,

 \documentclass{ipsjpapers}

の後に

 \AtBeginDvi{\special{papersize=845pt,597pt}}

を入れます(または dvipdfmx に -l オプションを付ける).