* よくある質問 [#f7a28a02]

このページでは,[[TeX Forum:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/]] で話題になった,あるいは頻繁に尋ねられる事柄をまとめます.

-[[TeXShop]] に関する質問は [[TeXShop FAQ]] にあります.
-[[TeX2img]] に関する質問は [[TeX2img FAQ]] にあります.

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#contents
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**「美文書作成入門」付録の DVD-ROM からの TeX システムのインストールについて [#z7fae5b3]
インストールが失敗するなどの問題が起こる場合は,''まずサポートページを見ましょう''.

-[[改訂第7版:http://okumuralab.org/bibun7/]]

第7版については,Windows でのインストールで一部のウイルス対策ソフトが Windows 用インストーラをマルウェアと誤認識するようです.
この場合は,[[サポートページの「ウイルス対策ソフトによる誤検出」:http://okumuralab.org/bibun7/#virus]]を読んで下さい.

macOS Mojave / macOS High Sierra でヒラギノフォントを埋め込む場合は,[[サポートページの「macOS High Sierra/Mojave対策」:http://okumuralab.org/bibun7/#highsierra]]を参照してください.


**[[TeXworks]] などの統合環境でタイプセットをすると,“! LaTeX Error: This file needs format `pLaTeX2e' but this is `LaTeX2e'.” となって日本語が出ない [#cb7a8a28]

これは [[jsarticle>jsclasses]] などの (u)pLaTeX 専用のクラスファイルで作成したソースを (u)platex 以外で処理しようとすると出るエラーです.
大抵の場合,お使いの統合環境のデフォルト設定で pdflatex(日本語非対応)を使うようになっていることが原因です.
(u)platex を使う設定を追加する必要があります.

例えば,TeXworks での設定方法は [[TeXworks/設定]] にあります.
なお,[[TeX Live]] 2016 以降や [[W32TeX]] や「[[[改訂第7版] LaTeX2e 美文書作成入門:http://okumuralab.org/bibun7/]]」の付録 DVD-ROM に収録されている TeXworks ではこの設定は既になされているので,「タイプセットの方法」として「pLaTeX (ptex2pdf)」が選択されていれば正しく動くはずです.

ただし,インストール時のトラブルにより「pLaTeX (ptex2pdf)」が設定されていないことがあります.
その際は [[TeXworks/設定]] の内容に従い,自分で改めて設定してください.
(「Windows のユーザ名が日本語などの全角文字を含む場合」にこのようなエラーが発生することが知られています.)

** upLaTeX で “! LaTeX Error: Encoding scheme `JY1' unknown.” と出る [#w8a3a1ac]

upLaTeX では jarticle などの pLaTeX 標準のクラスファイルは使えません.代わりに接頭辞 u をつけたクラスファイル(ujarticle など)を使って下さい.

もしくは,統合環境で意図せず upLaTeX を使う設定に変更してしまった場合は,pLaTeX を使うように戻してください.

** upLaTeX で “! Class jsarticle Error: You are running upLaTeX.” と出る [#p2c0bcc3]

jsarticle などはそのままでは upLaTeX で使うことができません.続いて出ている
 (jsarticle)              Please use pLaTeX instead, or add 'uplatex' to
 (jsarticle)              the class option list.
という指示に従って,クラスオプションに uplatex を追加して下さい.
 \documentclass[uplatex]{jsarticle}

** “dvipdfmx:fatal: Unable to open "xxx.pdf".” と出て PDF ファイルが出力されない [#t48fbd69]

これは出力しようとしている PDF ファイルへの書き込みができないときに dvipdfmx が表示するエラーです.
“Output file removed.” とも表示されますが,実際には削除されません(削除もできないので).

最も多い原因は,出力しようとしている PDF ファイルを Adobe Acrobat で開いたまま dvipdfmx を実行しているというものです.
Windows 版の Acrobat は開いているファイルをロックして書き込みできなくしてしまうため,上のようなエラーが出ることになります.
Acrobat を終了してからもう一度試してみれば,問題なく出力できることでしょう.

このように,PDF の出力結果を見ながら LaTeX の原稿を編集するには Acrobat は向いていないので,代わりに [[SumatraPDF]], [[TeXworks]], [[TeXstudio]] など,ロックしないビューワを用いるのがおすすめです.
このように,PDF の出力結果を見ながら LaTeX の原稿を編集するには Acrobat は向いていないので,代わりに [[SumatraPDF]], [[Evince]], [[Okular]], [[TeXworks]], [[TeXstudio]] など,ロックしないビューワを用いるのがおすすめです.

** jsarticle で papersize オプションを指定すると “! Package keyval Error: No value specified for papersize.” と出る [#zdd0e466]

例えば,jsarticle で用紙サイズを B5 にし,かつ余白を2cmずつとりたいとします.dvipdfmx で PDF を出力するときに用紙サイズ設定を自動で反映させるためにはクラスオプションに papersize をつければよく,また余白の設定をするには geometry パッケージを使うのが手軽なので,次のような記述を冒頭にすればよいのでは,ということになります.
 \documentclass[b5paper,papersize]{jsarticle}
 \usepackage[margin=2cm]{geometry}
 ...
ところが,実際にこのように記述すると,
 ! Package keyval Error: No value specified for papersize.
というエラーが出ます.keyval パッケージなんて使っていないのに,一体何が起こっているのだ! となるわけです.これは geometry パッケージも papersize={<width>,<height>} という(keyval パッケージを用いて定義された)オプションを持っており,\documentclass で指定したオプションがグローバルオプションとして geometry にも値なしで渡されてしまうためにエラーとなっているのです.一つの解決策は,geometry にも papersize と同様の機能が備わっていることを利用して,用紙サイズの設定も geometry で行ってしまうことです.
 \documentclass{jsarticle}
 \usepackage[b5j,margin=2cm]{geometry}
 ...

ところで,「グローバルオプションで geometry にも b5paper が渡されるのだから,単に papersize オプションを外すだけでよいのではないか」と思われるかもしれません.
確かに a5paper などの場合はそれでよいのですが,b5paper の場合には落とし穴があります.
(次の項目に続く)

** geometry パッケージによる用紙サイズや余白の設定が意図通りにならない [#x2fe151a]

よく陥りがちな罠について書いておきます.

-b5paper は geometry では ISO の B5 を意味するため,JIS の B5 を指定するためには b5j とする必要があります.
-jsarticle との併用で文字サイズも変更したい場合は,jsarticle が \mag という拡大縮小機能を利用している影響を防ぐために,truedimen オプションを geometry に合わせて渡す必要があります.
余白などの寸法の指定時にも,cm や mm の代わりに truecm, truemm を使います.

 \documentclass[11pt]{jsarticle}
 \usepackage[b5j,truedimen,margin=2truecm]{geometry}
 ...

次も参考にしてください.
-[[B5用紙サイズについて:https://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/mod/forum/discuss.php?d=1437#p8039]]
-[[LaTeX の「アレなデフォルト」 傾向と対策 ― その8:用紙サイズの扱いがアレ:https://qiita.com/zr_tex8r/items/297154ca924749e62471#%E3%81%9D%E3%81%AE8%E7%94%A8%E7%B4%99%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%AE%E6%89%B1%E3%81%84%E3%81%8C%E3%82%A2%E3%83%AC]]

''注意'':文書作成時に「余白を25mmに」などという指定があることは多いですが,和文組版の観点からいうとこれはあまり良い指定ではありません.
実際に余白を25mmと設定してみると,(用紙サイズ・文字サイズにもよりますが)和文文字だけで構成される段落を縦に見たときに最後の行の文字の位置が他の行の文字の位置と揃わないことに気付くはずです.
これは,最後の行以外では指定した余白となるように文字間隔を広げて組まれてしまうためです.
きれいなベタ組みとなるように余白を指定に近い値に設定するためには,本文の幅が和文文字サイズの整数倍となるように計算する必要があります.
geometry パッケージには本文の幅と行数からレイアウトを設定するためのオプションも用意されているので,これを用いればそのような設定を自分で計算することなく簡易的に実現することができます.
 \usepackage[textwidth=49zw,lines=44,centering]{geometry}
zw は zenkaku width で和文文字1文字の幅を表します.
centering を指定すると版面が中央になるように余白が設定されます.

-[[geometryについて:https://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/mod/forum/discuss.php?d=2371#p13934]]

** TeX Live の (u)pLaTeX + dvipdfmx で画像が取り込めない [#aa7220cc]

まず,
 ! LaTeX Error: Cannot determine size of graphic in xxx.pdf (no BoundingBox).
などとエラーメッセージが出る場合は,プリアンブルの [[graphicx]] のパッケージ読み込みで
 \usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
と dvipdfmx オプションがついていることを確認して下さい.
もしくはグローバルオプションに dvipdfmx でもよいです:
 \documentclass[...,dvipdfmx,...]{jsarticle}
この状態で画像を取り込もうとしても,
 runpopen command not allowed: extractbb

 ! LaTeX Error: Cannot run pipe command. Try --shell-escape
 (--enable-pipes in MikTeX) option.
と出てうまくいかないことがあります.これは画像に対応する「枠」(Bounding Box) の情報を取得・出力するためのコマンド extractbb が実行できないからです.texmf.cnf に
 shell_escape_commands = \
 bibtex,bibtex8,\
 kpsewhich,\
 makeindex,\
 repstopdf,epspdf,extractbb
と記述すると,extractbb が自動で実行され,画像が取り込めるようになります.なお,この設定は TeX Live 2015 以降では不要になりました.

** 欧文誌の論文投稿システムで生成した原稿の PDF に図が正しく表示されない [#z4853410]

これは執筆時に (u)platex + dvipdfmx を用いている場合に起こります.
日本では未だに pTeX を使っているために出力の DVI ファイルを dvipdfmx で PDF に変換するのが主流ですが,海外では pdfTeX というもので直接 PDF を出力するのが主流になっています.
dvipdfmx で図を取り込むためには graphicx パッケージに dvipdfmx オプションを与えることになりますが,この指定のまま pdflatex で処理すると図が取り込めなくなってしまいます.
投稿時に dvipdfmx オプションを外すか,欧文論文の執筆時には pdflatex を使うようにしてください.

**PDF を取り込んだファイルのタイプセット時に “** WARNING ** Streams with DecodeParams not supported.” というアラートが出て PDF を取りこめない [#m90b3097]

[[TeX Live]] 2015 以降および最新の [[W32TeX]] では修正されています.
古いシステムを使用していたり [[[改訂第6版] LaTeX2e 美文書作成入門:http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/bibun6/]] からインストールしている場合に,このエラーが生じる可能性があります.

原因は,一部の PDF と 以前の dvipdfmx / extractbb に互換性がないことです.
-[[dvipdfmx で画像する時に色々とアレな話:http://d.hatena.ne.jp/zrbabbler/20140814/1408040710]]
-図の挿入について [[forum:1588]]

対策は,PDF を作り直して DecodeParams を含まない PDF を作るか,最新の TeX システムをインストールしてください.

DecodeParams を含まない PDF を作るには,以下のどれかを試してください.
- いったん [[pdfcrop]] を通す(pdfTeX は既に DecodeParams に対応していて,出力する PDF には DecodeParams を含まない)
- CubePDF (Windows) などのソフトを用いて,pdf のバージョンを 1.4 以下にする
- Adobe 社製のソフトやプラグインを用いずに,ファイルを「PDF として保存」する

** eqnarray で複数行の数式を書くと,位置を揃えた等号の後ろに妙なスペースが入る [#qc6a7549]

これはよく知られた問題で,まともな解決策はありません.
\arraycolsep というパラメータを調節することでスペースを小さくできますが,行列などの array 環境にまで影響してしまいます.

代替として,amsmath パッケージが提供する align 環境を使うことが推奨されています.使い方は eqnarray とほぼ同じですが,位置を揃えるための & は揃える文字の前のみでよく,後ろの & は不要です.

 \begin{eqnarray}
 a&=&b \\
  &=&c
 \end{eqnarray}

 \begin{align}
 a&=b \\
  &=c
 \end{align}

-Lars Madsen, Avoid eqnarray!, [[The PracTeX Journal 2006:http://www.tug.org/pracjourn/2006-4/madsen/]], [[TUGboat ''33'' (2012):http://www.tug.org/TUGboat/tb33-1/tb103madsen.pdf]]

** align や multline の複数行の数式を囲む括弧で \left( ... \\ ... \right) とするとエラーが出る [#n7a1b451]

このような場合には残念ながら \left, \right は使えません.
\biggl, \biggr などを使って手動で括弧の大きさを指定するか,\vphantom を活用します.

-[[math mode - How to make \left, \right pairs of delimiter work over multiple lines? - TeX - LaTeX Stack Exchange:https://tex.stackexchange.com/questions/21290/how-to-make-left-right-pairs-of-delimiter-work-over-multiple-lines]]

** \bf と \bfseries の違い [#hea4b680]

\bf, \it といった2文字のフォント指定コマンドを使っている方は多いと思いますが,実はこれらは古い LaTeX 2.09 のコマンドで,既に現行の LaTeX2e では非推奨となっています.
LaTeX2e では \bfseries, \itshape などを使います.

\bf, \it が非推奨な理由は,次を試すとわかるでしょう.

 {\bf\it foo}\\
 {\bfseries\itshape foo}\\
 \textbf{\textit{foo}}

このように書くとボールドイタリック(太字の斜体)で foo が出力されるのが自然ですが,下2つは意図通りになるのに対して,1番上のはただのイタリックで,\bf の効果は打ち消されてしまっていることがわかります.

実は,LaTeX2e では \bf などは非推奨どころか既に定義すらされておらず,実際に minimal クラスで \bf を使ってみると ! Undefined control sequence. が出ます.これにも関わらず,多くのクラスファイルではわざわざ \bf を定義しているので使えるようになっています.

scrartcl というクラスでは,\bf を使うと次の長いヘルプメッセージが出ます.

 ! Class scrartcl Error: undefined old font command `\bf'.
 
 See the scrartcl class documentation for explanation.
 Type  H <return>  for immediate help.
  ...                                              
                                                   
 l.5 \bf
        
 ? H
 H
 You should note that since 1994 LaTeX2e provides a new font selection scheme
 called NFSS2 with several new, combinable font commands. KOMA-Script
 classes had defined the old font commands like `\bf' only for compatibility
 with old LaTeX 2.09 document styles of Script 2.0. Nevertheless, these
 commands are deprecated and undocumented at least since 2003. Since 2013
 KOMA-Script classes warned about soon removement of these deprecated commands.
 Now, after two decades of LaTeX2e and NFSS2, these commands will not work any
 more. If loading a package results in this error message, you should contact
 the author of that package and ask him to replace the deprecated font command
 `\bf', e.g., by `\normalfont \bfseries `. Otherwise you should reconfigure
 or replace the package. If you have used the old font command `\bf' yourself,
 you should replace it, e.g., by `\normalfont \bfseries '.
 To make it work for now, you can use the already also deprecated class option
 `enabledeprecatedfontcommands'.

なお,紛らわしいですが,強調のための \em は LaTeX2e のコマンドなので問題なく使用することができます.

** 行番号を振りたい [#d868397c]

lineno パッケージが使えます.

-[[lineno.sty: LaTeX パッケージ:http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/lineno.html]]

**ヘルプドキュメントの探し方 [#bdcc8e5a]
([[qa:53707]], [[qa:53708]], [[qa:55521]] など)
-検索サイトで,パッケージ名やコマンド名で検索する
-マクロやパッケージ関わることであれば,[[CTAN]] ([[CTAN: Search:https://www.ctan.org/search/]]) でパッケージ名をキーに探す
-[[TeX Live]] または [[W32TeX]] であれば texdoc -l -s <パッケージ名> と打つ → [[Texdoc]]~
(例) texdoc -l -s hyperref
--TeX Live には [[texdoctk:https://ctan.org/pkg/texdoctk]] というPerl/Tkを用いたGUIのドキュメント検索ソフトがあります.
-[[MiKTeX]] であれば texdoc -l <パッケージ名> と打つ~
(例) texdoc -l hyperref
-TeXworks など由来のはっきりしているソフトウェアに関するヘルプは,それぞれのソフトウェアのヘルプをまず見る.


**TeX, LaTeX のエラーメッセージ [#s54a975c]
//-''! TeX capacity exceeded, sorry ...''([[qa:32844]], [[qa:32596]]など)
// Q&A で良く出るものはここに書いたほうが良い?

TeX のエンジンレベルのエラーについては [[TeX のエラーメッセージ]]にまとめてあります.

LaTeX のエラー・警告については

-[[LaTeX のエラーメッセージ]]
-[[LaTeX の警告メッセージ]]

の各々にまとめてあります.エラーや警告は生じないが,深刻な問題があるものについては

-[[LaTeX コマンドの誤用例]]

が参考になります.

**dviout や xdvi でのトラブル [#k7a3f154]

TeX の出力である DVI ファイルをそのままプレビューすることは,現在ではあまり行われていません.
[[ptex2pdf]] を使用すれば TeX ファイルから直接 PDF ファイルを出力できるので,PDF での作業への移行を検討してください.

-Windows で [[dviout]] を使う代わりに ''PDF ファイルで出力して [[SumatraPDF]], [[Evince]], [[TeXworks]], [[TeXstudio]] でプレビューする''方法があります.[[Adobe Acrobat Reader DC]] は開いているファイルをロックしてしまうため,あまり TeX の出力のプレビューには向きません.
-X Windows System で [[xdvi]] を使う代わりに ''PDF ファイルで出力して [[Evince]], [[Okular]], [[zathura]], [[qpdfview]], [[TeXworks]], [[TeXstudio]] でプレビューする''方法があります.



** 複数ページの PDF ファイルの任意のページを取り込みたい [#g4eeb4af]

[[pdfTeX]] や [[LuaTeX]] のような PDF ファイルを直接扱えるエンジンでは,単に
 \includegraphics[page=3]{sample.pdf}
のように page オプションでどのページを取り込むかを指定すればよいです.
(u)pLaTeX + dvipdfmx の場合には,TeX Live 2014 以前では extractbb によるバウンディングボックスの取得が,取り込み対象の PDF の2ページ目以降には対応していないという問題がありました.
-PDFファイルの任意のページの画像を使いたい [[forum:641]]

この問題は,TeX Live 2015 以降や W32TeX では解決されており,上記のように page オプションで指定するだけで取り込めるようになっています.
詳細は次のページを参照して下さい.

-[[dvipdfmx で複数ページPDF/AIファイルを \includegraphics する - TeX Alchemist Online:http://doratex.hatenablog.jp/entry/20141203/1417555607]]
-[[【改訂版】dvipdfmx で複数ページPDF/AIファイルを \includegraphics する - TeX Alchemist Online:http://doratex.hatenablog.jp/entry/20141204/1417625159]]


**細かい表記に関すること [#l951f950]

[[表記の哲学]]にまとめてあります.


//-[[TeX と「TeX 以外」]]


**Tips [#de167df2]

-自分自身のファイル名の取得
--\jobname ([[qa:32943]], [[qa:17412]], [[qa:11872]]).
-通しノンブルを振る・最後のページ番号を取得する
--通しノンブルを振る (印刷所持込用?) ([[qa:9645]], [[qa:9677]], [[qa:10561]]).
--章ごとのページ/章の総ページ数 ([[qa:45859]], [[qa:45860]], [[qa:45870]]).
--lastpage.sty のカスタマイズは hyperref.sty と共存しにくい ([[qa:46490]])
//([[qa:46483]], [[qa:46486]], [[qa:46488]], [[qa:46489]], [[qa:46490]],
//[[qa:46494]], [[qa:46495]], [[qa:46502]], [[qa:46508]], [[qa:46510]]).
////// 原題: hyperref.sty と lastpage.sty は競合する
// // その件は,hyperref,lastpage の両パッケージが競合しているというよりも
// // むしろ,“hyperref 自身が lastpage と共存できるように細工しているがゆえに,
// // lastpage の内部処理に手を入れるようなユーザ自身によるカスタマイズが
// // hyperref 使用時にはうまくいかない”という話のようです.
////// 詳しい解説をありがとうございます.内容は理解しているつもりでしたが,
////// 正しく 1 行紹介するのがむずかしいのと,
////// トラブルに陥った人が後から検索するのにどういうタイトルがいいか,
////// という兼ね合いがうまくなかったでしょうか.ちょっと変えてみました.
////// 細かいことを気にすると,断定形で書きにくくなるのがくせものです・・・.
-\label{}, \ref{} を目に見えるように張る
--[[CTAN:macros/latex/required/tools/showkeys.dtx]] ([[qa:19427]], ...)
-ハイフネーションの禁止
--\hyphenpenalty=10000 \exhyphenpenalty=10000 と設定
--\lefthyphenmin=100 \righthyphenmin=100 と設定
// ほかにもありますが,この 2 通りが手軽でしょう.
-二段組にしたときに最終ページの左右カラムを揃える
--[[balance.sty:http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/balance.html]],[[CTAN:macros/latex/contrib/preprint/]]内 ([[qa:32276]]...)
-[[TeXが苦手とする処理]]%%(下線,飾り枠など)%%
-行列の転置の書き方
--[[qa:2476]]からのスレッド:[[qa:2478]], [[qa:2479]], [[qa:2480]], [[qa:2490]], [[qa:2496]], [[qa:2498]], [[qa:2502]], [[qa:2503]], [[qa:2568]], [[qa:2569]], [[qa:2571]], [[qa:2572]], [[qa:2573]], [[qa:2579]], [[qa:2583]], [[qa:2584]], [[qa:2585]]
--上のスレッドで出てきたマクロの使い方の例:[[qa:12045]]
--大型演算子以外に使う \sideset:[[qa:2511]]
--[[qa:43655]] に対する回答:[[qa:43656]], [[qa:43657]], [[qa:43658]], [[qa:43667]], [[qa:43668]]
-「アンバランスな括弧」[[qa:44132]],[[qa:49364]](およびそれらの元質問)
// // もっとも,「仕事なのでやむをえない」というのでもなければ,適宜
// // 斜線を用いて書き直すのが妥当.下記のサンプル文書を検討のこと.
// \documentclass{article}
// \usepackage{amsmath}
//
// \makeatletter
// \def\addshiftedparentheses{\addshifteddelimiters()}
// \def\addshiftedbraces{\addshifteddelimiters\{\}}
// \def\addshiftedbrackets{\addshifteddelimiters[]}
// \def\addshifteddelimiters#1#2#3{%
//    \@ifnextchar^%
//       {\@addshifteddelimiters@u{{#1}{#2}{#3}}}%
//       {\@addshifteddelimiters@n{{#1}{#2}{#3}}}}
// \def\@addshifteddelimiters@u#1^#2{%
//    \@ifnextchar_%
//       {\@addshifteddelimiters@ul{#1{#2}}}%
//       {\@@addshifteddelimiters{#1{#2}{}}}}
// \def\@addshifteddelimiters@ul#1_#2{\@@addshifteddelimiters{#1{#2}}}
// \def\@addshifteddelimiters@n#1{%
//    \@ifnextchar_%
//       {\@addshifteddelimiters@l{#1}}%
//       {\@@addshifteddelimiters{#1{}{}}}}
// \def\@addshifteddelimiters@l#1_#2{%
//    \@ifnextchar^%
//       {\@addshifteddelimiters@lu{#1}{#2}}%
//       {\@@addshifteddelimiters{#1{}{#2}}}}
// \def\@addshifteddelimiters@lu#1#2^#3{\@@addshifteddelimiters{#1{#3}{#2}}}
// \def\@@addshifteddelimiters{\mathpalette\@@@addshifteddelimiters}
// \def\@@@addshifteddelimiters#1#2{\@@@@addshifteddelimiters#1#2}
// \def\@@@@addshifteddelimiters#1#2#3#4#5#6{%
//   \mathinner{%
//      \setbox\z@\hbox{%
//         \m@th
//         $%
//         \setbox\z@\hbox{$#1#4$}%
//         \dimen@\ht\z@
//         \setbox\z@\hbox{$\vcenter{\box\z@}$}%
//         \advance\dimen@-\ht\z@
//         \left#2 \box\z@ \right#3%
//         \expandafter$\expandafter}\expandafter\dimen@\the\dimen@\relax
//      \def\@tempa{#5}\def\@tempb{#6}%
//      \ifx\@tempa\@empty
//         \ifx\@tempb\@empty \let\@tempa\@empty
//         \else              \def\@tempa{_{#6}}%
//         \fi
//      \else
//         \ifx\@tempb\@empty \def\@tempa{^{#5}}%
//         \else              \def\@tempa{_{#6}^{#5}}%
//         \fi
//      \fi
//      \raise\dimen@\box\z@\@tempa}}
// \makeatother
//
// \begin{document}
// Though it is possible to produce a formula like
// \[
//     1
//   + \addshiftedparentheses{\frac{x}{x - \dfrac{1}{2}}}
//   + \addshiftedparentheses{\frac{x - \dfrac{1}{2}}{x}},
// \]
// it would be better to choose ``traditional'' expressions such as
// \[
//     1
//   + \left( \frac{x}{x - 1/2} \right)
//   + \left( \frac{x - 1/2}{x} \right),
// \]
// or
// \[
//     1
//   + \left( \frac{x}{x - \frac{1}{2}} \right)
//   + \left( \frac{x - \frac{1}{2}}{x} \right).
// \]
// \end{document}

//**コメント [#adc20c89]
//-インストール先がCドライブとは限らないので(インストールディレクトリ)\dvioutとしたのですが…。 -- 若雲 &new{2004-12-05 (日) 17:35:30};
//-↑修正してみました。 -- トニイ &new{2005-03-18 (金) 07:20:18};
//- ebbをPDF 1.4に対応させるには -- tacro &new{2006-03-04 (土) 20:26:14};
//- ↑間違いです。すみません。 -- tacro &new{2006-03-04 (土) 20:27:24};
//- Wikiなので編集も削除も可能です。前の書き込みは間違いだったそうなので,コメントを付けて表示から消しました。 -- トニイ &new{2006-03-06 (月) 17:39:05};
//
//#comment