TeX ファイルから PDF ファイルを生成するプログラム ptex2pdf

ptex2pdf は uplatex, euptex, uptex, platex, eptex, ptex の中から指定したコマンドと dvipdfmx とを連続して実行する Lua スクリプトです. ptex2pdf は TeX Live, W32TeX に含まれています. もともとは TeXworks での使用を簡便にするために開発されましたが,TeXShop などの統合環境においても使用できますし,コマンドライン(ターミナルからの直接の入力)でも使用できます.



使い方

ptex2pdf <オプション> <ファイル名.tex>

オプション一覧

使用例

注意点

macOS の TeXstudio で ptex2pdf が動作しない

macOS の TeXstudio で ptex2pdf が動作しないという報告「(mac) TexStudioでptex2pdfが動かない」があります.

原因の切分けが完全ではありませんが,以下の2ステップを行えば解決するようです.

不具合

https://github.com/texjporg/ptex2pdf/issues

Windows 環境で ptex2pdf v0.9 を使用して "予 定.tex" を処理しようとすると dvipdfmx でエラーが発生して "予 定.pdf" が作成できない(バーション 20170603.0 で修正済み)

Windows 環境で ptex2pdf v0.9 を使用して "予 定.tex" を処理しようとすると dvipdfmx でエラーが発生して "予 定.pdf" が作成できません。

この場合は (u)platex で "予 定.tex" を処理した後で dvipdfmx "予 定.dvi" を実行すると "予 定.pdf" が作成できます。

ptex2pdf.lua の 385 行目に記述されている

bname = string.gsub(bname, "^.*[/\\](.*)$", "%1")

を以下のようにコメントアウトすると処理できるようになるようです。

--bname = string.gsub(bname, "^.*[/\\](.*)$", "%1")

バージョン 20170603.0 でこのバグは修正されました.

texlive2017-20170524.iso に収録されているのは ptex2pdf v0.9 なので tlmgr で最新版にアップデートしてください.

TeX Live/Cygwin で ptex2pdf を実行すると /usr/bin/env: texlua : No such file or directory のエラーが発生する(バーション 0.6 で修正済み)

バージョン 0.6 より前では,TeX Live/Cygwin で ptex2pdf を実行すると /usr/bin/env: texlua : No such file or directory のエラーが発生します.

$ ptex2pdf -u -l hoge.tex
/usr/bin/env: texlua  : No such file or directory

この場合,ptex2pdf.lua の shebang line

#!/usr/bin/env texlua  

の texlua の後ろの余分なスペース2つを削除してください.

バージョン 0.6 でこのバグは修正されました.

リンク

作者による解説

http://www.preining.info/blog/software-projects/ptex2pdf/

開発版レポジトリ

https://github.com/texjporg/ptex2pdf

ライセンス

GPLv3, GPLv2

変更履歴

https://github.com/texjporg/ptex2pdf#changelog

CTAN 配布サイト

https://ctan.org/pkg/ptex2pdf

TeX Live 上の位置

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Last-modified: 2017-08-17 (木) 01:15:36 (461d)