tlmgr

tlmgr は TeX Live のパッケージ管理ツールで,コマンドラインで使用します. GUI 版としては Windows の TeX Live Manager や macOS の TeX Live Utility もあります.

使い方

公式ドキュメントに解説があります.

$ tlmgr --help

でもマニュアルが表示されます.

TeX Live のアップデート

コマンドラインから以下のコマンドを実行します.

インストールされているパッケージの情報を見る(ライセンス・バージョン確認など)

たとえば geometry パッケージについて調べる場合は,以下のコマンドを実行します.

$ tlmgr info geometry
package:     geometry
category:    Package
shortdesc:   Flexible and complete interface to document dimensions.
longdesc:    The package provides an easy and flexible user interface (以下略)
installed:   Yes
revision:    19716
cat-version: 5.6
cat-date:    2010-09-13 00:36:13 +0200
cat-license: lppl
collection:  collection-latex

過去のパッケージを復元する

ときどき,tlmgr で更新したパッケージに不具合が混入したり,他のパッケージとの共存で不都合が生じたりすることもあります. 問題のなかった古いバージョンを復元したくなることがあると思います.

たとえば,tlmgr でパッケージを一斉にアップデートしたところ,luatexja の r39527 で不都合が生じたとして,以前にインストールされていたバージョンに復旧したいとします. その場合,以下のコマンドを実行します.

$ tlmgr restore luatexja

バックアップが残っている場合は,ローカルに保存されているリビジョン番号が表示されます.

Available backups for luatexja: 39105 (2016-02-02 15:45)

確認したら,そのリビジョン番号を復元します.

$ sudo tlmgr restore luatexja 39105

一度確認されます.

Do you really want to restore luatexja to revision 39105 (y/N):

y で進むと

Restoring luatexja, 39105 from /usr/local/texlive/2015/tlpkg/backups/luatexja.r39105.tar.xz

などと表示され,過去のパッケージが展開されます.

なお,フォーマット作成時に読まれるファイルを復元した場合(たとえば LaTeX 本体に不具合が生じ,過去のバージョンを復元した場合)は,手動でフォーマットを再作成する必要が生じます.

関連リンク


Last-modified: 2018-08-10 (金) 00:07:32 (11d)