*TLContrib [#y561e069]

[[TeX Live]] は書籍の付録として DVD に入る場合もあるため,

- 利用や改変,商用再配布にライセンス上制約がない(=「フリー」)
- 「フリー」でない物が動作条件として必須でない

という条件を満たすものだけを採用する方針をとっています(Debian と同様)。
この方針やその他の様々な事情で TeX Live には収録されないものの,「パッケージ自体にはライセンスの制約がなく,利用や再配布が自由である」という場合が多々あります。
このようなパッケージを代わりに収録して,いわば「TeX Live を補完する」という目的で作られているディストリビューションが TLContrib です。

-[[TeX Live Contrib Area:http://contrib.texlive.info/]]

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#contents
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**TLContrib に収録されているものの例 [#e4db4d96]

***getnonfreefonts [#bab3197f]

先述の TeX Live の方針により,「商用・非商用を問わず無料で利用可能だが,商用再配布を禁じるフォント」は TeX Live に採用されません。
先述の TeX Live の方針により,「商用・非商用を問わず無料で利用可能だが,商用再配布を禁じるフォント」は TeX Live には採用されません。
getnonfreefonts はそのような「無料だが『フリー』でないフォント」をインストールするためのスクリプトで,それ自体は LaTeX Project Public License (LPPL) v1.3 以降で配布されています。

-[[getnonfreefonts:https://www.tug.org/fonts/getnonfreefonts/]]

***cjk-gs-integrate-macos, ptex-fontmaps-macos [#dde9becc]

2015 年 10 月 3 日以降の TeX Live 2015 及び TeX Live 2016,2017 には,macOS Sierra / OS X El Capitan のヒラギノフォントに対応した ptex-fontmaps (旧名:jfontmaps) & cjk-gs-integrate が収録されていました。
しかし,これらは TeX Live 2018 以降では削除され,macOS 専用のヒラギノ(OS X 10.11 El Capitan 以降に付属するもの)を扱う場合は外部のデータベースからファイルを取得する方法に変更されました。
この外部データベースなどを収録したのが cjk-gs-integrate-macos,ptex-fontmaps-macos です。
セットアップ方法は[[ヒラギノフォント#macos-hiragino-setup]]に説明があります。

-[[cjk-gs-integrate 20190303.0(Mojave 対応)>forum:2583]]
-[[cjk-gs-integrate & ptex-fontmaps 20180306.0>forum:2382]]

***japanese-otf-nonfree, japanese-otf-uptex-nonfree [#m957f673]

いわゆる [[OTF]] パッケージ(pLaTeX 用)とその upLaTeX 対応版です。
ヒラギノフォントの仮名文字や記号類といったプロポーショナル和文文字を使用する \propshape という命令のために使われる TFM / VF のセットが含まれています。

-[[japanese-otf & japanese-otf-uptex 2018-02-11>forum:2366]]


**関連リンク [#vd8e3fd2]

-[[[issue:200] TLContrib packages into MacPorts?:https://ml.texjp.org/pipermail/issue/2018-July/#162]]
-http://www.preining.info/blog/tag/tlcontrib/


**ChangLog [#s9b42273]

-http://git.texlive.info/tlcontrib/
--[[log:http://git.texlive.info/tlcontrib/log/]]