*TeX ソースから画像を生成するアプリケーション TeX2img [#headline]

TeX2img は TeX ソースコードをタイプセットし,画像に変換するアプリケーションです.
しばしば「数式の画像化」ツールとして紹介されますが,実際は「地の文を含めて TeX 文書全体を画像化」することを想定して作られています.

''公式サイト''
-[http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~abenori/soft/#TEX2IMG TeX2img] (Windows 版)
-[https://tex2img.tech TeX2img] (macOS 版)

類似ソフトウェアとして,[[LaTeXiT]] があります.

奥村先生の [http://okumuralab.org/bibun7/ [改訂第7版]LaTeX2e 美文書作成入門] には,Windows版/macOS版が標準インストールソフトウェアとしてバンドルされています.

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#contents
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**出力形式 [#output]

入力した TeX ソースコードを TeX でコンパイルして,次のような形式の画像で出力します.
出力した画像は Word, Excel, PowerPoint, Illustrator, InDesign
等に貼り付けて利用可能です.

-ベクター画像
--アウトラインをとった EPS ファイル
--アウトラインをとった PDF ファイル
--テキストを保持した PDF ファイル
--アウトラインをとった(かつテキスト保持も可能) SVG ファイル(圧縮した SVGZ 形式も対応)
--アウトラインをとった EMF ファイル
-ビットマップ画像
--JPEG ファイル
--PNG ファイル
--BMP ファイル
--TIFF ファイル
--GIF ファイル

PNG は背景を透過させることができます.(macOS 版は TIFF / GIF も透過対応.)


//**使い方 [#usage]


**動作環境 [#environment]

Windows, macOS


**対応エンジン・DVIware [#engines]

汎用的に設計されているので,コンパイルして PDF または PS ファイルを出力する LaTeX 処理系ならば何でも対応できます.次のような処理系で動作確認済みです.

-pdfLaTeX
-LuaLaTeX
-XeLaTeX
-(u)pLaTeX + dvipdfmx
-(u)pLaTeX + dvips


**お知らせ [#notice]

Windows/macOS 版ともに TeX と [[Ghostscript]] が正しくインストールされていることが必要です.

-Windows 版,macOS 版ともに SVG 画像の出力に使用する
[[MuPDF]] の mudraw を内蔵しています.
// [[pdf2svg]] よりすぐれた SVG 変換法に乗り換えました.
-Windows 版の 1.4.0 以前のバージョンでは,オプションで
[[ImageMagick]] をインストールすれば,より綺麗な出力画像を得られます.なお
1.5.0 以降では ImageMagick に依存しない改良が施されました.
-macOS 版はビットマップ画像の生成に macOS 標準の画像処理 API を活用します.
-Windows 版は EMF 画像の出力に,Google が開発した
[[PDFium>Google Chrome#l83f1380]] という PDF レンダリングエンジンを利用しています.
-macOS 版は,EMF 画像を出力するために,[[pstoedit]](を高画質になるように独自改修したバージョン)を内蔵しています.
-macOS 版は,[[Ghostscript 9.15 以降でテキスト形式の EPS を出力する:http://d.hatena.ne.jp/acetaminophen/20150514/1431625979]]ために,[[Xpdf]] の付属ツールである pdftops を内蔵しています.


**トラブルシューティング・よくある質問 [#faq]

[[TeX2img FAQ]] を参照してください。


**リンク [#links]

***作者による解説など [#project]
-[http://abenori.blogspot.com/search?q=TeX2img 「TeX2img」の検索結果 - にっき♪]
-[http://twilog.org/doraTeX/search?word=TeX2img 「TeX2img」の検索結果 - Twilog]

***使い方,動作の仕組みの解説 [#manual]
-[http://acetaminophen.hatenablog.com/archive/category/TeX2img "TeX2img" - 記事一覧 - Acetaminophen’s diary]
--[http://acetaminophen.hatenablog.com/entry/tex2img-gui TeX2img のすゝめ:詳しい使い方(改訂版)]
--[http://acetaminophen.hatenablog.com/entry/tex2img-cui TeX2img のコマンドライン版の使い方(改訂版)]
--[http://acetaminophen.hatenablog.com/entry/tex2img-latex TeX2img で任意の TeX エンジンを指定するために]
--[http://acetaminophen.hatenablog.com/entry/tex2img-converter TeX2img (Windows/Mac) の動作の詳細(改訂版)]
--[http://acetaminophen.hatenablog.com/entry/2014/09/15/075714 PDF のトリミングとベクター画像抽出]
-[http://acetaminophen.hatenablog.com/archive/category/Ghostscript "Ghostscript" - 記事一覧 - Acetaminophen’s diary]
--[http://acetaminophen.hatenablog.com/entry/2014/10/16/110255 Ghostscript のこと(1):アウトライン化の詳細]
--[http://acetaminophen.hatenablog.com/entry/2014/10/17/145447 Ghostscript のこと(2):不具合?]
--[http://acetaminophen.hatenablog.com/entry/2015/03/14/221359 Ghostscript のこと(3):新しいアウトライン化の知見]
-[http://www.nagaoka-ct.ac.jp/ec/labo/visu/usb/tex/tex2img.shtml USBメモリ活用講座【付録・TeX2img ポータブル化】]

***ライセンス [#license]
-Windows 版:
[[BSD 2-Clause:https://github.com/abenori/TeX2img/blob/master/license.txt]]
-macOS 版:
[[GPLv2:https://github.com/doraTeX/TeX2img/blob/master/LICENSE.txt]]

***ソースコード [#repository]
-Windows 版:
https://github.com/abenori/TeX2img
-macOS 版:
https://github.com/doraTeX/TeX2img

***変更履歴 [#changelog]
-Windows 版
--https://github.com/abenori/TeX2img/blob/master/TeX2img.txt
--https://github.com/abenori/TeX2img/commits/master
-macOS 版
--http://island.geocities.jp/loveinequality/#machistory
--https://tex2img.tech/#HISTORY
--https://github.com/doraTeX/TeX2img/commits/master