[[TeXShop]] > 設定

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*設定 [#headline]

**アップデートを確認 [#rf318540]

設定を行う前に TeXShop が最新版であるかどうか,メニューの「TeXShop」-「アップデートを確認...」を選択して確認してください。
アップデートが失敗する場合は TeXShop の公式サイトから最新版の TeXShop をダウンロードし,アプリケーションフォルダ内の TeXShop.app を置き換えてください。(参考:[[TeXShop の Update error の原因が不明:https://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/mod/forum/discuss.php?d=1309]])


**基本的な設定(ptex2pdf の使用) [#ptex2pdf]

日本語の組版で一般的に使用される platex や uplatex を使用する場合は,環境設定を適切に行う必要があります。

基本的には,環境設定ウィンドウ左下の「設定プロファイル」というポップアップから選択すれば完了です。
はじめての場合は TeX Live に付属の [[ptex2pdf]] というスクリプトを設定しておけば十分でしょう。
これは設定プロファイルの「pTeX (ptex2pdf)」または「upTeX (ptex2pdf)」に該当します。
この2つの違いについては,[[LaTeX入門/発展編]]で簡単に説明しています。

以下に,「pTeX (ptex2pdf)」または「upTeX (ptex2pdf)」を選択した場合の標準的な設定の例を示します。
環境設定パネルでこのように設定していれば,TeXShop を快適に利用できると思います。

+[書類]で,設定プロファイルを「pTeX (ptex2pdf)」または「upTeX (ptex2pdf)」と選択します。エンコーディングは Unicode (UTF-8) にしておきましょう。
+[タイプセット]で,デフォルトのコマンドが「LaTeX」,デフォルトのスクリプトが「TeX + DVI」になっていることを確認します。
+[内部設定]は以下のように設定します:
-pTeX (ptex2pdf) を使用する場合
: TeX + dvipdfmx / TeX + dvips + distiller |
:: TeX | ptex2pdf -e -ot "-synctex=1 -file-line-error"
:: LaTeX | ptex2pdf -l -ot "-synctex=1 -file-line-error"
: BibTeX エンジン | pbibtex
-upTeX (ptex2pdf) を使用する場合
: TeX + dvipdfmx / TeX + dvips + distiller |
:: TeX | ptex2pdf -u -e -ot "-synctex=1 -file-line-error"
:: LaTeX | ptex2pdf -u -l -ot "-synctex=1 -file-line-error"
: BibTeX エンジン | upbibtex

以上の基本的な設定で,[[LaTeX 入門>LaTeX入門]]には事足ります。
デフォルトでは -file-line-error が入っていないのですが,これを加えておくとエラー時に該当する行にジャンプできて便利です。


**設定のカスタマイズ [#detail]

ここからは,設定方法をより詳しく説明します。

TeXShop では,

-euptex/uplatex + dvipdfmx
-euptex/uplatex + dvips + ps2pdf
-pdftex/pdflatex/luatex/lualatex/luajittex/luajitlatex/xetex/xelatex

といったさまざまなプログラム(の組み合わせ)を実行できます。
これらのプログラムのうちどれを使用するのかによって,設定は異なります。

大きく分けて,以下の3つの設定方法があります。

+[[ptex2pdf]](TeX Live に付属の Lua スクリプト)を使用する方法
--設定プロファイルから pTeX (ptex2pdf) または upTeX (ptex2pdf) を選択し,必要なオプションを加えます。これは既に[[基本的な設定>TeXShop/設定#ptex2pdf]]で述べたとおりです。
+[[latexmk>Latexmk]](TeX Live に付属の Perl スクリプト)を使用する方法
--[[下記>TeXShop/設定#latexmk]]を参照して直接記述します。
+シェルスクリプト(TeXShop に付属のシェルスクリプト)を使用する方法
--[[スクリプト]]を参照して適切なスクリプトを選択または作成して実行権限を与え,[[下記>TeXShop/設定#script]]を参照して設定します。

***latexmk を使用する [#latexmk]

-Latexmk-up(La)TeX を使用する場合
: TeX + dvipdfmx / TeX + dvips + distiller |
:: TeX | latexmk -e "$latex=q/euptex %O -synctex=1 -file-line-error %S/" -e "$bibtex=q/upbibtex %O %B/" -e "$biber=q/biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B/" -e "$makeindex=q/upmendex %O -o %D %S/" -e "$dvipdf=q/dvipdfmx %O -o %D %S/" -norc -gg -pdfdvi
:: LaTeX | latexmk -e "$latex=q/uplatex %O -synctex=1 -file-line-error %S/" -e "$bibtex=q/upbibtex %O %B/" -e "$biber=q/biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B/" -e "$makeindex=q/upmendex %O -o %D %S/" -e "$dvipdf=q/dvipdfmx %O -o %D %S/" -norc -gg -pdfdvi

-Latexmk-Lua(La)TeX を使用する場合
: TeX + dvipdfmx / TeX + dvips + distiller |
:: TeX | latexmk -e "$lualatex=q/luatex %O -synctex=1 -file-line-error %S/" -e "$bibtex=q/upbibtex %O %B/" -e "$biber=q/biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B/" -e "$makeindex=q/upmendex %O -o %D %S/" -norc -gg -pdflua
::LaTeX | latexmk -e "$lualatex=q/lualatex %O -synctex=1 -file-line-error %S/" -e "$bibtex=q/upbibtex %O %B/" -e "$biber=q/biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B/" -e "$makeindex=q/upmendex %O -o %D %S/" -norc -gg -pdflua


***''シェルスクリプト''を使用する [#script]

TeXShop には「pdfeuptex/pdfuplatex」「pdfeuptex2/pdfuplatex2」「euptex2pdf-utf8/uplatex2pdf-utf8」の3組のシェルスクリプトが付属しています。
これらの具体的な内容については[[スクリプト]]を参照してください。
「TeX/LateX」それぞれに設定するためのシェルスクリプトを作成し,実行権限を割り当ててから「内部設定」で指定します。

-~/Library/TeXShop/bin/pdfeuptex, ~/Library/TeXShop/bin/pdfuplatex, upbibtex を使用する場合
: TeX + dvipdfmx / TeX + dvips + distiller |
:: TeX | ~/Library/TeXShop/bin/pdfeuptex
:: LaTeX | ~/Library/TeXShop/bin/pdfuplatex

-~/Library/TeXShop/bin/pdfeuptex2, ~/Library/TeXShop/bin/pdfuplatex2, upbibtex を使用する場合
: TeX + dvipdfmx / TeX + dvips + distiller |
:: TeX | ~/Library/TeXShop/bin/pdfeuptex2
:: LaTeX | ~/Library/TeXShop/bin/pdfuplatex2


***パーソナルスクリプトについて [#personal]

環境設定の[詳細]でパーソナルスクリプトを指定すると,「pdfTeX」「TeX+DVI」と切り替えてタイプセットできます。
通常使う「TeX+dvipdfmx / TeX+dvips+distiller」で指定しているスクリプトをコピーし,適切なオプションを加えて記述します。
たとえば --shell-escape を有効にしたスクリプトを準備しておけば,必要に応じて TeXShop からでも --shell-escape を用いることができます。
なお,設定プロファイルで一括設定をすると「パーソナルスクリプト」は初期化されます。


**設定がうまくいかないときは [#j5417649]

[[TeXShop FAQ]] にも情報があります。